説明

KEMEL株式会社により出願された特許

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【課題】本発明は、加圧空気の供給ができない場合でも、軸封装置の環状室の圧力を海水圧力に追従できる軸封装置を提供することを目的とする。
【解決手段】潮流発電装置のタービン翼に連結された回転軸を支持するころがり軸受を海水からシールする軸封装置において、前記回転軸を収容するケーシング側に少なくとも2つのシールリングが軸方向に接続されて回転軸側の表面に接触してシールするように形成された軸封装置を設け、該軸封装置の複数のシールリング相互間に形成された環状室には、海中において環状室より高い位置に設置された油溜タンクに接続する給油管が接続され、前記油溜タンクは海水による圧力に応じて収縮するように形成されていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】ころがり軸受への海水の浸入を防止するとともに、シールリングに作用する負荷を一定かつ小さく保持することによりシールリングの劣化を防止して信頼性のある軸封装置を提供する。
【解決手段】ころがり軸受を海水からシールする軸封装置において、回転軸を収容するケーシングに少なくとも3つのシールリングが軸方向に並設されて回転軸の表面に接触してシールするように形成され、複数のシールリング相互間で形成された複数の環状室のうち、海水側から一番目の環状室には、海水圧にリング締付け圧を加えた内圧が保持されるように空気の供給を行う給気装置が接続され、海水側から二番目の環状室には、環状室より高い位置に設置された油溜タンクの底部に接続する給油管が接続されており、前記油溜タンクの上部には前記給気装置と前記海水側から一番目の環状室とを接続する給気管の中途部から分岐した内圧感知管が接続されていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】船体の底部から下方に突出し且つ縦軸心回りに旋回可能となっている旋回部を確実に軸封する。
【解決手段】シール装置8は、海水Wを封止するシールリング25Aと潤滑油Lを封止するシールリング25Dと両シールリング25A,25Dの間に配備された一対のシールリング25B,25Cとを有し、一対のシールリング25B,25Cに挟まれた空間は、浸入してきた海水W及び/又は潤滑油Lを回収する回収室36を形成し、回収室36には加圧流体を供給する加圧流体供給部46と加圧流体を回収する回収タンク42とが連結され、一対のシールリング25B,25Cは回収室36内の加圧流体が船外又は船内に漏洩することを防ぐ向きに配備されている。 (もっと読む)


【課題】 軸受損傷面圧が大きく、従来の鉱物油系の潤滑油と同等の潤滑性および防錆性を有し、かつ、従来よりも生分解性が大きい、海水と相溶性のある船舶軸受け推進器用潤滑油を提供する。
【解決手段】 数平均分子量1,000以下の水溶性アルキレングリコールおよび/またはポリアルキレングリコール(A)を基油とし、水溶性増粘剤(B)並びに水溶性防錆剤(C)を含有してなる船舶軸受け推進器用潤滑油であって、該船舶軸受け推進器用潤滑油の重量に基づいて、(A)を80〜98重量%、(B)を1〜10重量%、並びに(C)を1〜10重量%含有し、50℃での軸受損傷面圧が3.5MPa以上である船舶軸受け推進器用潤滑油である。 (もっと読む)


【課題】無公害水溶液により軸受の潤滑を可能にすると共に、潤滑用の水溶液が機外へ漏洩しないようにする。
【解決手段】プロペラ軸50を支承する樹脂材製の軸受30,31と、軸受30,31よりプロペラ70側のプロペラ軸50の外周に密封に嵌着して径方向面に摺動シール面2B1を有する海水用端面シール2Bと、海水用端面シール2Bと対向して海水用端面シール2Bより軸受30,31側のプロペラ軸50の外周に密封に嵌着して径方向面に摺動シール面2A1を有する潤滑液用端面シール2Aと、各摺動シール面2A1,2B1と摺動する各固定シール面5A,5Bを有するケーシング5と、ケーシング5のプロペラ軸50との嵌合間で海水用端面シール2Bと潤滑液用端面シール2Aに仕切られた仕切室20Aに連通する流通路21B,21Cとを具備する。 (もっと読む)


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