説明

住友電工焼結合金株式会社により出願された特許

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【課題】第1成形体と第2成形体を焼結鑞付けして得られる部品を改善の対象にして第1成形体と第2成形体の位置決め精度の向上と、両成形体の接合界面からの鑞材の溢れ防止の信頼性向上を両立させることを課題としている。
【解決手段】第1成形体と第2成形体を軸方向に突き合わせて焼結し、同時に接合面を鑞付けして得られる焼結鑞付け接合部品に、下記の鑞溜り部を設けた。その鑞溜り部8は、凸部6の先端に面取り部7を設け、凹部3のコーナ部に溢れ溝5を設け、溢れ溝5の端部Pを面取り部7の端部Qよりも接合面側に配置し、面取り部7のランド角部Cと凹部3の側面3bとの間にW=0.02mm以上、0.1mm以下の隙間を設け、面取り部7と溢れ溝5との間の空間によって形成される。 (もっと読む)


【課題】アウターギヤの外周の焼き付きを防ぎつつ吐出量が低下しないオイルポンプを提供することを課題とする。
【解決手段】内接歯車式オイルポンプであって、円筒状のギヤ室7を有するポンプハウジング2と、ポンプカバーと、前記ギヤ室7に収容されるインナーギヤ4とアウターギヤ5とを備え、前記ギヤ室7には吸入ポート9と吐出ポート10とを含み、前記ポンプハウジング2および/または前記ポンプカバーは前記吸入ポート9と連通する吸入路11を有し、前記ギヤ室7の内周面の深さ方向の一部にオイル導入口を備え、ここにおいて前記オイル導入口は、オイル導入路14を解して前記吸入路11と接続する内接歯車式オイルポンプとした。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤塗布口の縁部やフィーダーボックスの縁部に付着した金型潤滑剤がダイの凹所内に落下するのを防止することができる粉末成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】ダイプレート10に配設されたダイ11の凹所11a内に潤滑剤塗布口40から金型潤滑剤を噴出させて当該凹所内面に金型潤滑剤を塗布する工程、金型潤滑剤が塗布された前記凹所内に、前記ダイプレート上を摺動するフィーダーボックス50内の金属粉末を供給する工程、前記凹所の上方に配設された上パンチ30を下降させ、当該凹所内の金属粉末を加圧成形して粉末成形体を作製する工程、及び粉末成形体を作製する一サイクル毎に、前記潤滑剤塗布口及びフィーダーボックスの端縁に付着している金型潤滑剤を除去する工程を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】ロウ材収容部の形成に際しコアが不要であり、設計の自由度が高く、軽量化を達成することができるロウ付け方法を提供する。
【解決手段】第1ロウ付け面を上向きにした下側部材2の上に、第2ロウ付け面を下向きにして上側部材4を載置し、上側部材に形成されたロウ材収容部にロウ材を配設し、加熱により両部材をロウ付けする方法。ロウ材収容部は、上側部材4の周縁に形成された切り欠き7からなっており、この切り欠きの開口8は、切り欠き7内に配設されたロウ材が水平移動により切り欠き7から飛び出るのを禁止する大きさにされている。 (もっと読む)


【課題】特に高温域でのヒステリシス損が低い圧粉磁心を得るための軟磁性粉末を提供する。
【解決手段】Fe、Si、およびAlを含む軟磁性粒子の表面に絶縁被膜を形成した複合磁性粒子の集合体である軟磁性粉末において、Siの含有量をa質量%、Alの含有量をb質量%としたとき、次の式(1)、(2)を満たす。式(1)…27≦2.5a+b≦29、式(2)…6≦b≦9。このような軟磁性粉末であれば、この軟磁性粉末を用いて得られた圧粉磁心の高温環境におけるヒステリシス損を低減できる。 (もっと読む)


【課題】サイジング装置を工夫してサイジング性能を安定させ、矯正のばらつきを減少させて焼結部品の生産の歩留まりを向上させることを課題としている。
【解決手段】サイジング装置を、サイジング金型1のサイジングダイ2がサイジング孔6の側面6aに段差部6bとサイジング用突起6cを有し、サイジング対象の焼結部品がサイジング孔6に押し込まれるときと押し出されるときにサイジング用突起6cによって部品の凸部の寸法が矯正され、前記凸部の底面が段差部6bに押し当てられた位置で上パンチ3と下パンチ4により焼結部品が圧縮されるように構成した。 (もっと読む)


【課題】熱処理成形体の表面を研削しても、その研削工程に伴って研削面における軟磁性粒子同士の絶縁を確保できる圧粉磁心とその製造方法を提供する。
【解決手段】 絶縁被覆を有する軟磁性粒子を圧縮成形し、得られた圧粉成形体を所定の温度に加熱した熱処理成形体100を用意する準備工程と、加工工具2で熱処理成形体100の一部を除去する加工工程とを備える。この加工工程は、熱処理成形体100を陽極とし、熱処理成形体100を機械加工する加工工具2又は加工工具2と間隔をあけて対向される第一対極5を陰極として、陽極と陰極間に導電性液体7Lを介在させて通電しながら行う。この通電により、熱処理成形体100の加工面において、隣り合う軟磁性粒子同士をつなぐブリッジ部を除去する。 (もっと読む)


【課題】焼結スプロケットなどの焼結部品について、重ねた状態での焼結を安定して行えるようにする。
【解決手段】複数個を積み重ねて焼結を行う焼結部品1を、重ね面となす部品の端面5に周方向に列をなす微小な突起7を有し、その突起7が径方向に列の位置を変えて少なくとも3列設けられ、奇数列Gの突起7は端面5の中心から放射状に延びだす直線上に配置され、偶数列Eの突起7は前記放射状に延びだす直線間に配置されたものにする。 (もっと読む)


【課題】径方向貫通孔の開口縁に面取り部が施された筒状部品を検査対象にして、前記面取り部の面取り寸法が規定範囲内にあるか否かの検査を短時間で信頼性良く行えるようにすることを課題としている。
【解決手段】頭部と胴部と円錐部3cを有する挿入ピン3と、筒状部品20の軸孔21の内径寸法に適合させた外径寸法とピン孔2aとを有する治具本体2からなる測定治具1を使用し、軸孔21に治具本体1を挿入した後、前記部品に設けられた貫通孔22の開口縁の面取り部23に円錐部3cが接する位置まで挿入ピン3を貫通孔22に挿入し、治具本体2の軸孔21からの突出部を基準面11bに当て、この状態で基準面11bから挿入ピン3の頭頂面までの距離L1が規定範囲内にあるか否かを調べて面取り寸法の良否判定を行う。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる希土類磁石が得られ、成形性に優れる磁石用粉末、及びその製造方法、粉末成形体、希土類-鉄-ホウ素系合金材を提供する。
【解決手段】磁石用粉末を構成する磁性粒子1は、鉄含有物の相2中に希土類元素の水素化合物の相3の粒子が分散して存在する組織を有する。磁性粒子1中に鉄含有物の相2が均一的に存在することで、この粉末は成形性に優れる上に、粉末成形体4の密度を高め易い。この磁石用粉末は、希土類-鉄-ホウ素系合金(R-Fe-B系合金)の粉末を水素雰囲気中、R-Fe-B系合金の不均化温度以上の温度で熱処理して希土類元素と鉄含有物とを分離し、かつ、希土類元素の水素化合物を生成することで得られる。この磁石用粉末を圧縮成形して粉末成形体4が得られ、この粉末成形体4を真空中で熱処理してR-Fe-B系合金材5が得られ、R-Fe-B系合金材5を着磁して、R-Fe-B系合金磁石6が得られる。 (もっと読む)


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