説明

アイシン・エーアイ株式会社により出願された特許

81 - 90 / 490


【課題】複数箇所の潤滑対象部位に同時に十分な量の潤滑油を供給でき、車両の走行状況に依存せずに潤滑油を安定供給でき、従来よりも低コストで省スペースを実現した車両用変速機の潤滑構造を提供する。
【解決手段】潤滑油が封入されたケースと、一部分がケースの底部に滞留する潤滑油に浸漬され、回転することにより潤滑油を掻き上げて飛散させる変速機構部と、ケースの内側上部に配置されて潤滑油を捕集し潤滑対象部位に向けて流下させるオイルレシーバ4と、を備える車両用変速機の潤滑構造1であって、オイルレシーバ4は、頂点位置41から複数の方向にそれぞれ斜め下向きに延在するとともに上方に開口する皿状または溝状の複数個の傾斜レシーバ部42,43、及び各前記傾斜レシーバ部42、43の下側位置421、431からそれぞれ異なる潤滑対象部位に向かう複数個のオイル供給部44、45を一体に有する。 (もっと読む)


【課題】車両の制御装置において、車両が走行中で内燃機関が停止中における内燃機関の始動性の向上を可能とする。
【解決手段】エンジン11と多段変速機13との間に駆動力を伝達または遮断可能なクラッチ12を設け、エンジン11を停止した状態で車両が走行しているとき、ハイブリッドECU100は、ハイブリッド車両側からのエンジン11の始動要求を取得したとき、多段変速機13の変速段をニュートラルから前進段に変更する。 (もっと読む)


【課題】HV−MT車用の動力伝達制御装置において、シフト位置センサ又はクラッチ操作量センサに異常が発生した場合にて運転者の意に反する事態の発生を抑制すること。
【解決手段】この装置の手動変速機は、クラッチC/Tを介して内燃機関E/Gから動力が入力される入力軸Aiと、電動機M/Gから動力が入力される出力軸Aoとを備える。この変速機は、動力伝達系統がAi−Ao間で確立されない(ニュートラルとは異なる)EV走行用の変速段(EV)と、動力伝達系統がAi−Ao間で確立されるHV走行用の複数の変速段(2速〜5速)とを有する。この装置では、シフト位置センサ又はクラッチ操作量センサの異常発生時、表示パネルにセンサ異常の表示が行われ、モータM/Tの駆動トルクに制限が加えられ、EV走行(M/Tの駆動トルクのみを利用した走行)が禁止されることによって、センサ異常の発生が運転者に感知させられる。 (もっと読む)


【課題】モータの搭載スペースを容易に確保して省スペースで、かつ、従来のFR車に対しわずかな手間及びコストでハイブリッド化が可能であり、さらには、高いモータ効率や動力伝達効率を確保できるハイブリッド車用駆動装置を提供する。
【解決手段】車両の前部に搭載したエンジン2及びモータ(ジェネレータモータ3)と、前記車両の後部に搭載した変速機4と、前記エンジン2の出力軸21及び前記モータ3の出力軸に結合する副変速機(減速機5)と、該副変速機5の出力軸55を前記変速機4に連結する連結軸6と、を備えるハイブリッド車用駆動装置1であって、前記モータ3を前記副変速機5の後部寄りでかつ前記連結軸6(及びトルクチューブ65)よりも下方に配置した。 (もっと読む)


【課題】エンジンとモータとの間に設けられたクラッチ機構の発熱による耐久性の低下を抑制することができる動力伝達制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関と、該内燃機関の出力側の部材に連結された電動機と、前記内燃機関と前記電動機との間に配置され、前記内燃機関と前記電動機とを連結もしくは遮断することができるように構成されたクラッチ機構と、そのクラッチ機構と電動機との間に設けられた変速機とを備えた動力伝達制御装置において、クラッチ機構の温度が高い場合(ステップS11)に、内燃機関の動力により変速機の出力軸を駆動させるときに選択される変速比に変速機の変速比を定めた状態(ステップS14)で、クラッチ機構を遮断して、そのクラッチ機構を電動機によって駆動させる。 (もっと読む)


【課題】HV−MT車用の手動変速機であって、電動機を小型化でき、且つ電動機の高速回転に起因する電動機の発熱を抑制できるものを提供すること。
【解決手段】この手動変速機は、電動機M/Gの出力軸Amと変速機M/Tの出力軸Aoとの間の接続状態を運転者のシフトレバー操作によって確立された変速段に応じて変更する「接続切替機構M2」を備える。低速走行用の変速段(EV)が確立されている場合、Ao、Am間で動力伝達系統が確立され、且つ、電動機減速比(Aoの回転速度に対するAmの回転速度の割合)が第1減速比(>1)に設定される。中速走行用の変速段(2速〜4速)が確立されている場合、Ao、Am間で動力伝達系統が確立され、且つ、電動機減速比が第2減速比(=1)に設定される。高速走行用の変速段(5速)が確立されている場合、Ao、Am間で動力伝達系統が確立されない。 (もっと読む)


【課題】複数の切替機構の機能を集約して構成部品点数を低減し、小形軽量化及びコスト低減に貢献できる車両用トランスファ装置を提供する。
【解決手段】回転軸線上AX1に配設されたインプットシャフト2及び第1(リア)アウトプットシャフト3と、回転軸線AX1上に配設された中間部材(ドライブスプロケット41)とともに回転する第2(フロント)アウトプットシャフト4と、高速段または低速段に選択的に切り替え可能な副変速機(プラネタリギヤ変速機5)と、第1アウトプットシャフト3から中間部材41に伝達される駆動トルクを調整するトルク調整機構(クラッチパック6)と、第1アウトプットシャフト3と中間部材41とを継脱可能にメカニカルに結合するメカニカルロッククラッチ7と、副変速機5を高速段または低速段に選択的に切り替え操作し、かつ低速段に切り替え操作すると同時にメカニカルロッククラッチ7を結合操作する共通操作機構8と、を備える。 (もっと読む)


【課題】アイドルギヤを軸線方向に移動させる方式の変速機のリバースシフト装置において、アイドルギヤの強度を確保し、またギヤ鳴りが生じないようにする。
【解決手段】 リバースアーム55は、その被駆動孔55bに挿入したリバースフォーク51の駆動ピン51cにより揺動され、アイドルギヤ50bはこのリバースアームにより軸線方向に移動されて、後進ギヤ列50の駆動ギヤ50a及び従動ギヤ50cの間に噛合離脱される。駆動ピン51cの外径はリバースアームの被駆動孔の平坦な両内側面の間の幅よりも小として被駆動孔との間に隙間を設ける。リバースアームと変速機ケーシング10の間には、リバースアームをその揺動範囲内の所定の中間位置を境界としてそれから離れる外向きに弾性的に付勢するジャンプオーバ機構JOを設けて、駆動ピンを被駆動孔の一方の内側面に当接させる。 (もっと読む)


【課題】クラッチハウジング内に導入した外気(冷却空気)がクラッチディスクに向けて的確に導かれるように構成した摩擦クラッチの冷却装置を提供すること。
【解決手段】摩擦クラッチは、クラッチハウジング11内にてインプットシャフト12の外周に配置されてレリーズベアリング13を外周にて軸方向に移動可能に支持する筒状のリテーナ14を備えている。摩擦クラッチの冷却装置においては、リテーナ14のエンジン側端部開口をクラッチディスク23のハブ部に臨ませるとともに、リテーナ14のトランスミッション側部位に外気導入路14aが設けられている。また、クラッチハウジング11に、外気導入路14aに連通する外気導入口14が設けられるとともに、クラッチハウジング11内に連通する空気導出口11bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】スリーブに係合する2つの爪部における剛性がバランスして偏摩耗などの弊害が発生せず、小形軽量でコスト低廉な変速機のシフト操作部材を提供する。
【解決手段】取付部21及び、取付部21から両側に湾曲して延在する2つの腕部及び、各腕部の先端に形成されて略環状のスリーブの外周溝に係合する爪部24、25を有するシフトフォーク2と、シフトフォーク2の取付部21に結合してスリーブの軸線AX方向に移動可能なフォークシャフト3とを備え、スリーブを軸線AX方向にシフト操作する変速機のシフト操作部材1であって、シフトフォーク2の2つの腕部は、長さが異なる長腕部22及び短腕部23であり、フォークシャフト3の軸線AXと直交する断面の剛性に異方性があり、最も剛性の強い方向に延びる中心線CLと長腕部23の先端の爪部25との距離Rxが、中心線CLと短腕部24の先端の爪部25との距離Lxよりも小さいことを特徴とする。 (もっと読む)


81 - 90 / 490