説明

木田精工株式会社により出願された特許

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【課題】無排水による表面処理装置において、ランニングコストの低コスト化を図って無排水操業を実質的に可能なものにする。
【解決手段】処理槽2と、この処理槽2の側方に配置された水洗槽4と、処理槽2と水洗槽4との間に配置された回収槽3と、これら各槽2〜4の配置方向に沿って連設された複数の移動体6と、移動体6を処理槽2から回収槽3を経て水洗槽4へ向かう方向で搬送しつつ各槽2〜4の上方では移動体6を下降させ各槽間では移動体6を上昇させる搬送手段7とを有し、処理槽2と回収槽3とが第1向流手段11で接続されていると共に、回収槽3と水洗槽4とが第2向流手段12で接続されており、搬送手段7は、各槽2〜4間で移動体6を上昇させるときに移動体6の外面に生じている隅角部の一つが最低位となるように当該移動体6を斜めに傾斜させる。 (もっと読む)


【課題】人手を要しなくても陰極棒の接触位置が変更されて円筒袋状ワークの表面に接点跡が残ることのないめっき処理用治具を提供する。
【解決手段】本発明に係る筒袋状ワークのめっき処理用治具1は、円筒袋状ワークWの内方に差し入れられ円筒袋状ワークの軸心方向を回転軸として回転可能な陰電極21を有し、陰電極は、円筒袋状ワークの内面に当接することにより円筒袋状ワークを保持して円筒袋状ワークを回転可能に形成され、かつ円筒袋状ワークを保持したときに円筒袋状ワークを常に陰極とするための接点部34を有する。 (もっと読む)


【課題】人手を要しなくても陰極棒の接触位置が変更されて筒袋状ワークの表面に接点跡が残ることのないめっき処理用治具を提供する。
【解決手段】筒袋状ワークのめっき処理時に筒袋状ワークを保持するめっき処理用治具1は、仮に想定する仮想円筒CCの外面81の一部に接するように形成された当接面32を備えた接点部33を仮想円筒の軸心方向から見たときに周方向に異なる位置に複数有する陰電極部と、陰電極部を仮想円筒の軸心回りに回転させるための回転伝達装置と、を有し、複数の接点部は、保持対象である筒袋状ワークが隣り合う2つの接点部における当接面の間を通過しないように配されている。 (もっと読む)


【課題】高品質且つ均一なベーキング処理をし且つ装置の大型化及び複雑化を防止しつつ、処理能力を可及的に高めランニングコストの低廉化も可及的に推し進める。
【解決手段】バスケット10と、炉壁30にバスケット挿入口36が設けられ天井部31にバスケット取出口37が設けられ炉本体2と、炉本体2内を加熱昇温させる加熱装置3と、炉本体2に収容されたバスケット段積体33を昇降させるバスケット昇降機構4と、上昇したバスケット段積体33の最下部のバスケット10を保持するバスケット保持機構5と、バスケット段積体33の下方へバスケット10を横入れさせるバスケット挿入機構6と、上昇したバスケット段積体33の最上部のバスケット10を取り出すバスケット取出機構7とを有している。 (もっと読む)


【課題】表面処理装置において、導電性を高め且つ確実なものとし、いちいち電流値を上げたり処理時間を長引かせたりしなくても、表面被膜を分厚くさせることができ、また膜厚を均一化させることができるようにする。
【解決手段】バスケット5と、バスケット5を横向きにし且つ回転自在に保持するバスケット保持手段3と、バスケット保持手段3に対してバスケット回転用の駆動を伝える回転駆動部7と、バスケット保持手段3を収容する処理槽2とを有し、バスケット5にはその内面で露出する陰極部20とこの陰極部20に導通しつつ底部13下面へ配される導電部21とが設けられ、バスケット保持手段3には導電部21と接触可能な通電部51が設けられている。 (もっと読む)


【課題】表面処理装置において、電流値を上げたり処理時間を長引かせたりしなくても、表面被膜を一層分厚くさせることができ、また膜厚を一層均一化させることができるようにする。
【解決手段】バスケット5と、バスケット5を正立姿勢のまま回転自在に保持するバスケット保持手段3と、バスケット保持手段3をバスケット5の正立回転姿勢と側方へ横倒した横倒回転姿勢との間で揺動させる揺動手段と、バスケット保持手段3に対してバスケット回転用の駆動を伝える回転駆動部と、バスケット保持手段3を全体として収容した状態で定置設置される処理槽2とを有している。 (もっと読む)


【課題】表面処理装置において、構造の簡潔化、小型化を図ると共に処理時間の短縮化も図れるようにする。
【解決手段】処理槽2と、処理槽2内でバスケット5を回転自在に保持するバスケット保持手段3と、バスケット保持手段3を揺動させる揺動手段10と、バスケット保持手段3に対してバスケット回転用の駆動を伝える回転駆動部7とを有しており、回転駆動部7は、バスケット保持手段3の揺動用枢軸70と同心軸上で回転自在な従動ギヤ77と、従動ギヤ77の回転をバスケット保持手段3に保持されたバスケット5に伝える槽内伝動手段78と、処理槽2の外部に設けられた状態で従動ギヤ77に回転力を伝える回転用モータ79とを有している。 (もっと読む)


【課題】 袋状ワークの表面処理におけるめっき表面の品質低下を防止するように、防錆油の塗布技術を改善した袋状ワークの表面処理ライン及び表面処理方法を提供する。
【解決手段】 袋状空間5を有する袋状ワークに所定のめっき被膜を形成した後、該めっき被膜に防錆油を塗布するようにした表面処理ラインLにおいて、所定のめっき被膜を形成した後、洗浄水によって袋状ワークを洗浄するワーク洗浄部17と、ワーク洗浄部17による袋状ワークの洗浄後、袋状ワークに付着する水分を除去するワーク乾燥部18と、ワーク乾燥部18による袋状ワークの乾燥後、袋状ワークに防錆油を塗布させる防錆油塗布部19と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンパクトなめっき装置を提供する。
【解決手段】めっき装置は、ワークホルダ10、移動装置20(移動手段)及び回転装置30(回転手段)を備える。ワークホルダ10に取り付けられるワーク保持具40(保持部)は、軸線L1に対して外方へ延び出す先端部にて袋ナット1が横方向に整列配置した状態となるように袋ナット1(ワーク)を保持する。移動装置20は、ワークホルダ10を液槽101の一から他へ向けて移動させる。回転装置30は、ワークホルダ10を軸線L1回りに回転させる。回転装置30は、ワーク保持具40に保持された袋ナット1を浸漬するときワーク保持具40を下側へ回転させ、移動装置20がワーク保持具40に保持された袋ナット1を液槽101の一から他へ向けて移動させるときワーク保持具40を上側へ回転させる。 (もっと読む)


【課題】 袋状ワークの表面処理におけるめっき表面に塗布する防錆油の付着量を最適化させるように、防錆油の塗布技術を改善した袋状ワークの表面処理ライン及び表面処理方法を提供する。
【解決手段】 袋状空間5を有する袋状ワークを搬送しながら、所定のめっき被膜を形成した後、該めっき被膜に防錆油を塗布する表面処理ラインにおいて、袋状空間5の開口部6を上向きとした姿勢で、袋状ワークを防錆油中に浸漬する防錆油浸漬部と、記袋状ワークの引上げの際に、袋状空間5の開口部6を下向きとした姿勢に変換させて防錆油を自重で流下させるワーク姿勢変換部と、姿勢変換された袋状ワークの袋状空間5内に配置されて、該袋状空間5内の空気をそこに付着している防錆油とともに吸引し、若しくは該袋状空間内に圧縮空気を噴射して、そこに付着している防錆油を飛散させ、又はその噴射後に該袋状空間5内の空気を、その空間内に残留する防錆油とともに吸引する第一の油除去部と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


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