説明

株式会社メックインターナショナルにより出願された特許

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【課題】 硫化水素ガスを用いることなく、金属材の表面にナノカーボン類を含む炭素膜を形成する。
【解決手段】 鉄を主成分とする金属材の表面に、希硫酸を塗布する第1工程と、第1工程の後に、金属材の表層に窒化層が形成される窒化条件の下でCO、COおよび有機ガスからなる群から選ばれる少なくとも一種とともに金属材を熱処理することによって、金属材の窒化層の表面に、カーボンナノコイル、カーボンナノチューブおよびカーボンナノフィラメントからなる群から選ばれる少なくとも1種のナノカーボン類を含む炭素膜を形成する第2工程と、を有する、金属材の表面処理方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】接合強度を高めることができるダイカスト金型材の固相拡散接合方法を提供する。
【解決手段】ダイカスト金型材A・B同士を突き合わせた状態で、該ダイカスト金型材A・Bの周囲の雰囲気を真空度P0とし、該ダイカスト金型材A・Bを昇温させ、その後に該ダイカスト金型材A・B同士を押圧する初期工程S100と、前記ダイカスト金型材A・Bを昇温させ第一温度T1に維持しつつ該ダイカスト金型材A・B同士を第二荷重力F2にて押圧する第一工程と、該ダイカスト金型材A・Bを降温させ第二温度T2に維持しつつ該ダイカスト金型材A・B同士を第一荷重力F1にて押圧する第二工程とを複数回繰り返す接合工程S200と、を具備し、前記第一温度T1は、前記第二温度T2よりも高いものとし、前記第一荷重力F1は、前記第二荷重力F2よりも大きいものとする。 (もっと読む)


【課題】高価な設備を用いることなく結晶粒の成長があまりおきない低温領域で浸炭処理が施された金属材料を提供する。
【解決手段】鉄を主成分とする金属材料10であって、当該材料の炭素濃度がその中心部に比べて高い表面浸炭層2を有し、かつ当該材料の最表面にアモルファスカーボン層を有する金属材料10。 (もっと読む)


【課題】ダイカストマシンに備えられるプランジャー装置であって、鋳造品質を向上させるべく、スリーブ内の溶融金属に発生する初期凝固層の発生を低減しつつ、キャビティ内への溶融金属の充填が完了した後、早急に凝固させることが可能であり、耐久性に優れたプランジャー装置を提供する。
【解決手段】溶融金属が投入されるスリーブ2と、前記スリーブ2に摺動可能に内装され、前記スリーブ2内に投入された溶融金属を圧出するプランジャーチップ3と、を有するプランジャー装置1であって、前記スリーブ2の内周面2bと、前記プランジャーチップ3の溶融金属に面する先端面(前端面3a)と、には、Ra0.2[μm]を超える大きさの表面粗さを有する凹凸形状が形成されるとともに、炭素結合された炭素系被膜が被覆される。 (もっと読む)


【課題】油性膜を有するワークに均一な水溶性皮膜を形成することが可能な皮膜形成用組成物を提供する。
【解決手段】本発明に開示される皮膜形成用組成物は、ジオクチルスルホコハク酸金属塩と、ポリアルキレングリコールモノアルキルエーテルと、を含んでいる。この皮膜形成用組成物は、水溶性皮膜であって、表面に油性膜を有する金属材料の油性膜上に均一に皮膜することができる。 (もっと読む)


【課題】金属石鹸を分散させたエマルション系の水溶性ダイカスト用離型剤及びその製造方法の提供。
【解決手段】ステアリン酸塩、シリコーンオイル及びステアリン酸塩を除く界面活性剤を含む水溶性ダイカスト用離型剤であり、当該水溶性ダイカスト用離型剤の製造方法は、シリコーンオイル及び界面活性剤を40℃〜70℃に加熱した水と混合する工程、前記混合液が乳化するまで撹拌する工程及び乳化した混合液にステアリン酸塩を添加する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】金型の表面に生じた異常が異物付着かその他の事象に起因するものかを判別し、可能な限り自動的に異常を修復する装置を提供する。
【解決手段】修復装置は、赤外線放射率が予め定められた放射率基準値以上となるように高放射率剤が塗布された鋳造用金型の型表面から放射される赤外線の強度を計測する計測器と、型表面にアルカリ薬剤を塗布する薬剤塗布器と、型表面に高放射率剤を塗布する高放射率剤塗布器と、型表面に空気を吹き付けるエア噴射器と、移動機構を備えている。移動機構は、薬剤塗布器と高放射率剤塗布器とエア噴射器の夫々を移動させる。この修復装置は、赤外線強度が予め定められている強度閾値より低い第1範囲に属する型表面領域へアルカリ薬剤を塗布し、第1範囲よりも低い第2範囲に属する型表面領域へ高放射率剤を塗布し、第2範囲よりも低い第3範囲に属する型表面領域へ空気を吹き付ける。 (もっと読む)


【課題】従来のダイカスト技術では良好な鋳造品を得られないほど低い鋳造条件で、良好な鋳造品を得られるダイカスト鋳造技術を提供する。
【解決手段】キャビティ形成面を、繊維状カーボンを含むコーティング剤と、フラーレンを含むコーティング剤でコーティングしておく。繊維状カーボンの平均存在密度を5本/μm以上に調整しておき、フラーレンの平均粒径を10μm以下に調整しておく。繊維状カーボン群が伸びている層は溶湯と金型の間の熱伝導率を低下させる。繊維状カーボン群の間に捕縛されているフラーレンは、溶湯の凝固のきっかけとなる微小な凹凸を作り出す。繊維状カーボン群の平均存在密度を5本/μm以上に調整しておくと、溶湯が攪拌される。これらの結果、キャビティ内に溶湯が充填しやすく、しかも溶湯中の広い範囲に分散した凝固核から凝固が進行した組織を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】鋳造条件(鋳造圧力、溶湯の射出速度、溶湯の温度)を下げても良好な鋳造品を得られるダイカスト鋳造装置を提供する。
【解決手段】ダイカスト鋳造装置100は、金型12、14と、溶湯が流し込まれるプランジャスリーブ20と、プランジャスリーブ内を摺動して溶湯を金型のキャビティへと押し出すプランジャチップ22を備えている。プランジャスリーブ内面20aとプランジャチップ先端面22aが、第1コーティング剤と第2コーティング剤でコーティングされている。第1コーティングは、カーボンナノコイル、カーボンナノチューブ、及び、カーボンナノフィラメントのグループから選ばれる少なくとも1つのナノカーボン類を含む。第2コーティング剤は、フラーレンを含む。 (もっと読む)


【課題】 作業性を簡略化し、処理された表面ごとのばらつきをできるだけ小さくすることができる表面処理方法を提供すること。
【解決手段】カーボンナノコイル、カーボンナノチューブおよびカーボンナノフィラメントからなる群から選ばれる少なくとも1種のナノカーボン類を含む炭素膜が被膜された物体の表面に、はけを用いて、フラーレン類を含有するアルコールを塗布することによって、表面にフラーレン類を含む被膜を形成する。フラーレン類の塗布に液体を用いることによって、塗布ごとの表面特性のばらつきを抑制することができる。 (もっと読む)


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