説明

海洋建設株式会社により出願された特許

1 - 6 / 6


【課題】護岸、岸壁、桟橋などの海洋構造物の周辺に多くの魚が集まり、海藻類が繁茂するような場を創出できるようにした環境配慮型海洋構造物を提供する。
【解決手段】鋼管矢板1からなる海洋構造物本体と当該海洋構造物本体に取り付けられた複数の漁礁材3とから構成する。漁礁材3は円形の筒状に形成された漁礁材本体3aと漁礁材本体3a内に充填された餌料培養基材3bとから構成する。漁礁材3は鋼管矢板1の側面部に漁礁材取付け具4によって取り外しできるように取り付ける。漁礁材本体3aはポリエチレン樹脂などの樹脂材から形成し、その側部および底部の全体を格子状または網状に形成する。漁礁材本体3aはポ餌料培養基材3bにはホタテやアコヤ等の貝殻を利用する。 (もっと読む)


【課題】拡散器から噴射する気泡が散逸することを防ぎ、前記気泡を最大限利用しうる水質浄化装置を提供する。
【解決手段】閉鎖水域や水質汚濁の認められる開放水域に設置され、前記閉鎖水域又は開放水域の汚濁水を水質浄化して浄化水とする水質浄化装置1であって、下部に汚濁水を取り込む流入口21を、上部に浄化水を吐き出す流出口22を設けた筒体形状の閉鎖容体2と、流入口21と流出口22とを結ぶ上下方向に閉鎖容体2の内部を区画する浄化隔壁3と、浄化隔壁3より下方に配置され、前記浄化隔壁3に向けて気泡を噴射する拡散器4とから構成される水質浄化装置1である。 (もっと読む)


【課題】貝の養殖の際に生じる沈降有機物を、実用的規模にて継続的に捕捉、分解することができる有機物の分解装置、および継続的な養殖が可能である貝の養殖方法を提供する。
【解決手段】養殖筏を用いて貝の養殖を行う際に生じる有機物の分解装置であって、養殖筏および該養殖筏直下の海底との間で、前記有機物を捕捉するための少なくとも一層の棚と、前記海底に配設され前記棚を支持する支持体とを具備する有機物の分解装置およびそれを用いた貝の養殖方法である。 (もっと読む)


【課題】製造コスト及び設置コストを低減しながら、河川の流速の緩和、移動又は転倒の防止を図ったコンクリート製の川魚保護礁を提供する。
【解決手段】内部空間112を有するコンクリートブロック11からなり、各外面111から前記内部空間112に貫通して川魚相当の大きさの進入孔12を設けてなる川魚保護礁1において、コンクリートブロック11は立方体外形で、内部空間112に連通せず、対向する正方形の外面111の一方から他方に貫通して川魚相当の大きさの流通孔13を設けてなり、各正方形の外面111に設けた進入孔12及び流通孔13を同一位置関係にし、どの正方形の外面111を底面としても同じ姿勢で設置できる川魚保護礁1である。 (もっと読む)


【課題】 アワビ、サザエ、ウニ、ナマコ等、定着性水産動物の栽培漁業のみならず、養殖漁業を実現するのに適した人工魚礁を提供する。
【解決手段】 上方にのみ開放し、略水平方向に周囲と区画された半閉鎖水域13を形成する環状ベースの前記半閉鎖水域13内に、定着性水産動物の種苗を閉じこめた放流ユニット25を着脱自在に設けた放流礁2と、放流された種苗が育成される生息水域を形成する育成礁3と、採捕可能な程度に成長した定着性水産動物を進入させて前記定着性水産動物と共に回収する採捕礁4を収納する栽培養殖漁業用魚礁である。 (もっと読む)


【課題】 漁場として藻場又は魚礁を正確に評価するため、海藻類及び魚介類の定量的計数を目的とした採集方法を提供する。
【解決手段】 水平方向を網地11により囲んで塞ぎ、上下方向に連通する囲い網構造の採集網1を用いて魚礁2に植生する海藻類3や蝟集する魚介類4の定量的計数を目的とした採集方法であって、最初に対象となる魚礁2を採集網1により囲み、この魚礁2上方で採集網1の上部を括って袋状にし、次に魚礁2に植生する海藻類3を根又は根付近で切断して浮上させ、最後に浮上した海藻類3より下方で採集網1の下部を括って閉じた袋状にすることにより、魚礁2に植生する海藻類や3蝟集する魚介類4を前記袋状の採集網1内に閉じこめて採集する海藻類3及び魚介類4の定量的計数を目的とした採集方法である。 (もっと読む)


1 - 6 / 6