説明

植村技研工業株式会社により出願された特許

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【課題】定着材を緊張するための独立した作業が不要な函体構造物の設置方法を提供する。
【解決手段】函体構造物10を推進ジャッキ30にて推進する函体構造物の設置方法であり、先に施工された先施工函体構造物10−1の後方に次に施工される次施工函体構造物10−2を設置する函体設置工程と、次施工函体構造物10−2を先施工函体構造物10−1に定着させる定着材12を挿入する定着材挿入工程と、推進ジャッキ30により次施工函体構造物10−2を先施工函体構造物10−1に圧接して所定の定着力を作用させる定着力作用工程と、定着材12により次施工函体構造物10−2を先施工函体構造物10−1に定着させる函体定着工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】函形地中構造体の推進に伴って箱形パイプルーフの内側の土砂を箱形パイプルーフと共に押し出して函形地中構造体による地下道を構築する際に、到達立坑の規模をさらに小さくすることのできる地下道の構築方法を提供する。
【解決手段】箱形パイプルーフ11を形成する周方向に並べて配置された各列の箱形パイプ部材12は、所定の長さの単位パイプ部材13を圧入方向Xに連設接合することによって構成される。箱型パイプルーフ11の矩形断面の底辺部11aに配置される列の箱形パイプ部材12は、発進立坑20側の後端部分に、単位パイプ部材13よりも短い長さの調整パイプ部材14が取り付けられることで、箱型パイプルーフ11の矩形断面の上辺部11bに配置される列の箱形パイプ部材12の先端部よりも、調整パイプ部材14の長さ分だけ先端部を到達立坑21側に突出させた状態で、内側の土砂30と共に到達立坑21に押し出される。 (もっと読む)


【課題】地上部の利用に影響を与えないうえに、地盤の緩みを最小限に抑えることが可能な土壌の置換方法を提供する。
【解決手段】地盤1の土壌11を流動化処理土3に置き換える土壌の置換方法である。
そして、地盤に前面が開放された外殻函体2を押し込みつつ土壌を掘削して排出する工程と、所定の位置まで押し込まれた外殻函体の前面を褄型枠23で塞ぐとともに、流動化処理土をその前面から注入する注入管4を設置する工程と、外殻函体を引き抜く工程と、外殻函体が引き抜かれた空洞13に注入管から流動化処理土を充填する工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】地下埋設物を撤去する場合に、上方の道路が遮断されることによる交通障害が生じることがなく、大量の土砂の搬出搬入および仮置きをする必要もなく施工性の向上を図ることができ、また、堤防工事の場合に大規模な仮締め切り護岸を築造する必要もなく、工事範囲を小さくできる。
【解決手段】地下埋設物2を包括する断面を有する筒体8で地下埋設物2を取り囲み、筒体8を発進立坑9から地中を前進させながら筒体8内で地下埋設物2の取壊しおよび土砂の掘削撤去を行い、到達立坑10に筒体8が到達後、筒体8を発進立坑9側に戻しながら筒体8移動後の空隙を埋め戻す。 (もっと読む)


【課題】2本の鋼管を任意の間隔でつなぐ事が出来、施工本数が少なくなるため、施工費の縮減と施工期間の短縮が図れ、2本の鋼管をつなぐ水平部材は、鋼管の外形高さ位置とする事で、鋼管押込み時に於いて、鋼管先端の掘削作業を行う刃口部の開口面積が広くなり、施工性が良く、上下面は水平面が多く、平面性が良く、周辺地盤を緩める事が少なく、直進性も高いため、推進施工では高精度が得られる。
【解決手段】鋼管を並列させて地山に挿入するパイプルーフ工法に使用するパイプルーフ用鋼管であって、並列させた2本の円筒の鋼管1,1の相互を対向内向面側1aでは鋼管1,1の上下外形高さ位置で水平板体2,2で連結し、かつ、鋼管1,1相互間の中間部分で前記上下の水平板体2,2間に垂直な仕切板3を配設し、鋼管1,1の外向面側1bにH鋼による雄継手4または雌継手5をそのフランジ端縁を結合させて設けた。 (もっと読む)


【課題】ルーフ防護工による函体推進工法において、函体埋設部及びその周辺部の止水を確実に行うことができ、比較的容易で迅速な施工により止水処理を行うことができるようにする。
【解決手段】道路下の埋設区間の地中を横断して貫通する角形鋼管等の箱形ルーフ2による門型のルーフ防護工3の上部隅部の箱形ルーフを通常径よりも大きい大型ルーフ10とし、箱形ルーフ2を推進埋設する前に、大型ルーフ10の内部から開口部11を介して薬液を地中に注入し、箱形ルーフ2の設置箇所に地盤改良による例えば3つの止水壁12を築造し、立坑からの水平ボーリング薬液注入工法による地盤改良に加えて函体埋設部Aを止水壁12で取り囲むことで、砂地盤の場合、道路下に地下埋設物がある場合、地下水位以下の施工となる場合の止水を確実なものとし、安全で迅速なトンネル施工を可能にする。 (もっと読む)


【課題】矩形函体を発進坑で順次延設して地中を掘進させる地下構造物の施工法において、分割セグメントを使用することで狭い立坑でも大型断面の函体施工が可能となるとともに、セグメント自体はジャッキの推進力を受けても損傷するおそれが少ない。
【解決手段】矩形函体19は、地山側スキンプレートと内空側スキンプレートと側板で閉塞された内部にコンクリートを充填してなる矩形高剛性型合成セグメントである平板状および平板L字形状のセグメントピースを組み合わせて形成する矩形セグメントリングを長さ方向に順次接続して形成する。 (もっと読む)


【課題】変形を起こすおそれのない継手部材を備えることができ、また、継手部材相互の嵌合部へセメントミルク等の充填材を直接的に注入することができるので、充填材が回りきらない未充填箇所がなく、信頼性の高い止水が得られるとともに、この継手部材相互の嵌合部への充填からさらに、充填材を地盤内に漏出させて、地盤のゆるみを防ぐ裏込め注入も行うことが可能なものである。
【解決手段】鋼管本体4の左右外側長手方向に継手部材を設け、一つの鋼管本体4の継手部材と、他の鋼管本体4の継手部材を嵌合させることにより2つの鋼管本体4を連結する建設用鋼管部材において、雄継手部材8と雌継手部材9のうち少なくとも一方の部材は熱間押出形鋼によるものとし、継手部材相互の嵌合部と鋼管本体4の内部空間とを連通する連通孔10a,10bを穿設し、この連通孔10a,10bを介して雄継手部材8と雌継手部材9の相互の嵌合部へ充填材を注入するようにした。 (もっと読む)


【課題】箱型ルーフを圧入後、コンクリート函体を推進させる場合、函体の推進とともに切羽部の土砂を箱型ルーフと一緒に押し出すので、切羽部を掘削する作業を別途必要とせず、コスト削減と工期短縮を図ることができ、また、危険を伴う切羽部の掘削作業を省くことで安全性も向上でき、しかも、函体を推進するための反力抵抗を分散することで、大掛かりな設備を必要としない。
【解決手段】推進しようとするコンクリート函体9の外形に対応するように箱型ルーフ6を組み配置して、発進坑3から地中に圧入した後、前記箱型ルーフ6端部にコンクリート函体9の先端部を配置してコンクリート函体9の推進および牽引とともにとともに切羽部の土砂を箱型ルーフ6と一緒に押し出す。 (もっと読む)


【課題】 掘削時の地山の緩み低減を図るとともに、オープンシールド機の推進により生じたテールボイド(シールド機板厚分)への二次裏込注入充填の完了までの間に、テールボイドが地山の緩みによりつぶれることを防止し、周辺への影響の発生も防止でき、しかもこの場合に地山にある程度の自立性が期待できるときは、これを勘案して効率よく地山の緩みを防止できるオープンシールド工法を提供する。
【解決手段】 順次コンクリート函体を縦列に埋設するオープンシールド工法において、テールボイドに裏込注入材を充填する工程において裏込注入充填完了までの間にテールボイドが地山の緩みによりつぶれないように一時的で部分的な地盤改良を薬液注入または高圧噴射攪拌工法によって側部地山に施す。 (もっと読む)


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