説明

共和薬品工業株式会社により出願された特許

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【課題】カンデサルタンシレキセチル製剤は、打錠等の製造工程の際に結晶の立体構造が崩れ、有効成分の安定性が低下することが知られていた。有効成分の安定性低下は、類縁物質発生の原因となり、有効成分の含有量低下に繋がる。このことから、長期保存後では、安定した治療効果が得られなくことが懸念される。従って、カンデサルタンシレキセチル製剤における有効成分の安定化が求められていた。
【解決手段】
カンデサルタンシレキセチル製剤に低級アルコールを含有させることで、保存安定性に優れ、長期間に渡って有効成分含有量が安定した薬物組成物を提供するができる。これにより、上述の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】ピタバスタチン製剤は添加剤と相互作用を起こす事で不純物が増加することが知られており、上記類縁物質の出現や溶出遅延は、製剤中のピタバスタチンの含有量の低下を示すことから、安定した治療効果が得られなくなることが懸念される。従って、本発明は、長期保存によるピタバスタチンカルシウムの含量低下が顕著に抑制された、ピタバスタチンカルシウム薬物組成物を提供することを目的とする。長期間にわたり有効成分の安定化が求められていた。
【解決手段】ピタバスタチンカルシウムと糖アルコールとを含む薬物組成物であって、乳糖を含まない、ピタバスタチンカルシウム薬物組成物を提供することで上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】タール色素を含有せず、光安定性に優れたピタバスタチンカルシウムを含有する錠剤を提供する。
【解決手段】ピタバスタチンカルシウムと、三二酸化鉄と添加剤とを含む錠剤であって、照度5000lxの光を240時間受光後のピタバスタチン類縁物質の生成量が、1.9%未満である、三二酸化鉄の配合量は、好ましくは、ピタバスタチンカルシウムに対して40重量%〜150重量%である。ピタバスタチンカルシウムを含有する錠剤は、さらに酸化チタンを含有することが好ましく、この場合の三二酸化鉄の配合量は、ピタバスタチンカルシウムに対して4重量%〜20重量%とするのがよい。 (もっと読む)


【課題】保存安定性及び服薬コンプライアンスに優れたタルチレリン水和物製剤を提供すること。
【解決手段】タルチレリン水和物と、水と、pH調整剤とを含み、pHが2.5〜4.3である、タルチレリン水和物製剤が上記課題を解決する。上記pH調整剤は、クエン酸系pH調整剤又はリン酸系pH調整剤から選択される。特に、ゲル化剤としてローカストビーンガム及び寒天を含むゼリー状タルチレリン水和物製剤であって、ゼリー剤の硬さが1.0×10〜1.5×10N/mである、ゼリー状タルチレリン水和物製剤が好ましい。ローカストビーンガムの添加量は0.25〜0.60重量%の範囲から選択され、寒天の添加量は0.25〜0.5重量%の範囲から選択される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、保存によるタルチレリンの溶出遅延や含量低下が抑制されているタルチレリン製剤と、タルチレリン製剤の溶出性を維持するための方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るタルチレリン製剤は、タルチレリン水和物およびポリビニルアルコールを含むことを特徴とする。また、本発明に係るタルチレリン製剤の溶出性維持方法は、結合剤としてポリビニルアルコールを配合することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、保存によるアンギオテンシンII受容体拮抗剤の含量低下が抑制されている固形製剤と、固形製剤におけるアンギオテンシンII受容体拮抗剤の保存安定性を向上するための方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る固形製剤は、アンギオテンシンII受容体拮抗剤および糖アルコールを含むことを特徴とする。また、本発明に係る固形製剤におけるアンギオテンシンII受容体拮抗剤の保存安定性向上方法は、賦形剤として糖アルコールを配合することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、不快味が顕著に抑制されており、且つ製剤化が容易で工業的な大量生産にも適するドネペジルの経口製剤を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る経口製剤は、ドネペジルまたはその塩、並びに、クロスカルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルスターチ、およびそれらの塩からなる群より選択される1以上の架橋/分枝鎖状セルロースを含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、マレイン酸フルボキサミンの量の低減や着色が抑制された、保存安定性に優れたマレイン酸フルボキサミン錠剤を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のマレイン酸フルボキサミン錠剤は、滑沢剤として、ステアリン酸塩およびフマル酸ステアリルナトリウムを実質的に含まないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】類縁物質を十分に抑制しながら含量均一性を高めることができる塩酸セチリジン含有錠剤の製造方法を提供する。
【解決手段】粉末状の添加剤を塩酸セチリジンの溶液(特に水溶液)と共に造粒し、この造粒物を打錠することによって塩酸セチリジン含有錠剤を製造する。前記造粒では、好ましくは、気流によって流動化した粉末状の添加剤に、塩酸セチリジンの溶液を吹き付けて造粒する。造粒では結合剤を用いる必要はない。造粒物は、例えば、崩壊剤と混合してから打錠してもよい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、コストがかかる上に内部が視認できないコールドフォーム包装を用いなくても、十分な安定性を示すペルゴリド製剤を製造するための方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係るペルゴリド錠剤の製造方法は、結晶状のペルゴリドまたはその医薬的に許容される塩と、糖アルコールおよび乳糖から選択される少なくとも1種を配合し、且つ直接粉末圧縮法により圧縮成型することを特徴とするとするものである。 (もっと読む)


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