説明

レコ コーポレイションにより出願された特許

11 - 19 / 19


【課題】効率的に坩堝を分析炉の受け台上に移動させたり分析炉の受け台から移動させるための坩堝ローディング/アンローディング組立体を提供する。
【解決手段】坩堝取り扱いシャトル16は、回転可能なヘッド22に取り付けられた一対の対向するデュアル坩堝把持アーム24、26を有し、誘導炉の受け台と坩堝ローディングステーション50の間を移動する。一方のアーム対が計量済みの試料を保持した坩堝を取り上げ、シャトルは誘導炉に移動し、そこで他方のアーム対が使用済み坩堝を把持して取り除く。次に、シャトルヘッドは回転して新しい試料保持坩堝を受け台上に置いた後、炉の領域から出て、坩堝ローディングステーション50と炉の間に位置決めされた試料廃棄シュートに移動し、使用済み坩堝は廃棄のため落とされる。次に、シャトルヘッドは回転され、新しい坩堝を取り出すためにローディングステーションに移動する。 (もっと読む)


【課題】瞬時的なベースラインのシフトを補償する。
【解決手段】TOFMSの検出器結合回路のベースラインシフトを補正するための回路は、検出器の交流結合の影響を補償する利得及びインピーダンス特性を提供する。一回路においては、検出器の交流結合ネットワーク内の蓄積電荷によって流れる電流と等しい電流を注入することによってベースライン補正が行われる。別の回路においては、電流源が、信号経路に結合された積分器を駆動して、検出器の交流結合の影響を低減する。別の回路においては、低雑音増幅器が、検出器の交流結合の影響を低減する帰還ネットワークを利用している。更に別の回路においては、検出器の交流結合の影響を低減するために演算増幅器が採用されている。 (もっと読む)


【課題】分析用の試料を受け入れて燃焼させるための元素分析装置のための燃焼炉を提供する。
【解決手段】燃焼管のための反応物組立体が、燃焼管の開口端に封止可能でかつ取り外し可能に結合された反応物管を有し、それにより、反応物管内の反応物を使い尽くしたときに、炉を分解したり燃焼管を交換したりせずに反応物を容易に取り外すことができる。反応物管は、反応物管の取り外しを容易にするためにツイストロックキャップを有する。 (もっと読む)


開示された装置は、一対のグリッド無しイオンミラー(12)、ドリフト空間(13)、直交イオン加速器(14)、オプションの偏向器(15)、イオン検出器(16)、一組の周期的レンズ(17)、及びエッジ偏向器(18)を備えた多重反射型飛行時間質量分析計(MR‐TOF MS)(11)を有する。MR‐TOF MSにおける長い飛行によって決定される低い繰り返し速度でのイオン注入のデューティーサイクルを改善するために、多様な対策がとることができる。入射イオンビームと加速器をMR‐TOF内のイオン経路に対して実質的に直交する方向に向けることができ、イオンビームの初期速度は、加速器を傾けビームを同じ角度だけ旋回させることで補償される。任意の多重反射、又はマルチターン質量分析計のデューティーサイクルを更に改善するために、イオンガイドを用いて軸方向イオン速度を変調することによってビームを時間圧縮することができる。加速器内におけるイオンの滞留時間は、ビームを静電トラップ内に閉じ込めることによって改善できる。加速器内における滞留時間を長くした装置は、感度と分解能の両方を改善できる。 (もっと読む)


本発明は、一般に、多重反射型飛行時間質量分析計(MR TOF MS)に関する。平面MR TOF MS(11)の質量分解能を改善するために、MR TOF分析計(11)との間のイオン移送のために空間等時性で湾曲したインタフェース(21)を使用する。一実施形態は、無電界空間内に周期的レンズ(14)を有する平面MR TOF MS(11)、イオン流をパルスに変換するための線形イオントラップ(17)、及び静電気セクタで作成されたC字形等時性インタフェースを含む。インタフェース(21)は、大きな時間広がりを導入することなくイオンミラー(12)のエッジとフリンジング電界(13)を迂回してのイオンの移動を可能にする。インタフェース(21)は、また、イオンパケットのエネルギーフィルタリングを提供する。イオントラップコンバータ(17)の関連付けられていない往復時間は、イオントラップからのイオン抽出を遅延させることによって短くすることができ、過度のイオンエネルギーは、湾曲インタフェース(21)でフィルタリングされる。 (もっと読む)


【解決手段】燃焼炉と、燃焼検出器を含む燃焼副生成物のガス流路と、導入された燃焼副生成物に呼応して移動する可動ピストンを有する、燃焼副生成物を受け取るための可変容量型バラストチャンバとから成るアナライザ。次に、前記チャンバから排出されたサンプルの一部を検出器へ導入し、元素を検出する。本発明に係る分析方法は、燃焼の完了が検出されるまで燃焼副生成物を可変容量型バラストチャンバに充填することと、次いで、前記可変容量型バラストチャンバから排出された燃焼副生成物中のサンプルの少なくとも一部を、対象元素の検出器を含む流路へ導入することとを含む。 (もっと読む)


【解決手段】
坩堝・試料取り扱いシステム及び方法は、プリパッケージされ複数の坩堝(30)を保持する坩堝保持カートリッジ(50)を提供する。端部キャップを取り外して出口開口を露出させた後、カートリッジ(50)は、そこから個々の坩堝(30)をプラットフォーム(92)上に排出する坩堝供給アセンブリに装填され、ピック・プレースアーム(200)アセンブリが燃焼炉(40)内に坩堝(30)を置く。個々の試料は積み重ねられた試料保持カローセル(340〜345)から天秤(25)に落下させられ、計量後、天秤から空気的に吸引され、燃焼のために炉(40)と坩堝(30)に導入される。
(もっと読む)


【解決手段】
多重反射飛行時間型質量分析計(MR−TOF MS)及び分析方法を開示する。イオンの飛行経路が、静電ミラーによって軌道に沿って折り返される。適度な機器サイズを維持しながら飛行経路が長いほど分解能が高くなる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】
分析炉(12)、1対の温度センサを使用することによって分析中のるつぼ(24)温度をモデル化するようにトレーニングされる予測的温度制御を含み、一方のセンサ(130)は、炉内に固定関係で取り付けられ、他方のセンサ(140)は、るつぼ温度プロファイルをトレーニングし調整するようにるつぼ内に位置決めされ、その結果、試料を入れるるつぼ温度をモデル化することができ、炉の動的熱特性に従った炉(12)へのエネルギー投入への応答が分かる。るつぼ(24)の中の温度プロファイルをモデル化することによって、より高速でより正確な分析を可能にし、所望の温度プラトーに近づいたときの温度の過剰なオーバーシュートを防ぐように炉を制御することができる。 (もっと読む)


11 - 19 / 19