説明

アルコ ケミカル テクノロジー エルピーにより出願された特許

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【課題】 エポキシド重合において高い活性を有し、かつ比較的高い重合温度でさえも不飽和度の非常に低いポリオールをもたらす固体状の二重金属シアン化物触媒を提供する。
【解決手段】 本発明の触媒は二重金属シアン化物化合物(例えば亜鉛ヘキサシアノコバルテート)、有機錯化剤(例えばt−ブチルアルコール)および約5〜80重量%のポリエーテルポリオールを含有し、該ポリエーテルポリオールのヒドロキシル基の一部または全部が第三級ヒドロキシル基である点に特徴がある。このような第三級ヒドロキシル基含有ポリエーテルポリオールとしては、イソブチレンオキシドでキャップしたポリ(オキシプロピレン)ポリオールがある。 (もっと読む)


【解決手段】 少なくとも70wt%の実質的に非晶質の2金属シアン化物(DMC)錯体から成る触媒、及び、錯生成剤の存在下、水溶性金属塩水溶液と水溶性金属シアン化物塩水溶液とを密接に混合、反応させ、沈殿DMC錯体触媒を含む水性混合物を製造し、DMC錯体触媒を分離して乾燥させる方法。
【効果】 エポキシド重合に対する活性が大きい。本発明の触媒を用いて製造されるポリオール生成物は非常に透明で、きわめて低い不飽和を有し、また検出可能な量の低分子量ポリオール不純物を含まない。 (もっと読む)


【課題】 触媒除去法はどれも費用のかかるものである。これらの方法の工程は時間がかかり、労働集約的であり、かつ処理物質を必要とする。しばしばユーティリティコストが大きい。ポリオール処理により廃棄生成物、すなわち水洗からの廃水、吸着剤ろ過ケーク、使用済みイオン交換樹脂が生じる。
【解決手段】 活性の大きな2金属シアン化物(DMC)触媒を開示した。この触媒は、DMC錯体と、有機錯生成剤と、触媒量の約5〜約80wt%を占める、約500よりも大きな数平均分子量を有するポリエーテルとから成る。この触媒を製造する方法をも開示した。この触媒は、製造が容易で、非常に大きな活性を有し、また必要な場合容易にポリマー生成物から除去される。 (もっと読む)


【構成】 少なくとも約70wt%の実質的に非晶質のダブルメタルシアン化物錯体よりなる触媒及びこの触媒の存在下でエポキシドを重合させる方法が提供される。
【効果】 実質的に結晶質の成分を有する従来のダブルメタルシアン化物触媒に比べてエポキシド重合に対する活性が大きく、これを用いて製造されるポリオール生成物は非常に透明であり低分子量ポリオール不純物を含まない。 (もっと読む)


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