説明

アイシン・エーアイ株式会社により出願された特許

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【課題】選択歯車式変速機の潤滑装置において、変速軸の軸線方向に複数箇所に形成された径方向の分配孔から供給される潤滑油の量がそれぞれ適切な値となるようにする。
【解決手段】底部に潤滑油を収容したケーシング10内に回転可能かつ水平に支持された変速軸20は、軸線方向の複数箇所にそれぞれ変速歯車等30A〜30Cを相対回転可能に支持し、少なくとも軸線方向の一端側の端面に潤滑油を導入する導入口25aを有する軸穴25を備えている。変速軸20の各変速歯車等30A〜30Cを設ける位置には外周面と軸穴とを連通する複数の分配孔26a〜26cを形成し、軸穴25の内径を導入口から各分配孔の中間部において段階的に太くした。 (もっと読む)


【課題】 潤滑油以外の水などの異物がケースの内部に侵入した場合に、ケースの内部への異物の拡散を防止する変速機を提供することである。
【解決手段】 本発明の変速機は、変速機構を内部に有し、変速機構に用いられる潤滑油が貯留し、内部と外部とを連通するブリーザ孔11が上部に形成されているケース1を有する変速機であって、ブリーザ孔1と変速機構との間に位置し、水等が貯留できるようにケース1が凹んで形成されるタンク3を有することを特徴とする変速機。 (もっと読む)


【課題】HV−MT車に適用され、種々の状況において適切なシフトフィーリングを得ることができる動力伝達制御装置を提供すること。
【解決手段】この動力伝達制御装置は、動力源として内燃機関とモータとを備えたハイブリッド車両に適用され、手動変速機と、摩擦クラッチとを備える。モータの出力軸は、手動変速機の入力軸に接続される。摩擦クラッチが分断状態にあり、且つ、運転者による変速操作がなされていると判定されたことに基づいて、手動変速機の入力軸を回転駆動するためにモータのトルク(MGトルク)が調整される。これにより、変速操作中(特に、同期作動中)において、手動変速機の入力軸を回転駆動するためにその入力軸に対して任意の大きさのMGトルクが与えられ得る。従って、種々の状況に応じて同期作動中における「シフト力積」を積極的に調整することができる。 (もっと読む)


【課題】選択歯車式変速機の潤滑装置において、変速軸の軸線方向に複数箇所に形成された径方向の分配孔から供給される潤滑油の量がそれぞれ適切な値となるようにする。
【解決手段】底部に潤滑油を収容したケーシング10内に回転可能かつ水平に支持された変速軸20は、軸線方向の複数箇所にそれぞれ変速歯車21A〜21Cを相対回転可能に支持し、少なくとも軸線方向の一端側の端面に潤滑油を導入する導入口20bを有する軸穴20aを備えている。変速軸20の各変速歯車21A〜21Cを設ける位置には外周面と軸穴とを連通する複数の分配孔20c〜20eを形成し、導入口に近い分配孔20c、20dには軸穴20a内に突出して変速軸20と各変速歯車の相対回転部分に供給される潤滑油の供給量を調整する油量調整管29a、29bを設ける。 (もっと読む)


【課題】変速機のシフト装置の操作フィーリングを向上させ、部品を共用して製造コストを低下させる。
【解決手段】ハウジング10,11に回動及び軸線方向摺動可能に支持されたシフトアンドセレクトシャフト12に、ボス部30aとフォークシャフトを駆動するレバー先端部30bよりなるインナレバー30を固定し、回動自在に設けたインターロック部材14の回動をハウジングに設けた回り止め部材35により拘束する。ボス部30aの外周に形成したカム面31に、回り止め部材に摺動自在に設けた摺動ピン36の先端を弾性的に押圧し、インナレバー30の作動に節度を与えて操作フィーリングを向上させ、またカム面に整列して設けた複数のガイドプレート32により摺動ピンを案内し、インナレバーのレバー先端部を正しい軌跡に沿って移動させて、操作フィーリングの向上に対する悪影響をなくす。 (もっと読む)


【課題】「HV走行用変速段」と「EV走行用変速段」とを備えたHV−MT車用の手動変速機であって、シフト操作部材の操作の際に通常のMT車両に慣れ親しんだ運転者に違和感を与える恐れのないものを提供すること。
【解決手段】この手動変速機は、クラッチC/Tを介して内燃機関E/Gから動力が入力される入力軸Aiと、電動機M/Gから動力が入力される出力軸Aoとを備える。この変速機は、動力伝達系統がAi−Ao間で確立されないEV走行用の複数の変速段(EV、EV−R)と、動力伝達系統がAi−Ao間で確立されるHV走行用の複数の変速段(2速〜5速)とを有する。H型のシフトパターン上にて、前進用のEV走行用変速段のシフト完了位置(EV)が最も左側のシフトラインの前端部に配置され、後進用のEV走行用変速段のシフト完了位置(EV−R)が最も右側のシフトラインの後端部に配置される。 (もっと読む)


【課題】AMT付ハイブリッド車両において、EV走行モードにおいて変速機内で発生する歯打ち音によって乗員が不快感を受ける事態の発生を抑制すること。
【解決手段】この動力伝達制御装置では、クラッチトルクがゼロに維持された状態で電動機駆動トルクのみを利用して走行するEV走行モードと、クラッチトルクがゼロより大きい値に調整された状態で内燃機関駆動トルクを利用して走行するEG走行モード(又はHV走行モード)とが、走行状態に応じて選択的に実現される。EG走行モードでは、「実現される変速段」が車両の走行状態(変速マップ)に応じて変更される。「実現される変速段」が複数の走行用変速段の何れかに設定されている場合において、EG走行モードからEV走行モードへの変更がなされた場合、「実現される変速段」がニュートラル段に変更・固定される。 (もっと読む)


【課題】従来技術と比較して部品点数を増やすことなく潤滑対象部位に供給する潤滑油量を増やして焼付けや摩耗の発生を回避できるコスト低廉な変速機の潤滑構造を提供する。
【解決手段】潤滑油が封入されたケース2と、一部分がケース2の底部に滞留する潤滑油に浸漬され、ケース2に軸承されて回転することにより潤滑油の一部を粘性により引き上げて遠心力により内部空間に放出する回転体(カウンタ軸5)、及び回転体5の上方に配置されて潤滑油が必要とされる潤滑対象部位(同期装置6)を含み、所定の変速機能を有する変速機構部と、を備える変速機の潤滑構造1であって、回転体5、潤滑対象部位6に近接する外周面に軸線AX2方向に外径が徐変する形状(凸形状81、82)を有し、外径が徐変する形状のうち外径が大きい位置の突起先端部83が潤滑対象部位6に正対している。 (もっと読む)


【課題】「HV走行用変速段」と「EV走行用変速段」とを備えたHV−MT車用の手動変速機であって、電動機の温度が過度に高くなる事態の発生を抑制すること。
【解決手段】この装置の手動変速機は、クラッチC/Tを介して内燃機関E/Gから動力が入力される入力軸Aiと、駆動輪へ動力を出力する出力軸Aoとを備える。この変速機は、動力伝達系統がAi−Ao間で確立されない(ニュートラルとは異なる)EV走行用の複数の変速段(EV、EV−R)と、動力伝達系統がAi−Ao間で確立されるHV走行用の複数の変速段(2速〜5速)とを有する。この変速機は、電動機M/Gの出力軸Amと出力軸Aoとを断接する接続切替機構M2を備える。EV走行用変速段が選択されたときは「接続状態」が常に実現され、HV走行用変速段が選択されたときは「分断状態」が実現される場合がある。 (もっと読む)


【課題】「HV走行用変速段」と「EV走行用変速段」とを備えたHV−MT車用の手動変速機であって、コンパクト化できるものを提供すること。
【解決手段】この装置の手動変速機は、クラッチC/Tを介して内燃機関E/Gから動力が入力される入力軸Aiと、電動機M/Gから動力が入力される出力軸Aoとを備える。この変速機は、動力伝達系統がAi−Ao間で確立されない(ニュートラルとは異なる)EV走行用の複数の変速段(EV、EV−R)と、動力伝達系統がAi−Ao間で確立されるHV走行用の複数の変速段(2速〜5速)とを有する。H型のシフトパターン上において、前進用の1つのEV走行用変速段のシフト完了位置と、後進用の1つのEV走行用変速段のシフト完了位置とが、共通のシフトラインの両端部にそれぞれ配置されている。 (もっと読む)


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