説明

共立建設株式会社により出願された特許

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【課題】既存建物の片側に張り出す桁行き方向の外廊下を構成する床スラブの耐震補強構造において、工期を短縮し、工事中においても居住者の通行などをできるだけ妨げないようにする耐震補強構造および耐震補強方法を提供する。
【解決手段】既存建物の片側に張り出す桁行き方向の外廊下を構成する床スラブ10の外側に補強フレーム2を構築し、補強フレーム2と既存建物の躯体11とを、床スラブ10と床スラブ10の下面側に増し打ちした補強スラブを介して連結し、構造的に一体化してなる耐震補強構造において、補強スラブを桁行き方向に多数に分割した補強スラブエレメントで構成してなり、補強スラブエレメントは、上面が開口した箱状の捨て型枠と、捨て型枠内に充填して硬化させたコンクリート5からなる。捨て型枠内には、あらかじめ鉄筋を組み込んでおくと、床スラブ10への取付けが円滑である。 (もっと読む)


【課題】 基礎と建物床との相互位置を長期間一定に保つことができて、基礎と建物床との寸法狂いを生じる虞をなくし得る建物床の施工方法を提供すること。
【解決手段】 滑り支承4と角材21とを基礎3上に設置し、滑り支承4と角材21とを介在させて建物床5を基礎3上に形成し、建物床5の形成後、基礎3と建物床5との間に膨縮自在な膨縮袋25を介在させ、角材21による建物床5の支持から膨縮袋25による建物床5の支持に切替るべく、基礎3と建物床5との間に介在させた膨縮袋25内に圧縮空気を導入することで当該膨縮袋25を膨張させ、基礎3と膨縮袋25に支持された建物床5との間から角材21を除去し、角材21を除去した後、膨縮袋25内の圧縮空気を排出することで当該膨縮袋25を収縮させ、収縮させた膨縮袋25を基礎3と建物床5との間から除去する。 (もっと読む)


【課題】 支持具を基礎上に設置する手間を省いて免震構造物の施工を簡単にすることができ、また、免震装置の個数や配置等の幅広い選択を行い得る免震構造物の施工方法を提供すること。
【解決手段】 免震構造物の施工方法をもって施工された戸建住宅1は、地盤2に設置されたコンクリート製の基礎3と、基礎3上に複数の免震装置4、5及び6を介して支持されたコンクリート製の床7を含む構造物としての建物本体8とを具備している。戸建住宅1は、免震装置4、5及び6によって免震化されている。 (もっと読む)


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