説明

冨士発條株式会社により出願された特許

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【課題】厚板を基材として封口板に弁を成形した際に、内部の亀裂を排除できるようにする。
【解決手段】厚板を基材11として薄膜に成形した弁部12からの立ち上がり13をテーパー形状に成形する。こうすることで、弁部12を押し広げるようにして成形し、押し広げた上部の余肉によって、横方向へ移動するメタルフローを横方向と斜め上方(テーパーに沿って)へ向きを変えて移動させることで、メタルフローの弁部(薄膜部)12の外への移動を容易にし、スムースな移動により厚板成形時に亀裂を発生しないようにする。 (もっと読む)


【課題】溶接等の加熱を伴う処理が行われてもそのことに影響を受けることなく予め設定された開弁圧付近で正常に開口し得る安全弁を備えた密閉型電池を提供すること。
【解決手段】本発明により提供される密閉型電池のケース20の一部に形成された安全弁40は、該安全弁の周囲の部分よりも薄肉に形成された薄肉部42を備えており、該安全弁の薄肉部の周囲部分において、前記ケースの他の部分から該薄肉部への熱伝導を妨げるスリット80が該薄肉部を包囲するように形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】所定レベルのケース内圧に達した際に効率よく開放されると共に弁開放時には充分な開口面積が確保され得る安全弁と該安全弁を備えた密閉型電池を提供すること。
【解決手段】密閉型電池のケースの一部に形成された安全弁40は、薄肉部42内に所定のパターンで形成された破断溝部50を備えており、該薄肉部はその周縁部43の少なくとも一部が曲線状に形成された曲線周縁部45である横長若しくは縦長形状に形成されており、破断溝部は前記薄肉部の中央部分において該薄肉部の長軸方向に延びる中央直線溝部60と該中央直線溝部の長軸方向の両側に形成され且つ該中央直線溝部の長軸方向端部60A,60Bにそれぞれ繋がる一対のサイド溝部70とを有し、ここでサイド溝部の一部は曲線周縁部に沿って曲線状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】人手を要しなくても陰極棒の接触位置が変更されて筒袋状ワークの表面に接点跡が残ることのないめっき処理用治具を提供する。
【解決手段】筒袋状ワークのめっき処理時に筒袋状ワークを保持するめっき処理用治具1は、仮に想定する仮想円筒CCの外面81の一部に接するように形成された当接面32を備えた接点部33を仮想円筒の軸心方向から見たときに周方向に異なる位置に複数有する陰電極部と、陰電極部を仮想円筒の軸心回りに回転させるための回転伝達装置と、を有し、複数の接点部は、保持対象である筒袋状ワークが隣り合う2つの接点部における当接面の間を通過しないように配されている。 (もっと読む)


【課題】人手を要しなくても陰極棒の接触位置が変更されて円筒袋状ワークの表面に接点跡が残ることのないめっき処理用治具を提供する。
【解決手段】本発明に係る筒袋状ワークのめっき処理用治具1は、円筒袋状ワークWの内方に差し入れられ円筒袋状ワークの軸心方向を回転軸として回転可能な陰電極21を有し、陰電極は、円筒袋状ワークの内面に当接することにより円筒袋状ワークを保持して円筒袋状ワークを回転可能に形成され、かつ円筒袋状ワークを保持したときに円筒袋状ワークを常に陰極とするための接点部34を有する。 (もっと読む)


【課題】バスバーを電極端子に固定(接続)するための新規な構造を提案する。
【解決手段】この組電池は、複数の単電池10が電気的に接続されて構成された組電池であって、電極体を収容する電池ケースと、該電池ケースの外面に突出した電極端子62とを備える単電池10を複数備えており、複数の単電池10は、隣接する単電池10間において一方の電極端子62と他方の電極端子とがバスバー20を介して互いに連結されており、バスバー20は、電極端子間を連結する板状の本体部を有する金属部材であって、電極端子62を挿入する端子挿入孔22と、該端子挿入孔22の周縁の少なくとも一部を構成する爪部26であって該バスバーの本体部24から電極端子62の先端方向へ傾斜するように形成された爪部26とを有しており、端子挿入孔22に挿入された電極端子62に対して爪部26がかしめられることにより、バスバー20が電極端子62に固定されている。 (もっと読む)


【課題】 蓄電装置に用いられる弁機構を製造する際に、弁膜が過度の負荷を受けるのを抑制することができる弁機構を提供する。
【解決手段】 蓄電装置(1)に設けられ、蓄電装置の内部で発生したガスを外部に放出させるための弁機構(40)であって、閉じ状態から開き状態に塑性変形することによって、ガスを放出させるための弁膜(44)と、互いに固定され、弁膜の厚さ方向における両側から弁膜の一部を挟んだ状態で支持するための第1及び第2の支持部材(41,42)とを有する。 (もっと読む)


【課題】アルミ角形2次電池ケースの薄型化の際に、プレス一体成型で安全弁を形成した封口板を使えるようにするとともに、弱体化するケースの開口(口元)部分の剛性を増す。
【解決手段】封口板を取り付けるアルミ角形2次電池ケースのケース10の上方の開口12を絞り加工などによって広げ、封口板11との接合部を形成して薄肉化により弱体化するケースの開口(口元)部分の剛性を増す。一方、封口板は、広げたケース10の開口12と同じ幅(内寸)にすることで、有効受圧面積の大きな安全弁をプレス一体成型で作れるようにし、内圧の低い場合でも開裂が十分起きるようにして薄型化したケースの封口板として使用できるようにする。 (もっと読む)


【課題】 細くて長い有底筒体でも、確実に内面に均一にメッキをすることができるメッキ方法およびメッキ装置を提供し、細長くて底面の内面にも厚いメッキ被膜が形成されたハイブリッド車用電池缶を得られるようにする。
【解決手段】 被メッキ物10の開口部10a側から陰極を兼ねた保持具13の一端部を挿入して被メッキ物10の内面に接触させて被メッキ物10を保持し、保持具13の他端部を回転自在に支持して保持具13の一端部を回動運動させることにより、被メッキ物10をメッキ槽11内で開口部10aを上にしてメッキ液14に浸漬する位置Aおよびメッキ槽14の外で被メッキ物10の開口部10aが底部10bより低くなる位置Bまでの間を往復運動させ、被メッキ物10のメッキ液14への浸漬と被メッキ物10内のメッキ液の排出とを繰り返しながらメッキを行う。 (もっと読む)


【課題】密閉型電池の封口板をコイニング加工により成形する際のメタルフローにより発生する欠陥を解消する。同時に、その余肉を利用して脆弱な弁部周辺を肉付けして保護や補強をできる密閉型電池用封口板とその製造用金型及び製造方法の提供。
【解決手段】封口板2’の基材を薄膜に成形した弁部11の近傍に突部14を成形して、その突部14に弁部11を薄膜に成形(圧印)した際に波状的に生じるメタルフローを逃がす(吸収する)ことにより、基材の密度に粗密な部分や増肉する部分ができないように脆弱に弁部周辺を肉付けして保護や補強し、メタルフローに基づく微小割れ(マイクロクラック)や内部破断を生じないようにする。 (もっと読む)


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