説明

冨士鋼業株式会社により出願された特許

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【課題】杭頭補強筋を容易に取り付けることができるだけでなく,遠心締め固め時に杭頭補強筋の位置ずれを防止でき,且つ,高強度のSC杭を提供する。
【解決手段】鋼管2の両端開口のそれぞれに固着された端板4a,4bの一方に端部固定具8を取り付けて,両端に雄ネジが形成された杭内補強筋6の一端61を固定すると共に,前記杭内補強筋6の他端62に螺合したカプラ5内に,他方の端板4bに設けた開孔41を介してボルト42の先端側を挿入すると共に螺合して,杭内補強筋6を端板4a,4b間に架設すると共に,前記ボルト42の緊締によって前記杭内補強筋6にテンションをかける。このようにして,杭内補強筋6にテンションをかけた状態で遠心締め固めによって鋼管2内にコンクリートの壁体3を設けることで,遠心締め固め時の回転によっても杭内補強筋6の位置ずれが防止できると共に,高強度のSC杭を得ることができた。 (もっと読む)


【課題】杭頭部に対して杭頭補強筋を容易に取り付けることができるだけでなく,杭内補強筋をコンクリート内の適切な位置に埋設すると共に,基礎フーチング内の配筋と杭頭補強筋との干渉を容易に回避する。
【解決手段】端板4を貫通する開孔41の形成位置においてカプラ5を端板に固定し,このカプラ5の他端5b側に,杭内補強筋6の一端6aを連結する。そして,杭内補強筋6の他端6b側に,ソケット8を介してフープ9を取り付けることにより,杭内補強筋6を他端6b側において束ねる。これにより,杭内補強筋6は,その両端側が共に固定されることにより,遠心締め固め等を行う際においても変形等が生じ難く,これによりコンクリートの壁体3内の正確な位置に埋設することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】鉄筋籠状の構造を有する杭頭補強筋の縦筋の配置を可変として,基礎配筋との干渉を回避する。
【解決手段】固定縦筋10の下端部を下端側フープ40に固定して形成した籠状の本体2と,前記下端側フープの下方に配置したコンクリート止め底板50と,前記固定縦筋と略同一長さのねじ鉄筋により構成された可動縦筋20を設ける。前記下端側フープを外側フープ筋41と,相似形に,好ましくは,同心円上の平面に配置された内側フープ筋42から成り,両フープ筋41,42間の間隔δ1に固定縦筋の下端を配置すると共に固定する。そして,前記下端側フープをガイドレールとするスライダ80を設け,このスライダに,可動縦筋20の下端部を螺合するねじ孔81と,外側,内側フープ筋41,42の下部に配置されるフランジ82を設け,可動縦筋の回転によりスライダの固定,移動を可能と成すと共に,固定時,可動縦筋が垂直位置となるように構成する。 (もっと読む)


【課題】杭頭上に構築される基礎中の配筋と干渉することなしに杭頭部に補強筋を容易に取り付けることができる杭頭補強筋取付ユニットを提供する。
【解決手段】前記杭頭部10aの外周形状と同一,又は僅かに小さい相似形を有するフープ筋3a,3bを所定間隔を介して上下に平行に配置しガイドレール3とし,このガイドレール3に補強筋取付具4を周方向及び径方向に移動可能に取り付けると共に,この補強筋取付具4に補強筋2を固着して杭頭補強筋取付ユニット1とする。この杭頭補強筋取付ユニット1は,これをガイドレール3が杭頭部外周と同心状となるように杭頭部10a上に配置すると,補強筋2の下端に設けた溶接部21が長さ方向を高さ方向として杭頭部10aの外周に配置され,この状態において溶接部21を杭頭部10aの外周に溶接することで,容易に補強筋2の取り付けが完了する。 (もっと読む)


【課題】 簡潔な構造で、技能工の熟練を必要とせず合理的な配筋施工が容易かつ正確にでき、効率性及び経済性にも優れた杭頭補強筋ユニット及び杭頭補強方法を提供する。
【解決手段】 外殻が鋼管又は鋼板からなる杭の杭頭部に補強鉄筋を配筋固着することにより杭頭部を補強する杭頭補強筋ユニットであって、鉄筋が杭の外形輪郭より僅かに小さく異なる大きさの相似形に屈曲形成され、前記杭頭部の上面に略同心状に載置される2つの閉鎖型フープと、前記外側閉鎖型フープの外周面に杭頭部を包囲するように略等配され、下端部に設けられた補強鉄筋取付け具を介して立設される複数の補強鉄筋とからなり、前記補強鉄筋取付け具は、補強鉄筋を個別に閉鎖型フープに対して周方向及び/又は周に対し直交方向に移動調整可能に取付けるように構成され、移動調整された補強鉄筋が杭頭部の外殻に溶接により固着される。 (もっと読む)


【課題】 簡潔な構造で、配筋施工が容易かつ正確にでき、技能工の熟練を必要とせず、経済性にも優れたトラス形成筋及びトラス形成方法を提供する。
【解決手段】 所定寸法の平面内多角形、楕円形、長円形又は略円形の包絡線を形成して複数本の鉄筋又は形鋼が並列配置され組み立てられた主筋と、平面内直交2軸の他方の軸方向における両端部の平面折代を残して辺が傾斜し中間部が平面折代を有する少なくとも一つの略V字山形又は谷状に前記平面外に押し出され、組立状態の主筋に摺接外挿可能な平面内に投影される多角形、楕円形、長円形又は略円形状に屈曲加工された鉄筋又は平鋼の突合せ部が溶接により固着された屈曲閉鎖型フープとからなり、前記組立状態の主筋に複数の屈曲閉鎖型フープが山頂又は谷底の平面折代部が背中合せに当接し合うとともに両端平面折代部同士が当接した積み重ね状態で外挿され組み付けられる。 (もっと読む)


【課題】 地中梁等の梁鉄筋の編成方法に関するものである。
【解決手段】 頂部に受部を横方向に突設し、その受部下側に連結筋を取付けた相対する側スタラップを配置し、前記相対する側スタラップの受部下側連結筋上に第1のかんざし筋を架渡し、このかんざし筋を利用して所要数の梁主鉄を列設してなり、受部から吊具で第2のかんざし筋を吊し、そのかんざし筋上に所要数の梁主筋を列設してなり、梁主筋上に第3のかんざし筋を架渡し、そのかんざし筋上に所要数の梁主筋を列設する。 (もっと読む)


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