説明

株式会社小松精機工作所により出願された特許

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【課題】流体噴射装置その他に備えられる液体を噴射するためのオリフィスプレートより噴射される流量のばらつきを小さくし、安定化させる。そのために、たとえば、切り口面に形成されるだれの大きさを切断輪郭にそって均一にする。
【解決手段】平均結晶粒径が3μm以下の微細粒組織を有するステンレス鋼で構成されており、せん断加工で打抜かれた切り口面を有する液体噴射用のオリフィスプレートを形成する。微細粒材を使用すれば穴抜き加工のクリアランスの変動に伴うだれの大きさの変動の絶対値が小さい。従って、細穴の切断輪郭の変動幅も小さくなるので、オリフィスプレートより噴射される流量のばらつきを小さく出来る。 (もっと読む)


【課題】 既存の設備で超微細結晶粒を有する金属帯板材料を工業的規模で生産するのに適した圧延金属帯板を製造する。
【解決手段】 冷間圧延により第1のコイル状金属帯板3から第2のコイル状金属帯板9を製造する第1の圧延工程と、第2のコイル状金属帯板9から第3のコイル状金属帯板15を製造する第2の圧延工程とを実施し、第1の圧延工程における冷間圧下率並びに第2の圧延工程における金属帯板7の枚数及び冷間圧下率を、第3のコイル状金属帯板15の圧延相当ひずみが3.8以上になるように定めて、第3のコイル状金属帯板15を圧延金属帯板とする。 (もっと読む)


【課題】母材となる板部材へ与える影響が低減され、微小なバリが除去され、形状精度の高い噴孔プレートの製造方法を提供する。
【解決手段】噴孔プレートとなる板部材に噴孔となる細孔51が打ち抜かれると、板部材にはレーザ光60が照射される。レーザ光60は、板部材と細孔51との境界となる板部材の内周面56を跨いで板部材と細孔51との双方に照射される。細孔51の打ち抜きによって生じるバリは、内周面56から細孔51側へ突出している。内周面56を跨ぐレーザ光60を照射することにより、バリは確実に除去される。また、レーザ光60は、互いに重なるように内周面56の全周にわたり複数回照射される。そのため、バリにはレーザ光60が複数回照射される。その結果、レーザ光60の出力を低減しつつ、バリは確実に除去される。 (もっと読む)


【課題】超微細鉗子を容易にかつ高精度に、しかもより一層微細に製造できるようにする。
【解決手段】超微細鉗子1の一対の鰐口部材3,4は鉗子ピン5で互いに相対回動可能に連結されている。一対の鰐口部材3,4はまったく同じものであり、これらの鰐口部材3,4には、それぞれ、一端側に所定数の歯3a,4aが形成されているとともに、他端側に連結軸3b,4bが設けられ、更に中央部に鉗子ピン5が貫通される貫通孔3c,4cが穿設されている。これらの鰐口部材3,4は、直径0.6mm以下の内視鏡8のワーキングチャンネル9に挿入可能とするために超微細鉗子1として組み立てた状態ではきわめて微細にする必要がある。このため、鰐口部材3,4に板状部材を用いるとともに、これらの板状部材に必要な成形は、せん断、鍛造、穴あけ、半抜きの塑性加工で行われる。 (もっと読む)


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