説明

クローノス インターナショナル インコーポレイテッドにより出願された特許

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本発明は、分散させた物質を界面活性剤分散液から光触媒反応により沈殿させるための方法に関する。界面活性剤分散液は、少なくとも1つの分散剤、分散させた物質、界面活性剤および光触媒を含有する。光触媒としては、殊に、紫外光スペクトル範囲内および場合により可視光スペクトル範囲内で光活性である二酸化チタンが適している。分散剤としては、特に水または水含有液体である。界面活性剤としては、なかんずくペルフルオロ化界面活性剤(PFT)が適している。本方法は、殊に感温性物質、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が簡単な方法で沈殿されうることを示す。 (もっと読む)


本発明は、多段階法で四塩化チタンから酸化によって二酸化チタンを製造する方法に関し、本方法では、第一工程で液状の四塩化チタンを使用し、第二工程では気体状の四塩化チタンを使用する。第一工程において、O2:TiCl4のモル比の値は、1より大きい。第一公知で使用される液状四塩化チタンの量は、好ましくは全量の20%以下である。本発明による方法はエネルギー効率が良く、より小さな二酸化チタン粒子につながる。 (もっと読む)


本発明は、工業用プラスチックでの使用に特に適した耐候性二酸化チタン顔料、及びその製造方法に関する。前記二酸化チタンは、内側から外側に向かって緻密なSiO2層、Al23層、及び有機層を有する表面被覆を備えており、ここで粒子の全Al23含分は全顔料に対して最大2.4質量%であり、かつ前記有機層はH−シロキサン、シリコーンオイル、及び有機官能化されたポリシロキサンの群からの化合物を少なくとも1つ含む。本製造方法は、Alドープされた二酸化チタン粒子の水性懸濁を撹拌ミルで粉砕し、それからバッチ法で緻密なSiO2層及びAl23層を施与し、引き続きH−シロキサン、シリコーンオイル、及び有機官能化されたポリシロキサンの群からの化合物を少なくとも1つ含む有機層を施与することにより特徴付けられる。
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本発明は、水性懸濁液中での無機固体粒子の表面被覆方法、殊にSiO2を用いた二酸化チタンの被覆に関する。該方法は、a) 水性懸濁液中にある固体粒子を解凝集させる工程、b) 被覆物質の水溶性の前駆体化合物を該懸濁液へ添加する工程、c) 工程b)の直後に引き続く、分散装置内での懸濁液をホモジナイズする工程 (工程a)ないしc)において、懸濁液の温度およびpH値は顕著には変わらない)、d) 懸濁液を容器内へ移し、且つ粒子表面へ被覆物質を沈殿させ、且つ随意にさらなる被覆を適用する工程、e) 固体粒子を懸濁液から分離する工程を含む。該方法は、非常に均一且つ閉じられた外被を粒子表面上にもたらし、且つ、別途沈降する被覆物質をよりわずかしかもたらさない。 (もっと読む)


本発明は、多工程方法における四塩化チタンの酸化による二酸化チタンの製造方法に関し、その際酸素も四塩化チタンも多工程において計量供給される。第1の工程においては、ガス状のTiCl4は、TiO2含有ガス懸濁物を生じるために、予備加熱された酸素含有ガス流中へと化学量論量で又は化学量論量を超えて導入される。第2の又は更なる工程においては、更なるTiO2を生じるために、液状のTiCl4および酸素含有ガスがTiO2含有ガス懸濁物中に導入される。本発明の一実施態様において、第2の又は更なる工程においてTiCl4及び酸素含有ガスは約50℃未満の温度でもって添加される。本発明は技術水準からの公知の方法に対して顕著なエネルギー節約を可能にする。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも2の段階における管型反応器中での四塩化チタンと予備加熱した酸素との反応による二酸化チタンの製造方法であって、四塩化チタンが液状の形態のみで使用される製造方法に関する。この全体の使用される液状TiCl4はこの場合に量的に分割され、この結果第1の段階では、液相の使用にもかかわらずこの燃焼を開始するために少量のTiCl4のみが計量供給される。この必要とされる活性化エネルギーは第1の段階では予備加熱した酸素を介してのみ提供される。他の全ての工程において、活性化エネルギーは、予備加熱された酸素と、前接続した工程に放出される、TiCl4の酸化の反応エンタルピーとにより提供される。本発明による方法は、公知方法に対してエネルギー的節約を生じる。 (もっと読む)


本発明は、四塩化チタンの酸化と二酸化チタン粒子−ガス混合物の引き続く冷却を冷却区画中で研磨粒子を添加しながら行うことによる二酸化チタンの製造方法であって、ガス−粒子−流が回転する製造方法に関する。本発明により四塩化チタンは、軸方向の酸素含有流中へと管型反応器の横断面位ではあるが、半径方向とは逸脱して導通される。酸素含有ガスの貫流速度は、20m/sよりも大きく、特に少なくとも40m/sである。この本発明による方法は、一方では管型反応器及び反応器−冷却区画の内壁から効率的にTiO2付加物を除去し、これにより改善された冷却性能を達成し、他方では、狭い粒径分布を有するTiO2顔料を生じることを可能にする。
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本発明は、水性懸濁液中で無機固体粒子、特に二酸化チタンを表面処理するにあたり、懸濁液を撹拌機ミルを介して移送しながら、粒子を表面コーティングする表面処理方法に関する。この方法は有利には、二酸化チタン粒子をSiO2を用いてコーティングするために使用される。この本発明により処理された粒子は極めて平滑な均一なかつ閉じられたシェル及び顕著に改善された着色力(tinting strength)を示す。
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本発明は、装飾紙における使用のための良好な歩留と同時に、良好な不透明度を有する被覆された二酸化チタンの顔料、ならびにその製造方法に関する。この顔料は、アルミニウムオキシドフォスファートと結合された中空体を含む表面被覆によって特徴付けられる。この製造方法は、まずアルミニウム成分とリン成分をTiO2の懸濁液に加え、その間pH値を10未満に低下させないことによって特徴付けられる。引き続き中空体の添加、および引き続いて少なくとも1の酸性成分の添加を行い、このことによって懸濁液のpH値を4〜9の範囲に低下させる。代替的な方法実施において、懸濁液はアルミニウム成分の、およびリン成分の添加の際、4未満のpH値を有する。 (もっと読む)


本発明は、先行技術と比べて紙の高めた不透明度を有する装飾紙に使用するためのルチル型二酸化チタン顔料並びに製造方法に関する。この顔料は、リン酸アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素及び酸化チタンを含有するが、有意な量のジルコニウム化合物を含有しない表面被覆を有する。酸化ケイ素は、緩い堆積の形で存在し、そのBET比表面積は少なくとも15m2/gである。この製造方法は、まず、アルミニウム成分及びリン成分をTiO2懸濁液に添加することを特徴とする。引き続き、アルカリ性ケイ素成分及び酸性に反応するチタン成分及び場合によりpH値を調節する他の成分の添加を行い、その際、pH値は4〜9の範囲内の値に調節する。 (もっと読む)


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