説明

住友電工焼結合金株式会社により出願された特許

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【課題】インナーロータ2とアウターロータ3の理論偏心位置でのチップクリアランスtが、トップの位置(図(a)の状態)に対し、その位置からインナーロータ2が一歯の半分の角度回転した半歯の位置(同図(b)の状態)で大きくなることを抑制する。
【解決手段】歯数がnのインナーロータ2と歯数が(n+1)のアウターロータ3とを、偏心eさせて組み合わせた内接歯車式ポンプ用ロータである。そのインナーロータ2がその小径Ls、歯数nが同じサイクロイド歯形と比較して歯丈が高いものであって、偏心量e<(インナーロータ2の大径(Lo)−インナーロータ2の小径(Ls))/4とする。このように、従来の(Lo−Ls)/4より偏心量eを小さく、例えば、0.1mm小さくすると、同図(a)と(b)から理解できるように、両位置(図aとb)のチップクリアランスtが同じ(0.030mm)となって、ポンプ室4の容積効率の低下を招かなくなる。 (もっと読む)


【課題】金型が撓んだ場合でも金型間に入り込んだ冶金用粉末を起点とした焼付きの発生を防止することができることを課題とする。
【解決手段】下パンチと上パンチとダイを含む粉末成形用の金型であって、前記下パンチは、前記下パンチの上端面から続く摺動部を側面に備え、前記摺動部は前記摺動部途中から金型下方に切り抜ける複数の溝を有する粉末成形用の金型とした。 (もっと読む)


【課題】鉄損が低い圧粉磁心を得るための軟磁性粉末とその圧粉磁心及び圧粉磁心の製造方法を提供する。
【解決手段】絶縁層を有する複数の軟磁性粒子からなる軟磁性粉末に係る。軟磁性粒子の構成材料のビッカース硬さHV0.1が300以上であり、絶縁層が、Si及びOと、更に、アルカリ金属及びMgのうち少なくとも一種とを含む。このような軟磁性粉末であれば、鉄基合金等の電気抵抗が高い材料を用いることができて、渦電流損を低減することができ、低鉄損の圧粉磁心を効率的に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】焼入れ領域の近辺に焼入れ不要領域があるワークの高周波焼入れにおいて、焼入れ不要領域には焼きが入らないようにしながら焼入れ領域を均一に焼入れすることを可能となす高周波焼入れ用治具を提供することを課題としている。
【解決手段】高周波焼入れ用治具を、加熱用コイルと相似形の導電性材料で形成されたシールドリング2と、このシールドリングを電気絶縁状態で加熱用コイルに取付ける取付け具3とで構成し、取付け具3に、シールドリング2の加熱用コイルとの相対位置をコイル軸方向とコイル径方向にそれぞれ調整する、軸方向位置調整機構5と径方向位置調整機構6を含ませた。 (もっと読む)


【課題】非円形軸穴の局部的な形状の変化によって端面の面積が部分的に変化している焼結歯車などの焼結部品のサイジングに起因した真円度の低下を抑制して同部品の真円度を向上させることを課題としている。
【解決手段】非円形の軸穴3を中心に有する焼結部品を、ダイ、上パンチ、下パンチ及びコアロッドを有する金型を用いてサイジングするときに、上下のパンチ7,8が焼結部品を加圧し始める位置で、焼結部品の端面の周方向各域のうち面積が他の領域よりも大きい側において、焼結部品の端面4と上パンチ7の端面10との間に部品の圧縮代よりも小さい隙間gを生じさせ、この状態で上パンチ7と下パンチ8による加圧を行う。 (もっと読む)


【課題】磁性部品の傷の有無を短時間に確実に全数検査することができ、かつインライン化が可能な磁性部品の傷検査方法および傷検査装置を提供する。
【解決手段】傷検査装置1は、磁性ホルダー10と、誘導コイル20と、磁化特性測定手段30と、判別手段40と、を備える。磁性ホルダー10は、磁性部品100が取り付けられ、磁性部品100と組み合わされることで閉磁路を形成する。誘導コイル20は、閉磁路に磁界を印加する。磁化特性測定手段30は、閉磁路に磁界を印加したときの閉磁路の磁化特性を測定する。判別手段40は、測定した閉磁路の磁化特性を磁化特性測定手段30から取得し、測定した磁化特性に基づいて、磁性部品100の傷の有無を判別する。 (もっと読む)


【課題】表面に凹部のある焼結部品に付着している油を確実に除去する方法を提供する。
【解決手段】凹部3を有する油の付着した焼結部品1を並べる支持面を、吸油紙12で構成するか又は支持面に吸油紙を敷き、その吸油紙12上に、油の付着した焼結部品1を凹部3のある側の面を下にして載置し、保形性のある厚紙吸油紙、あるいは金網、パンチングメタル等の補助部材を用いて、焼結品と吸油紙を多段に積み重ね、加熱、真空引きにより脱脂を行う。 (もっと読む)


【課題】 密度と強度を向上するとともに、環境負荷の小さい冶金用粉末の製造方法および圧粉磁心の製造方法を提供する
【解決手段】 複数の第1の磁性粉末の表面に第1の結着剤を被覆する工程と、 前記第1の結着剤の表面に、前記第1の粒子の粒径よりも小さな粒径を有する複数の第2の磁性粉末を被覆する工程とを備えた冶金用粉末の製造方法であって、前記結着剤は室温で固形のシリコーン樹脂であり、 前記複数の第1の磁性粉末の表面に結着剤を被覆する工程は磁性粉末を攪拌しながら行われ、シリコーン樹脂の軟化温度以上に昇温させる工程とその後軟化温度以下に冷却させる工程を含む冶金用粉末の製造方法とした。 (もっと読む)


【課題】薄肉・高速押出性を有し、高強度で耐へたり性や耐摩耗性及び耐焼付性に優れるシリンダスリーブ用合金及びそれを使用したシリンダスリーブを提供する。
【解決手段】Siを16〜18質量%、Feを5.5〜9質量%、Mgを0.5〜2質量%、Al2O3を3〜5質量%、グラファイトを0.5〜3質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる合金である。このシリンダスリーブ用合金は、上記組成に限定することによって、薄肉・高速押出性、鋳込みへたり性、摺動特性の全てにおいて優れる。このシリンダスリーブ用合金を使用したシリンダスリーブは、薄肉構造であり、低温及び高温の双方において強度に優れ、稼働時に高い耐摩耗性及び耐焼付性を有する。 (もっと読む)


【課題】歯丈や歯数の設定を自由に行い得て、ポンプの吐出量の増加、吐出脈動の抑制を図る。
【解決手段】歯数差が1枚のインナーロータとアウターロータを組み合わせた内接歯車式ポンプである。インナーロータの歯先2aと歯底2bの少なくとも一方を、インナーロータ中心Oからの距離が、歯先歯形ではその歯先創成円Bの移動始点Spaから移動終点Lpaに向かって増加し、歯底歯形ではその歯底創成円Cの移動始点Spbから移動終点Lpbに向かって減少するように前記創成円が自転しながら移動し、その創成円の円周上の点jの軌跡でその歯形を描く。このとき、移動始点を、基準円Aの中心からその基準円と重なる創成円上の基準点Jに至る直線Lに対して創成円の移動方向前方に位置させて、歯先曲線又は歯底曲線の始点接線を傾け(θs)、インナーロータとアウターロータの歯間隙間を大きくし、吐出脈動を小さくするとともに、吸入特性を向上させる。 (もっと読む)


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