説明

株式会社日本ミクロトーム研究所により出願された特許

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【課題】 本発明は、軟質ゴムのような柔軟性のある試料であっても常温作動型ミクロトームによりミクロンまたはサブミクロンの精度で切削可能なようにすることを目的とする。
【解決手段】 このような課題を解決するために、本発明のミクロトーム用試料保持具は、ミクロトームへの取付け部材と、試料を固定する試料保持部材とからなるミクロトーム用試料保持具であって、前記取付け部材と試料保持部材とは一体連結され、これらがミクロトームによる氷切削時の負荷を受けても実質的に変形しない剛性を有するとともに、前記試料保持部材は、金属又はそれと同等の高熱伝導性を有する材料にて構成され、液化ガス貯留タンク内に一端が露出し、多端が前記試料保持部材に熱的に一体化されてなる高熱伝導部材により、前記貯留タンク内の液化ガスと前記試料保持部材とが熱的に一体化されてなることを特徴とする構成を採用した。 (もっと読む)


【課題】 CD−ROM等の板状試料の表層を採取するための表層切削装置を提供する。
【解決手段】 板状の試料表面の層を採取するために、これを切削する表層切削装置において、試料を保持する試料保持機構200と、この試料表面に接触する切削刃320を保持する刃物保持機構310とからなり、切削刃の切削移動方向前方に向かう刃先端面と試料表面との挟角αが鋭角になるように刃物を保持するとともに、切削刃と前記試料表面との接触に当たり所定の荷重をあたえる負荷構造が設けてある構成を採用した。 (もっと読む)


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