説明

株式会社松本微生物研究所により出願された特許

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【課題】害虫を対象とした微生物農薬として利用可能な新規微生物、並びにそれを用いた微生物農薬を提供する。
【解決手段】バチルス・サブティリス(Bacillus subtilis)An11−1菌株(NITE P−997)、及び該菌株を有効成分として含有する微生物農薬。前記An11−1株は、肉食性昆虫であるクロコウスバカゲロウの幼虫の消化管から単離培養された菌株の中から、農業害虫であるハスモンヨトウに対して高い殺虫活性を有する菌株として単離されたものである。 (もっと読む)


【課題】低pH条件下でも優れた油脂分解能力を発揮することのできる微生物を用いた微生物製剤及び廃液処理方法を提供する。
【解決手段】ラオウルテラ プランティコーラ(Raoultella planticola)を含有する油脂分解用微生物製剤。油脂を含む廃液中に前記微生物を添加することにより、前記廃液中の油脂を分解させることを特徴とする廃液処理方法。前記微生物はpH3〜9前後の広いpH範囲において優れた油脂分解能力を発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】外生菌根菌又はアーバスキュラー菌根菌を高密度に保持し、土壌に施用した際に該微生物の効果を十分に発揮させることのできる緑化資材を提供する。
【解決手段】植物炭化物に有機酸、野菜汁、及び果汁のうちの少なくとも1つを添加することによりpH5.0〜8.0とし、これに外生菌根菌及び/又はアーバスキュラー菌根菌を保持させることにより緑化資材を得る。これにより、通常、化学的特性が弱アルカリ性〜アルカリ性である植物炭化物を、弱酸性〜酸性の条件を好む外生菌根菌やアーバスキュラー菌根菌を保持させるための素材として最適なものとすることができる。従って、本発明の緑化資材によれば、外生菌根菌及び/又はアーバスキュラー菌根菌を前記植物炭化物上で効率よく増殖させて高密度に保持することができ、土壌に施用した際にこれらの微生物の効果を安定して発揮させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】土壌中の他の微生物との拮抗作用を考慮しつつも短時間で結果を得ることができる土壌の健全性の評価方法を提供する。
【解決手段】(i)評価対象の土壌の試料にペクチンを添加して培養し、培養後の試料のペクチン分解酵素活性を測定し;(ii)評価対象の土壌の試料にペクチンを添加せずに培養し、培養後の試料のペクチン分解酵素活性を測定し;(iii)(i)で測定されたペクチン分解酵素活性と(ii)で測定されたペクチン分解酵素活性との差をとり、この差を評価対象の土壌のペクチン分解酵素誘導活性とし;及び(iv)評価対象の土壌のペクチン分解酵素誘導活性を、予め算出された健全土壌のペクチン分解酵素誘導活性と比較し、評価対象の土壌のペクチン分解酵素誘導活性が健全土壌のペクチン分解酵素誘導活性より一定割合以上高い場合、評価対象の土壌は不健全であると判断。 (もっと読む)


【課題】強い殺菌作用が得られ、効率的に殺菌処理を行うことのできる殺菌方法及び該殺菌方法に用いられる殺菌装置を提供する。
【解決手段】光触媒を利用して水中の微生物を殺菌する殺菌装置において、光触媒を保持し該光触媒と処理対象水を接触させる光触媒反応部11と、前記光触媒に励起光線を照射する光源12と、水に溶解して塩化物イオンを生じる塩類を前記処理対象水に所定量添加する塩類添加手段16とを設ける。処理対象水は循環ポンプ13によって流路中を循環し、光触媒反応部11を通過する際に該光触媒反応部11に収容された光触媒によって殺菌される。このとき、塩類添加手段16によって処理対象水に少量の塩類を添加することにより光触媒による殺菌作用を高めることができ、強い殺菌力で効率よく処理を行うことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】土壌への施用後、短期間で土壌の団粒化や施肥効果を発揮することができ、しかも、嵩張らず、運搬や取扱いを容易に行うことのできることのできる、ミミズ糞を利用した微生物資材を提供する。
【解決手段】ミミズ糞に含まれる土壌微生物の抽出液(以下、単に抽出液という)に、微好気性菌を含む絶対好気性菌を添加する。この抽出液とは、ミミズの糞に所要の水、例えば塩素や各種の化学物質を含有しないイオン水などを添加して土壌微生物を抽出した液分をいう。抽出液に添加される微好気性菌を含む絶対好気性菌とは、例えば紅色非硫黄細菌などの光合成細菌や、乳酸菌などを含む微生物をいう。紅色非硫黄細菌の場合、種の種類を問わないが、本発明を実施するうえでは、ロドバクター・キャプスラータ( Rhodobacter capsulata)が特に望ましい。 (もっと読む)


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