説明

株式会社東洋高圧により出願された特許

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【課題】バイオマススラリーを超臨界水中で処理し、可燃性ガスを得る超臨界水ガス化システムにおいて、導管の閉塞を高いレベルで抑制する。
【解決手段】
有機物及び無機固形物が懸濁されたバイオマススラリーを超臨界水中で処理し、可燃性ガスを得る超臨界水ガス化システム100であって、バイオマススラリーを流す導管113における、バイオマススラリーの粘性率が無機固形物の分離に適した値まで低下される位置に、無機固形物を分離する分離部(沈降分離器105)を配置した。分離部が配置される位置は、バイオマススラリーの粘性率が水と同等となるまで加熱される位置であり、具体的には第二熱交換機104と第一加圧熱水処理装置106の間である。 (もっと読む)


【課題】 通常の方法で製造した生食に適した魚肉を冷蔵保存する場合に比べて、その消費期限を3倍から5倍に伸ばした「生食に適した魚肉」の製造方法を提供する。
【解決手段】 20℃培養計数法によって測定したときの細菌数が10の2乗/g未満である生の魚肉は100MPa〜150MPaの高圧で、又は、同じく細菌数が10の4乗/g未満であり、食用有機酸液に瞬時浸漬した生の魚肉は80MPa〜150MPaの高圧で、どちらも0℃〜10℃の圧力媒体を用い1時間〜5時間処理した後、冷蔵することを特徴とする長期保存性を有する「生食に適した魚肉」の製造方法。 (もっと読む)


【課題】バイオマスのガス化に伴う排水処理工程や設備を簡略化する。
【解決手段】アンモニアガス化工程では、バイオマスを加圧熱水により分解することで得られ、アンモニアが溶け込んだ熱水成分と燃料ガスとを含んだ分解物に強アルカリを加えて、熱水成分中のアンモニアをガス化する。分離工程では、アンモニアガス化工程後の気液混合物を、ガス化したアンモニアと燃料ガスとを含有する気体成分と、アンモニアが除去された液体成分とに分離する。 (もっと読む)


【課題】スラリーをより確実に輸送できるスラリーポンプ及びスラリー輸送装置を提供する。
【解決手段】 軸線方向に往復移動する軸体と、軸体が遠ざかる方向に移動すると減圧状態になり、軸体が近づく方向に移動すると加圧状態になる圧送室と、圧送室の上側に設けられ、スラリーが供給される供給口と、圧送室の下側に設けられ、スラリーが吐出される吐出口と、供給口を閉じるように弾性付勢され、圧送室が減圧状態になると、スラリーが供給口を通して圧送室内に供給されるように、弾性力に抗して開く供給口バルブと、吐出口を閉じるように弾性付勢され、圧送室が加圧状態になると、圧送室内のスラリーが吐出口を通して吐出されるように、弾性力に抗して開く吐出口バルブとを備えたスラリーポンプ。 (もっと読む)


【課題】短期間で生ニンニクを熟成させニンニク特有の臭いを低減させた熟成ニンニクエキスを提供する。
【解決手段】可撓性を有する袋体に内挿し密封した、生ニンニク、及びセルラーゼを含む酵素またはセルラーゼを含む酵素と水を、50MPa以上〜200MPa未満の圧力で30°C〜80°Cの範囲内で熟成化作用及びエキス化作用のある酵素の至適温度に制御した状態で2日〜6日、好ましくは3日〜4日保持することにより熟成ニンニクエキスを短期間で生成することができた。 (もっと読む)


【課題】 小型で卓上にも設置できる大きさであり、かつ運転操作が極めて簡易な廃液処理装置及び廃液処理方法を提供する。
【解決手段】 有機物を含む廃液を超臨界水を用いて酸化分解する廃液処理装置であって、熱交換器内に流動する廃液または水の熱交換器内の通過遅延手段を内設又は内蔵させて高い伝熱効果を得るようにしたので、熱交換器の小型化、空冷タイプ冷却機器の採用化など可能となり、廃液処理装置を小型化することができ、また、廃液槽及び水槽に重量センサーを配設させ、水と廃液の圧送順や圧送量を設定し制御するようにしたことから、装置の自動運転が可能となり監視が不要となり、操作が極めて簡単な装置を提供できた。 (もっと読む)


【課題】原料から目的物質の抽出量の増加、抽出時間の短縮化、熱により変質しやすい目的物質の非加熱抽出ができる方法を提供することを課題とする。
【解決手段】原料から目的物質を抽出するエタノール抽出法であって、加圧対象物の収容工程と、高圧容器内に加圧用流体を供給する加圧用流体供給工程と、前記加圧用流体を高圧ポンプにより高圧にする加圧工程と、溶媒であるエタノール、またはエタノールと水の混合液を5MPa以上の所定の高圧、及び高圧下で溶媒の融点以上沸点未満の所定の温度に維持して、原料に所定時間接触させて目的物質を抽出する抽出工程とを含む工程からなる高圧式のエタノール抽出法を実施することにより、原料から目的物質の抽出量の増加や抽出時間の短縮化などが実現できた。 (もっと読む)


【課題】300MPaまでの高圧処理が可能な小型の高圧処理装置を提供することである。
【解決手段】高圧容器本体の開口部内壁及び開口部を閉塞する蓋体に、ニッケル基の耐熱合金、ニッケル基の超合金、フェライト系ステンレス、又はマルテンサイト系析出硬化型ステンレスのいずれかの高硬度の材料からなる台形ネジ構造を形成し、前記高圧容器本体の開口部に前記蓋体を螺入することによって高圧容器本体の開口部を閉塞することとともに、耐圧部材を挟入し、リング部の厚さを外周側を内周側より薄くしたUリングと、リング部の厚さを外周側を内周側より厚くしたバックアップリングと、を前記蓋体の溝部に配設し、前記高圧容器本体と前記蓋体との間隙を閉塞することにより、300MPaまでの高圧処理が可能な小型の高圧処理装置ができる。 (もっと読む)


【課題】活性炭の存在下でリンを含有するバイオマスを高温高圧ガスで処理し、処理後の排水から活性炭を回収する方法を提供すること。
【解決手段】活性炭の存在下において、リンを含有するバイオマスを100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られた、前記活性炭を含む前記リンを含有するバイオマスのスラリー体を、374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理する。そして、前記水熱処理にて得られた排水に水より軽く、親油性及び揮発性の液体を添加し、攪拌して静置すると、2層(有機層と無機層)に分離する。有機層を回収することにより、活性炭を回収することができ、回収された有機層から揮発性の液体を揮発することにより、活性炭を精製することができる。一方、無機層を回収することにより、リン酸塩を回収することができる。 (もっと読む)


【課題】非金属系触媒の存在下でリンを含有するバイオマスを高温高圧ガスで処理し、処理後の反応物から非金属系触媒を回収する方法、回収した非金属系触媒を再利用すること、および、前記高温高圧ガス処理で生成するアンモニアを含む液体の利用方法を提供すること。
【解決手段】非金属系触媒の存在下において、リンを含有するバイオマスを100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られた、前記非金属系触媒を含む前記リンを含有するバイオマスのスラリー体を、374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理する。そして、前記水熱処理にて生成した、非金属系触媒が混入した灰分を塩酸と反応させ、前記灰分と反応させた後の前記塩酸をろ過し、前記塩酸をろ過して前記非金属系触媒を回収する。また、水熱処理にて生成したアンモニアを含む液体を、肥料の材料として利用する。 (もっと読む)


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