説明

学校法人トヨタ学園により出願された特許

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【課題】被窒化処理物が持つ靭性等の特性を維持しつつ、表面の硬度を高めることができるとともに、耐久性を向上させることができる窒化処理方法を提供する。
【解決手段】窒化処理方法は、被窒化処理物16の表面に窒素プラズマを照射して窒化処理を行い、被窒化処理物16の表面に窒素原子の薄い拡散層を形成するものである。例えば、アルゴンプラズマ21から電子ビームを引き出し、該電子ビームにより窒素ガスから窒素プラズマ24を生成させ、該窒素プラズマ24により被窒化処理物16の表面から内部へ窒素原子を拡散させ、厚さが10μm以下の窒素原子の拡散層を形成する。窒化処理の温度は350〜600℃であることが好ましく、窒化処理の時間は1〜8時間であることが好ましい。また、被窒化処理物16に印加されるバイアス電圧は−50V〜−5Vであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】小型で高精度な光ジャイロを提供する。
【解決手段】基板11の一面上に、レーザ発振器12と検出用導波路13を備える。レーザ発振器12は、励起光を出力する励起光源20と、リング形状の導波路を有する光共振器22と、光共振器22よりも屈折率の高いレーザ媒質を用いて形成されたリング形状の導波路を有し、励起光を受けて非線形光学効果により励起光と異なる波長の光を生成するとともに、生成した光を光共振器22に導くレーザ媒質部材21を備える。検出用導波路13は、光共振器22の導波路に光学的に結合されている。そして、レーザ媒質部材21で生成されて光共振器22及びレーザ媒質部材21の導波路で共振し、光学的に結合された光共振器22及びレーザ媒質部材21の導波路内を互いに逆方向に伝搬する光CW,CCWを、重ね合わせるために光共振器22の導波路からそれぞれ引き出す。 (もっと読む)


【課題】 硫化水素ガスを用いることなく、金属材の表面にナノカーボン類を含む炭素膜を形成する。
【解決手段】 鉄を主成分とする金属材の表面に、希硫酸を塗布する第1工程と、第1工程の後に、金属材の表層に窒化層が形成される窒化条件の下でCO、COおよび有機ガスからなる群から選ばれる少なくとも一種とともに金属材を熱処理することによって、金属材の窒化層の表面に、カーボンナノコイル、カーボンナノチューブおよびカーボンナノフィラメントからなる群から選ばれる少なくとも1種のナノカーボン類を含む炭素膜を形成する第2工程と、を有する、金属材の表面処理方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】分析対象試料に赤外線とX線とを同時に透過させて測定することができると共に、装置の小型化を図ることができる赤外透過スペクトル測定装置を提供する。
【解決手段】赤外線を照射するための赤外線発生器10と、赤外線発生器10からの赤外線を分析対象試料30に向けて反射させる第1反射鏡11と、分析対象試料30を透過した赤外線を赤外線検出器13に向けて反射させる第2反射鏡12とを備え、受光した赤外線をフーリエ変換分光法によって分光して分析対象試料を測定する赤外透過スペクトル測定装置において、分析対象試料30に照射するためのX線発生器20と、分析対象試料30を透過したX線を受光する小角散乱検出器21または広角散乱検出器22のいずれか一方または両方とを備え、X線を挟んだ一方の側に第1反射鏡11を配置し、X線を挟んだ他方の側に第2反射鏡12を配置した。 (もっと読む)


【課題】 耐熱収縮性に優れた芳香族ポリエステル樹脂成形体を、複雑な装置や煩雑な操作を必要とせず、簡易に且つ安価に製造できる方法を提供する。
【解決手段】 本発明の芳香族ポリエステル樹脂成形体の製造方法は、ポリエチレンテレフタレート樹脂等の芳香族ポリエステル樹脂からなるフィルム又はプリフォームに、トルエン等の炭化水素化合物を含浸させた後、(前記芳香族ポリエステル樹脂のガラス転移温度+15℃)以下の温度で延伸処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】横幅が大きい材料を短時間且つ低コストで処理できる大気圧プラズマジェット装置を提供する。
【解決手段】単1のガス種、又はプラズマ中において相互に化学反応しにくい2以上のガス種から成る原料ガスを用いて大気圧プラズマジェットを発生させる大気圧プラズマジェット発生手段3と、大気圧プラズマジェットのプラズマプルームを噴出するノズル5と、を備え、ノズル5は、出口側開口部25の断面形状が細長いスリット形状であるとともに、その内部に、プラズマプルームをスリット形状の長手方向に広げる拡散部材29を有する。 (もっと読む)


【課題】堆積層の付着を軽減でき、表面粗さの低い窒化層を形成することが可能なアルミニウム基材の表面窒化方法を提供することを目的とする。
【解決手段】アルミニウム基材Wと充填粉末Pとをバレル槽2に投入し、このバレル槽2内において窒素ガスの存在下でアルミニウム基材Wと充填粉末Pとを加熱しつつ攪拌することでアルミニウム基材Wの表面に窒化物層を形成させるものであって、充填粉末として、研磨剤としてのアルミナ粉末と活性化粉末としてのマグネシウム含有粉末を含むものを使用する。または、充填粉末として、研磨剤としてのアルミナ粉末と活性化粉末としてのマグネシウム粉末とを含むものを使用し、かつ、アルミナ粉末として、粒度の大きいアルミナ粉末と粒度の小さいアルミナ粉末とを混合したものを使用する。 (もっと読む)


【課題】アスペクト比の高い板状結晶が、熱可塑性樹脂相に分散されてなる熱可塑性樹脂組成物及びその効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、モンモリロナイト、マイカ等の層状化合物等からなる粉体、及び、オレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂からなる粉体を、熱可塑性樹脂の軟化点以下、且つ、剪断速度20〜400sec−1の条件下で、固相混合する第1工程と、固相混合物を溶融混練する第2工程と、を備え、アスペクト比が5〜100であり、厚さが1〜100nmである板状結晶が、熱可塑性樹脂相に分散されてなる熱可塑性樹脂組成物を製造する方法である。 (もっと読む)


【課題】固定軸部に配線されるリード線の調整を容易に行うこと。
【解決手段】モータ100は、N本のシャフト16と、一対のエンドプレート17と、を有する固定軸部13と、N本のシャフト16に固定されたステータ11と、ステータ11の外周側に配置されたロータ12と、を備える。固定軸部13は、N本のシャフト16と一対のエンドプレート17により、かご型を形成している。これにより、作業者は固定軸部13に配線されているリード線14を目視で確認し、調整することができる。 (もっと読む)


【課題】初晶α−Alを晶出させることでミクロ結晶組織が微細化された微細結晶組織を有するAl−Si系合金、その製造方法、その製造装置及びその鋳物の製造方法を提供する。
【解決手段】超音波振動を発生させる超音波振動子8と、前記超音波振動子8に接続され前記超音波振動を所定方向に伝達する超音波ホーン7と、前記溶湯を貯留して前記超音波ホーン7に当接する処理容器2と、前記処理容器2を前記超音波ホーン7側に押圧して固定する処理容器固定手段3と、用いて過共晶Al−Si系合金溶湯の冷却過程の際に前記溶湯に超音波振動を付与することで初晶α−Alを晶出させてなる。 (もっと読む)


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