説明

SMCコンクリート株式会社により出願された特許

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【課題】板状のコンクリート部材同士を接合してコンクリート構造物を構築する際に、接合端面の一方に溝状の凹部を設け、他方に位置決め部材を取り付けて、コンクリート部材の厚み方向の位置決めをする場合に、凹部の製造誤差に対応できるようにする。
【解決手段】コンクリート部材としてのセグメント1は、位置決め部材16を介在させた状態で、接合端面10aどうしを突き合わせて接合される。接合端面10aの一方には位置決め部材16が縦横の向きを変換可能に取り付けられている。他方には溝状の凹部14が形成されている。位置決め部材16の位置決め部20が凹部14に嵌合されるが、位置決め部20は横より縦が僅かに長くされている。そして、予め設定された所定長さに対して凹部14の幅が広い場合には、位置決め部20の縦方向を凹部14の幅方向に合わせ、凹部14の幅が狭い場合には位置決め部20の横方向を凹部14の幅方向に合わせる。 (もっと読む)


【課題】一対の半割り状のコンクリートセグメントを接合して形成される管体を用いる推進工法により構築された管渠において、他の管路を容易に接続できるようにする。
【解決手段】一対の半割り状のコンクリートセグメント12,13を接合した管体のうちの他の管路が接続される管体10に、周面に他の管路を接続するために内外を連通する開口部1が予め形成されている。開口部1には、当該開口部1の周縁部を形成する鋼製枠体が取り付けられている。鋼製枠体に開口部1を閉塞する鋼製蓋セグメントが着脱自在に取り付けられている。前記管渠を構築した後に、前記開口部を有するコンクリート製管体10において、鋼製蓋セグメントを外し他の管路を接続する。また、一対のコンクリートセグメント12,13は、鋼製枠体に接続された周方向に沿うPC緊張材で締め付けて接合される。 (もっと読む)


【課題】埋設されたプレキャストコンクリート製容器にグレーチング蓋をし、その内部に植栽を行った路面用の埋設型植栽装置におけ維持管理を簡略化する。
【解決手段】プレキャストコンクリート製容器1内の収容部1cには、活性炭2が充填され、活性炭2上に植栽マット3が配置されている。植栽マット3の上に植物が植栽されている。また、プレキャストコンクリート製容器1の上部開口1bは、格子状の路面材5で蓋されている。前記植栽マット3は、極めて保水性が高いココヤシ繊維を板状に形成したものが用いられる。前記植物4は、ユリ科ジャノヒゲ属の矮性品種が用いられる。活性炭2と植栽マット3により水が保持されると共に元々潅水があまり必要ないジャノヒゲ属の植物を用いることで、雨水だけで十分に生育し、潅水する必要がなくなり、維持管理を簡略化できる。 (もっと読む)


【課題】工場で製作された複数のコンクリートパネルを現場で組み立てることにより構築でき、作業の標準化および工期の短縮を図ることができるマンホール構造体を提供する。
【解決手段】コンクリートパネル同士を接合する接合具1は、複数個のスリーブ分割片6aが略円筒状に配置され、コンクリートパネル2Cのスリーブ収容部5aに径方向外方に拡張可能でかつ該スリーブケースから抜け出し不可能に設けられているとともに、外周には各スリーブ分割片を径方向内方に付勢する付勢部材6Dが設けられ、内周面には係合溝6bが設けられているスリーブに、大径部14aと小径部14bとを備え、コンクリートパネル2Aのピン収容部5aに大径部が径方向に移動可能にかつ該ピンケースから抜け出し不可能に設けられているとともに、小径部の先端部に突条14cが設けられているピンが圧入され、係合溝に突条が係合されている。 (もっと読む)


【課題】 多少芯ずれが生じても用いることができるとともに、プレキャストコンクリート部材の製作コストを低減することができる接合具を提供する。
【解決手段】 接合具1は、スリーブケース5と、複数個のスリーブ分割片6aが略円筒状に配置され、スリーブケースのスリーブ収容部5aに径方向外方に拡張可能でかつスリーブケースから抜け出し不可能に設けられているとともに、外周には各スリーブ分割片を径方向内方に付勢する付勢部材6Dが設けられ、内周面には係合溝6bが設けられているスリーブ6と、ピンケース5と、大径部14aと小径部14bとを備え、ピンケースのピン収容部5aに大径部が径方向に移動可能にかつピンケースから抜け出し不可能に設けられているとともに、小径部が接合面から突出し、かつ小径部の先端部にスリーブの係合溝に係合可能な突条14cが形成されているピン14とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 一対の半割り状のコンクリートセグメントを接合した管体を用いる推進工法において、簡単な装置構成により、重量物である接合後の管体の回転作業を容易に行なうことができる推進工法を提供する。
【解決手段】 推進管を横方向に地中に押し込み、押し込まれた推進管の後方端に管体10を接続して押し込む動作を繰り返すことにより、必要な長さの管渠を構築する推進工法であって、架台50上で一対の半割り状のコンクリートセグメント12,12を接合することにより管体10を構成した後、この管体10の外周面と架台50の支持面53との間に低摩擦材55を介在させて管体10を周方向に回転させることにより管体10の接合部57の周方向位置を変化させ、その後この管体10を吊り上げて推進管の後方端に搬入し推進管に接続する。 (もっと読む)


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