説明

株式会社丸栄産業合作社により出願された特許

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【課題】浸蝕性の強い成分を含有する被焼成物、例えばリチウムイオン二次電池の正極材を焼成する際に、耐久性が高く、焼成中の製品にアルミナ微粉層が剥離しない耐蝕性焼成治具及びその製造方法を提供する。
【解決手段】セラミックス製耐火容器1の内底2の表層部に改質剤を含浸させ、かかる改質剤と内底の表層部の被含浸部とを焼成により反応させ、耐火容器自体の一部分を改質することによって、耐火容器と不可分一体の耐蝕層3を形成する (もっと読む)


【課題】製品品質を向上させると共に、焼成治具の耐久性を向上させ、焼成炉操業時の安全性を確保する。
【解決手段】セラミックス製耐火容器1の内底面2上に多孔質であり前記耐火容器1より通気性の高いセラミックス製耐火板材3を敷設固定し、高強度の耐火容器1により低強度の耐火板材3を支持させることによって、耐火板材3の破損を防止し、かかる耐火板材3に被焼成物Wを載置し、被焼成物Wの底面から発生するバインダーの蒸気等を耐火板材3を通じて、スムーズに大気中に蒸散させる。 (もっと読む)


【課題】作業性並びに耐蝕性および耐久性を向上させる。
【解決手段】セラミックス製耐火容器1の成形体の内底面2上に耐火容器1より耐蝕性の高いセラミックス製耐火板材3を敷設し、該耐火板材3の端部に対応した嵌合凹部7を前記成形体の内側面6に設け、かかる耐火板材3を収納済み成形体を焼成し、焼成収縮させることにより、前記嵌合凹部7に耐火板材3の端部を嵌入させ固定することによって、耐火容器1に耐火板材3を機械的に固定し、従前技術により形成可能な耐蝕層より厚い耐蝕層を設けると共に、耐蝕層の剥離を防止する。 (もっと読む)


【課題】耐アルカリ性と耐熱衝撃性を兼備し、反応容器として好適に使用できる多孔質セラミックスの製造方法を提供する。
【解決手段】石英を除去若しくは微粉砕した可塑性粘土と、アルミナ成分と、苦土成分とを夫々20重量%以上混合して所定形状に成形し、1100℃〜1350℃の温度で焼成する。これにより、スピネルを主成分としてコーディエライトを含む結晶体で、見掛気孔率が40%以上、熱膨張係数が8.66×10−6/℃以下の多孔質セラミックスを得ることができる。 (もっと読む)


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