説明

住友電工焼結合金株式会社により出願された特許

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【課題】磁気特性に優れる希土類磁石が得られ、成形性に優れる磁石用粉末、及びその製造方法、粉末成形体、希土類-鉄-ホウ素系合金材を提供する。
【解決手段】磁石用粉末を構成する磁性粒子1は、鉄含有物の相2中に希土類元素の水素化合物の相3の粒子が分散して存在する組織を有する。磁性粒子1中に鉄含有物の相2が均一的に存在することで、この粉末は成形性に優れる上に、粉末成形体4の密度を高め易い。この磁石用粉末は、希土類-鉄-ホウ素系合金(R-Fe-B系合金)の粉末を水素雰囲気中、R-Fe-B系合金の不均化温度以上の温度で熱処理して希土類元素と鉄含有物とを分離し、かつ、希土類元素の水素化合物を生成することで得られる。この磁石用粉末を圧縮成形して粉末成形体4が得られ、この粉末成形体4を真空中で熱処理してR-Fe-B系合金材5が得られ、R-Fe-B系合金材5を着磁して、R-Fe-B系合金磁石6が得られる。 (もっと読む)


【課題】 焼結金属製スプロケットの側面に、その側面を凹ませて形成される立体的なマークを、付与コストがかからず、位置決め可能な形状にすることを課題とする。
【解決手段】 上部に円筒形状もしくは円錐形状の鍔部、下部に歯車部、および前記円筒部又は円錐部の側面(6)にマーク(5)を有する焼結金属製スプロケットであって、前記マーク(5)は、部品の軸心と平行で少なくとも一端が部品の端面(8)に切り抜けており、前記マークの内部に前記歯車部に対応する凸部(12)を有する焼結金属製スプロケットとした。 (もっと読む)


【課題】焼結処理の処理量を確保しつつ、その際に肌荒れ及び表面酸化が生じるのを防止する。
【解決手段】予熱ゾーン1と加熱ゾーン2を有する焼結炉による焼結体の製造方法において、前記予熱ゾーン1内のn箇所に予熱バーナー6を設け、焼結炉入り口から1番目の第一予熱バーナー6−1のガス量をK1、2番目の第二予熱バーナー6−2のガス量をK2としたときに、K1≧K2を満たし、第一予熱バーナー6−1のガス量K1が予熱ゾーン1での全ガス量の1/n以上とした。 (もっと読む)


【課題】部品外周と部品端面が交差する角部に外径方向および軸方向に飛び出す側面を有する凸部を有する製品において、焼結後の加工によるテーパ形状の除去や、金型分割筋の除去をすることのない製造方法を提供する。
【解決手段】部品外周と端面が交差する角部に外径方向及び軸方向に飛び出す側面を有する凸部が形成された焼結部品の製造方法であって、成形工程、焼結工程とサイジング工程を含み、前記成形工程における成形金型には、成形用ダイ1と成形用コア4又は成形用パンチ2,3との成形用金型分割位置が前記凸部の側面に設けられる様に設定した成形用ダイ1を用い、前記成形用金型分割位置が、前記凸部側面上の前記角部から成形軸方向に伸びた直線状であり、前記サイジング工程におけるサイジング金型には、前記成形用金型分割位置と異なる凸部側面上にサイジング金型分割位置が設けられるように設定したサイジング用ダイを用いた焼結部品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】磁石特性に優れる希土類磁石が得られ、成形性に優れる磁石用粉末及びその製造方法、上記磁石の原料に利用される粉末成形体、希土類-鉄系合金材、希土類-鉄-窒素系合金材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】磁石用粉末を構成する各磁性粒子1は、Feなどの鉄含有物の相2中に希土類元素の水素化合物の相3の粒子が分散して存在する組織を有する。磁性粒子1中に鉄含有物の相2が均一的に存在することで、この粉末は成形性に優れ、相対密度が高い粉末成形体4が得られる。上記磁石用粉末は、希土類-鉄系合金粉末を水素雰囲気中で熱処理して希土類元素と鉄含有物とを分離し、かつ希土類元素の水素化合物を生成することで得られる。この磁石用粉末を圧縮成形して粉末成形体4が得られ、粉末成形体4を真空中で熱処理して希土類-鉄系合金材5が得られる。希土類-鉄系合金材5を窒素雰囲気中で熱処理して希土類-鉄-窒素系合金材6が得られる。 (もっと読む)


【課題】焼結体の寸法矯正を、内外径面の端面に対する直角度を高めて効率よく安価に行うことを課題としている。
【解決手段】ダイ1と上パンチ2と下パンチ3を備える金型を使用してサイジングによる焼結体の寸法矯正を行う。このサイジングにおいて、ダイ1のサイジング穴1aに押し込まれた焼結体Aが下パンチ3の上端に接触した位置でダイ1が軸方向に可動であり、その可動状態を維持して上パンチ2と下パンチ3による焼結体の加圧を行うようにした。 (もっと読む)


【課題】上パンチと下パンチの少なくとも一方が、断面円形、又は、所定角度の相対回転前後の輪郭が重なり合う形状の外径部を有しており、その状況で上パンチと下パンチを、位相を一致させて取り付けることが要求される粉末成形用金型を、上パンチと下パンチの誤組み付けが起こらないものにすることを課題としている。
【解決手段】ダイ1と下パンチ3を固定する下パンチ押さえ16に、ダイ1と下パンチ3を互いに位置決めする位置決め要素(ガイドピン9と移動ガイド18)を対応して設け、さらに、ダイ1と上パンチ2に、その両者を互いに位置決めする位置決め治具8と照合部15を対応して設け、位置決め治具8をダイ1に着脱自在に取り付け、照合部15を上パンチ2の側面に形成した。 (もっと読む)


【課題】サイジング装置にターンテーブルを含ませ、そのターンテーブルでサイジング対象の焼結部品をワーク投入部、プレス部、ワーク排出部の順に搬送しながら連続作業で寸法矯正を行う作業が円滑に実施されるようにすることを課題としている。
【解決手段】下パンチホルダ9上に設置するサイジング金型の下パンチ3と、下パンチ押さえ13との間に下パンチ3の軸方向相対移動を許容する隙間gを設け、さらに、下パンチ3を上向きに付勢する弾性部材10を備えさせた。 (もっと読む)


【課題】粉末成形における成形体の重量ばらつきを抑えて焼結部品に代表される製品の信頼性向上と生産の歩留まり向上を図ることを課題としている。
【解決手段】ダイ1のキャビティ4に充填した原料粉Pを上下のパンチ3,2で圧縮成形する粉末成形において、原料粉Pを供給する給粉ボックス11の温度を管理してキャビティ4に充填する原料粉Pを所定の温度に保温し、この状態で粉末の連続成形を実施するようにした。 (もっと読む)


【課題】被加工孔が基部の中心から偏心した位置にあるために基部を外径チャックで掴むことができないワークを、ワーク把持装置に対して自動化作業で着脱できるようにすることを課題としている。
【解決手段】ワーク10の被加工孔15を旋盤で加工するときに、ワーク10をワーク着座面4に着座させ、この状態で位置決めピン5をワークの第1の長孔13−1に、旋盤の主軸中心から偏心させた内径チャック3をワークの貫通孔12にそれぞれ挿入し、内径チャック3を支点にした回転が位置決めピン5によって規制される位置にワーク10を位置決めし、その後、内径チャック3でワーク10を把持するようにした。 (もっと読む)


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