説明

住友電工焼結合金株式会社により出願された特許

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【課題】柱部の外周側の側面に溝部が形成された部材を用いた接合部品において、溝部内に溶融ロウ材が流れ込むのを防止することができるロウ付け接合部品を提供する。
【解決手段】プレート体の片面に柱部3が立設されており、柱部3の側面に長手方向に沿って溝部6が形成されている第1部材と、プレート体からなる第2部材とからなり、柱部3の先端面3aと第2部材の片面とがロウ材により接合されているロウ付け接合部品。柱部3の先端面3aの周縁のうち、溝部6に望む部分以外の周縁に面取り部10が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ニッケル高含有量の焼結部品と同程度の強度を有する焼結部品を安価に製造することができる焼結部品の製造方法を提供する。
【解決手段】成形用金型内に、少なくともニッケル粉体とモリブデン粉体と鉄粉体との単純混合により得られ、かつニッケル0.5〜3.5質量%、モリブデン0.3〜0.7質量%および残部鉄を含有する混合物を含有する原料粉体を充填した後、当該原料粉体を加圧して成形し、得られた成形体を1200〜1350℃の焼結温度で焼結する。 (もっと読む)


【課題】粉末冶金法で製造される歯車の成形を支障なく実施するために、ダイと下パンチ間に金属粉末や金属フィラーが噛み込まれてダイの摺動抵抗が増加し、そのためにダイが動かなくなる問題の有効な解決策を提供することを課題としている。
【解決手段】先端に内径側面取り成形部6を有している下パンチ2の先端の外径側に外径側面取り成形部7を設けた。そしてさらに、下パンチの摺動部2bの外周面に、尖鋭な縁を有する除粉溝8とその除粉溝に通じた排出溝9を設け、噛み合い歯2aの歯底部に配置する前記排出溝9の下端を摺動部2bの下方の下パンチ小径部2cに至らせた。 (もっと読む)


【課題】軽量で生産性に優れる磁気回路部品を提供する。
【解決手段】リアクトル1は、一対の筒状のコイル素子2a,2bを有するコイル2と、コイル2が配置される磁心3とを具える。磁心3は、各コイル素子2a,2b内に配置される一対の内側コア部31と、コイル素子2a,2bが配置されない一対の露出コア部32とによって閉磁路を形成する環状体であり、同一組成の軟磁性粉末を圧縮成形した圧粉成形体から構成される複数のコア片を主要構成部材とする。露出コア部32を構成する露出コア片32mの密度DSが内側コア部31を構成する内コア片31mの密度DMよりも小さい。リアクトル1は、露出コア片32mの製造にあたり、成形圧力を小さくできることから、成形スピードの向上、スプリングバックの低減による成形用金型の摩耗の低減によって生産性に優れ、露出コア片32mの密度DSが小さいため、軽量である。 (もっと読む)


【課題】軽量で生産性に優れる磁気回路部品を提供する。
【解決手段】リアクトル1は、一対の筒状のコイル素子2a,2bを有するコイル2と、コイル2が配置される磁心3とを具える。磁心3は、各コイル素子2a,2b内に配置される一対の内側コア部31と、コイル素子2a,2bが配置されない一対の露出コア部32とによって閉磁路を形成する環状体であり、軟磁性粉末を圧縮成形した圧粉成形体から構成される複数のコア片を主要構成部材とする。露出コア部32を構成する露出コア片32mの平均粒径dSが内側コア部31を構成する内コア片31mの平均粒径dMよりも大きい。リアクトル1は、露出コア片32mの製造にあたり、原料粉末に粗大粉末を利用できることから、成形スピードを向上でき、成形圧力を小さくすることができることから、スプリングバックの低減による成形用金型の摩耗を低減でき、生産性に優れる。 (もっと読む)


【課題】低損失で生産性に優れる圧粉成形体、及びこの圧粉成形体を具えるリアクトル用コア、磁気回路部品を提供する。
【解決手段】圧粉成形体10は、絶縁被膜を具える被覆軟磁性粒子を圧縮成形してなり、対向配置された板状部111,112に挟まれた錘台部113を主体とする変形錘台体である。圧粉成形体10の縦断面は、台形状面113sと、台形状面113sの長辺に繋がる長辺側矩形状面111sと、台形状面113sの短辺に繋がる短辺側矩形状面112sとで構成される。成形用金型との摺接面が主として錘台部113の外周面113oで構成される。外周面113oが圧縮成形物の抜き出し方向に対して傾斜するため、圧縮成形物と上記金型との摩擦を低減して、圧粉成形体10は、絶縁被膜の損傷を低減できる。従って、圧粉成形体10は、後処理時間の短縮により生産性に優れる上に、低損失である。 (もっと読む)


【課題】低損失な圧粉成形体を生産性よく製造できる圧粉成形体の製造方法、低損失な圧粉成形体、この圧粉成形体を具えるリアクトルを提供する。
【解決手段】ダイ103に設けられた貫通孔103hと、貫通孔103hに挿入した第一パンチ:下パンチ102とでつくられる成形空間に、原料粉末P:絶縁被膜を具える被覆軟磁性粉末を充填した後、下パンチ102と第二パンチ:上パンチ101とで原料粉末Pを圧縮成形して圧粉成形体10Aを製造する。この製造方法は、上パンチ101のダイ103に対する相対移動量をダイ103の下パンチ102に対する相対移動量よりも小さくし、ダイ103において上パンチ101寄りの領域で成形を行うことで、圧縮成形物におけるダイ103との摺接距離を短くできる。この製造方法は、絶縁被覆の損傷を低減して、後処理の処理時間の短縮などにより、低損失な圧粉成形体を生産性よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】低損失で生産性に優れる圧粉成形体、及びこの圧粉成形体を具えるリアクトル用コア、磁気回路部品を提供する。
【解決手段】圧粉成形体10は、絶縁被膜を具える被覆軟磁性粒子を圧縮成形してなり、対向配置された板状部111,112に挟まれた錘台部113を主体とする変形錘台体である。圧粉成形体10の縦断面は、台形状面113sと、台形状面113sの長辺に繋がる長辺側矩形状面111sと、台形状面113sの短辺に繋がる短辺側矩形状面112sとで構成される。成形用金型との摺接面が主として錘台部113の外周面113oで構成される。外周面113oが圧縮成形物の抜き出し方向に対して傾斜するため、圧縮成形物と上記金型との摩擦を低減して、圧粉成形体10は、絶縁被膜の損傷を低減できる。従って、圧粉成形体10は、後処理時間の短縮により生産性に優れる上に、低損失である。 (もっと読む)


【課題】量産コストを低減させることができる圧粉磁心の製造方法を提供する。
【解決手段】絶縁被覆処理された純鉄粉又は鉄を主成分とする鉄系合金粉末を金型を用いて加圧成形して圧粉磁心を得る工程S1、得られた圧粉磁心に熱処理を施す工程S2、及び熱処理された圧粉磁心の少なくとも一部に研削砥石を用いた後加工を施す工程S3を含んでいる。前記後加工を施す工程において、圧粉磁心及び研削砥石を自転させつつ研削加工を施すことで圧粉磁心の加工面に生じる加工跡を等方性にする。 (もっと読む)


【課題】低損失な圧粉成形体を製造することができる圧粉成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性粒子の外周に絶縁被膜が被覆された被覆軟磁性粒子を複数具えてなる被覆軟磁性粉末を用いて圧粉成形体を製造する方法で、素材準備工程と、表面処理工程とを具える。素材準備工程では、被覆軟磁性粉末を加圧成形した成形体を用意する。表面処理工程では、素材成形体の表面の一部にウォータージェットを噴射する。素材成形体の表面の一部にウォータージェットを噴射することで、素材成形体の表面で複数の軟磁性粒子の構成材料同士が導通した導通部を除去でき、圧粉成形体の損失を低減できる。 (もっと読む)


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