説明

社団法人和歌山県農産物加工研究所により出願された特許

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【課題】この発明は、梅加工食品を製造する際に副産物として生じる梅酢の利用をより促進するとともに、安全で抗菌活性の強い抗菌物質を提供する。また、強い抗菌活性を備えた医薬品、医薬部外品、化粧品、食品、飼料を提供する。
【解決手段】この発明の抗菌物質は、梅酢から調製した梅酢ポリフェノール、梅酢ポリフェノールを加水分解して得られる梅酢ポリフェノール加水分解物、又は梅酢ポリフェノールの構成成分である梅酢ポリフェノールアグリコンを含み、高い抗菌活性と安全性を有するものである。また、この発明の医薬品、医薬部外品、化粧品、食品、飼料は、この発明の抗菌物質を含むものである。 (もっと読む)


【課題】 クエン酸を含んでおらず、ポリフェノールの組成が明確で、ポリフェノールの含有量が多いポリフェノール抽出物の製造方法、およびこれを用いた機能性組成物、骨粗鬆症予防剤、肥満や糖尿病の治療、予防用糖質消化酵素阻害剤、ならびに食品組成物、特定保健用食品組成物、医薬部外品組成物、医薬組成物を提供する。
【解決手段】 本発明のポリフェノール抽出物の製造方法は、梅酢をスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂と接触させた後に、このスチレン−ジビニルベンゼン系合成吸着樹脂に、水性溶媒で溶出処理をしたものを、濃縮することで、クエン酸を含まず、ポリフェノールが高濃度に含まれるポリフェノール抽出物を得る。また、梅酢から得られるポリフェノール抽出物の新たな機能性組成物は、糖尿病予防用の食品組成物、特定保健用食品組成物、医薬部外品組成物、医薬組成物に利用することができる。 (もっと読む)


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