説明

株式会社吉野工作所により出願された特許

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【課題】ワークの大きさに応じて最適な加熱状態を実現する。
【解決手段】ワークWの通過方向両側で上下方向に複数段にわたって水平方向に並列配置したコイル要素5の上下方向の対向間隔を変更できる構成とする。ワークWの通過方向両側でそれぞれ並列した各段のコイル要素をそれぞれ保持する複数の保持部材3と、保持部材の一つには回動可能に連結され、その余の保持部材には保持部材側に設けられた長穴7に摺動可能に係合したピン55を介して連結されたアーム部材49と、このアーム部材49の基端側に連結された回動手段とにより構成され、アーム部材49の回動により複数の保持部材3を上下方向に伸縮することでコイル要素5どうしの上下方向の対向間隔を変更できる。 (もっと読む)


【課題】ソケット部の軸線に沿って2つに分割した半割り状部材にパイプを抱え込ませボルト・ナット締付けにより2本のパイプを直角に交差した状態で連結するタイプのメタルジョイントの薄肉軽量品の提供。
【解決手段】メタルジョイント1を構成する各半割状部材3、5は立体成形後の焼入れにより硬化されたで構成し、各半割状部材の2つのソケット部7、9のそれぞれの分割縁に軸線方向に平行に嵌入可能な溝を有する凹凸契合部11を形成し、2つのソケット部の間にある連結部17の分割縁には面状に折込まれてなる当たり部23を形成し、締付けの際には対向する半割状部材のそれぞれの当たり部23、23の当たり縁25、25どうしが当たると共に、凹凸契合部11が契合する。このメタルジョイントによれば、製品強度を低下させたり生産設備の寿命も縮めたりすることなく、薄肉軽量化を達成できる (もっと読む)


【課題】外部加熱方式に代えて、高周波誘導加熱方式でASSY品を一定の送り速度で搬送しながら、連続加熱しようとすると熱容量の小さい部位が過熱されてしまい、全体として均一に加熱することは不可能であった。
【解決手段】搬送されてくる被加熱物Wを挟んで対向するよう配置されたコイル体3には、対向間隔が狭い領域と対向間隔が広い領域とが交互に形成され、高周波電源は、被加熱物Wとコイル体3との位置関係に基づいて出力を増減またはON/OFFするようになっている。被加熱物は熱容量の大きい部位と小さい部位とが搬送方向に対して並列状態で搬送されるので、装置を通過する際には熱容量の大きい部位w1は狭い領域Xでコイル体3に近付けた状態で主に加熱され、熱容量の小さい部位w2は広い領域Yでコイル体から遠ざけた状態で主に加熱される。したがって、加熱後の温度差は有意的に小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】高周波誘導加熱方式によりワークを連続して均一にしかも所望の高温度まで加熱することができる。
【解決手段】ワークW1はセラミック製の無端状チェーン17に載せられてワーク搬送経路49を搬送されながら、高周波誘導コイル71により加熱される。搬送中にはワークW1への高周波誘導コイル71の対面位置が変わるので、ワークW1の各部位に対して与える加熱履歴の差を極力小さくすることができ、ワークW1の全体を実質的に均一に加熱することができる。高周波加熱は900℃を超える高温になる場合もあるが、無端状チェーン17はセラミックで構成されているので十分に耐えられる。また、無端状チェーン17は搬送経路上では支持部51により下側から支持されており、ワークW1は安定した状態で搬送されていく。 (もっと読む)


【課題】安価なレシプロ方式で塗装する構成にしても、塗装効率が良く、清掃作業が簡単で且つ集塵装置の容量も小さくできる装置の提供。
【解決手段】ワークWを挟んで塗装ガン45のノズル47に塗料回収手段の吸引口57が対向配置されており、塗料回収手段の吸引作用によりノズル側から吸引口に流れる気流が形成されている。吐出された粉体塗料は、その気流に乗って運ばれる。従って、一部はワークWに静電付着作用により塗着され、残りはそのまま気流に乗って吸引口57まで到達し、そこからエアと共に吸引ダクト55に吸い込まれていく。レシプロ塗装なので支持アーム33の上下動により塗装ガン45が上下動するが、吸引口57も塗装ガン45に同期して上下動するので、塗装ガン45と吸引口57との間の配置関係は常に維持される。 (もっと読む)


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