説明

株式会社湘南合成樹脂製作所により出願された特許

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【課題】熱硬化性樹脂を含浸させた管状のライニング材を管路の管内周面に押圧した状態でライニング材を加熱することでライニング材の熱硬化性樹脂を硬化させて管路をライニングする工法において、ライニング材の加熱をその長さ方向にも面状にも均一に行なえ、効率良く、低コストで行なえる工法を提供する。
【解決手段】ライニング材3を管路1の管内周面に押圧した状態で、温水ポンプの駆動により発生した温水が加圧されてライニング材3に挿入されたチューブ16に供給される。チューブ16の長さ方向に所定間隔を置いて複数設けられた噴霧器から温水ミストが拡散されて噴出し、ライニング材3の内周面に吹き当てられることにより、ライニング材3の熱硬化性樹脂が加熱され硬化する。 (もっと読む)


【課題】本管側から全ての作業を行うことができ、地上の状況に拘らず常に確実に枝管のライニングを可能ならしめる枝管ライニング材及び枝管ライニング工法を提供する。
【解決手段】硬化性樹脂を含浸し、外面に気密性の高いフィルムをコーティングして成る管状樹脂吸収材の一端に鍔3を形成し、管状樹脂吸収材の外周面にシーリングチューブ5を取り外し可能に取り付けて枝管ライニング材1を構成する。その枝管ライニング材1を、その鍔を折り返した状態で本管30内に導入し、該枝管ライニング材の鍔を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で、枝管ライニング材を流体圧によって枝管31内に本管側から地上に向かって反転挿入し、枝管ライニング材を枝管の内周面に押圧したまま枝管ライニング材に含浸された硬化性樹脂を硬化させた後、シーリングチューブ5を取り除く。 (もっと読む)


【課題】管ライニング材の反転を途中で停止させることなく、確実にしかも円滑に既設管路に反転挿入することが可能な管ライニング材の管路内への反転挿入方法を提供する。
【解決手段】管ライニング材17が収納容器1から引き出されて、導管40を介して反転ノズル10に導かれ、密閉容器内に流体圧を作用させることにより反転ノズルによって管ライニング材の反転が開始される。反転されたライニング材は、既設管路31の入口に配置された屈曲管45を介して垂直方向から水平方向に向きを変えられて管路内に反転挿入される。このような構成では、ライニング材の屈曲進行方向が緩やかにかつ確実に管路の延びる方向に変更されるため、ライニング材が既設管の段差等に影響されることなく、ライニング材を確実に管路内に反転挿入することができる。 (もっと読む)


【課題】管ライニング材を収納容器から円滑に反転ノズルに導くことができるライニング材反転装置を提供する。
【解決手段】管ライニング材17が収納容器から引き出されて、導管40を介して反転ノズル10に導かれる。導管には、管ライニング材と接触して接触による摩擦圧を軽減させて管ライニング材を反転ノズルに案内するローラー43が複数設けられる。管ライニング材の進行につれて管ライニング材がローラーと接触し回転することにより、管ライニング材の厚みが増加した場合や、大口径の管ライニング材で重量が増加した場合にも、管ライニング材を円滑に反転ノズルまで案内することができ、管ライニング材の反転が途中で停止してしまうことを防止できる。 (もっと読む)


【課題】液状硬化性樹脂を含浸させた柔軟な樹脂吸収材からなる管状でつば付きのライニング材により既設管の一端の管口から既設管の内周面をライニングする工法で、既設管の管口の周縁部における隙間の開口をつばで完全に封止できる工法を提供する。
【解決手段】 ライニング材3の一端部を放射状に切り広げて複数の切片3aを形成し、ライニング材3を枝管2内に挿入する前に、液状硬化性樹脂を含浸させた柔軟な樹脂吸収材からなるつば4,4′と複数の切片3aとを重ねて枝管2の管口の周囲の面に圧接させた後、つば4,4′と切片3aの液状硬化性樹脂を硬化させることで、つば4,4′を枝管2の管口の周囲の面に接着して固定すると共に、切片3aに接着してライニング材3の一端部に一体的に結合する。こうすれば、つば4,4′が管口の周囲の面に全面的に密着し、上記隙間の開口を完全に封止できる。 (もっと読む)



【課題】 非円形断面を有する管路に対してもその全周に亘って略均一な厚さでライニングを施すことができる管ライニング工法を提供する。
【解決手段】 第1の管ライニング材2を流体圧によって管路1内に反転挿入し、この第1の管ライニング材2を管路1の内壁に押圧したまま、該第1の管ライニング材2に含浸された硬化性樹脂を硬化させた後、第2の管ライニング材15を流体圧によって第1の管ライニング材2内に反転挿入し、この第2の管ライニング材2を第1の管ライニング材2の内周面に押圧したまま、該第2の管ライニング材15に含浸された硬化性樹脂を硬化させる。 (もっと読む)


【目的】 十分な内圧強度と外圧強度を兼備し、又、硬化した管ライニング材が内圧管の内壁から剥れるのを防ぐ。
【構成】 軟質で引張強度の高い耐内圧ライナー2と、硬化性樹脂を含浸し高い曲げ弾性を有する耐外圧ライナー3とで多層に構成する。又、内圧管10の補修に際しては、管ライニング材1を内圧管10内に導入し、該管ライニング材1を、その耐外圧ライナー3が最内層に位置する状態で内圧管10の内壁に押圧し、その状態を保ったまま、耐外圧ライナー3に含浸された硬化性樹脂を硬化させる。 (もっと読む)



【目的】 平坦な側壁を有する管路に対しても所望のライニング厚を確保することができる管ライニング材及び管路補修工法を提供すること。
【構成】 その厚さが円周方向に対して部分的に厚くされた管ライニング材1を管路6内に挿入し、該管ライニング材1を流体圧で管路6の内周面に押圧したまま、管ライニング材1に含浸された硬化性樹脂を硬化させて管路6の内周面をライニングする。平坦な垂直壁6a,6aを有する管路6をライニングする場合、管ライニング材1の厚い部分(樹脂吸収材5,5が配された部分)が管路6の垂直壁6a,6aに押圧されるようにすれば、この厚い部分に含浸された硬化性樹脂が樹脂吸収材2,3,5から押し出されて垂れても、この部分の厚さは少なくとも他の部分の厚さと同等以上に維持されるため、平坦な垂直壁6a,6aを有する管路6に対しても所望のライニング厚を確保することができる。 (もっと読む)


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