説明

日本工作油株式会社により出願された特許

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【課題】極圧添加剤を配合しなくても潤滑性が高められた、新規な難加工金属材料の非塩素系塑性加工用潤滑剤を提供する。
【解決手段】下記の(A)および(B)を含有する難加工金属材料の非塩素系塑性加工用潤滑剤である。
(A)下式(I)で表され、常圧下の沸点が265℃超の有機カーボネート:5〜90質量部、


・・・(I)
上記式中、
1及びR2は、それぞれ独立して、炭化水素基またはアルコキシアルコキシアルコキシ基であり、R1とR2の炭素数の合計は14以上30以下である。
(B)塩基価が300mgKOH/g以上の塩基性スルホン酸金属塩および/またはジチオリン酸金属塩の合計:5〜95質量部、
(C)潤滑油基油:A成分とB成分の合計量100質量部に対し、0〜90質量部。 (もっと読む)


【課題】加工中における工具と加工材料との摩擦面における潤滑状態を再現し、潤滑剤の潤滑性能を簡単かつ定量的に評価することができる潤滑剤の潤滑性能試験方法および摩擦試験装置を提供する。
【解決手段】成形加工用の工具に見立てた試験用球5とこの試験用球5と対向する状態で配置され金型に見立てた試験用プレート8との間に、潤滑剤が塗布された帯板状試験片9を挿入し、上記試験用球5を介して上記帯板状試験片9に荷重Pを加え、荷重Pが加えられた上記帯板状試験片9をその長手方向Bに引き抜き、その引抜荷重および上記帯板状試験片9の表面状態から上記潤滑剤の潤滑性能を評価することを特徴とする。 (もっと読む)


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