説明

株式会社豊島製作所により出願された特許

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【課題】新規な膜およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】膜の製造方法は、ケイ酸塩を含むターゲットにレーザーを照射して基板上に膜を形成し、前記形成された膜をアニールする方法である。ここで、ターゲットに含まれるケイ酸塩は、白雲母、黒雲母、金雲母、合成金雲母、タルク、モンモリロン石、蛭石、緑泥石、高陵石から選ばれるいずれか1種、またはいずれか2種以上の混合物であることが好ましい。また、基板の材質は、サファイア、雲母鉱物、石英鉱物、SrTiO3などのペロブスカイト系単結晶酸化物、シリコンウェハー、ZnOウェハー、GaNウェハーであることが好ましい。また、アニール温度は500〜1000℃の範囲内にあることが好ましい。膜にはケイ酸塩が含まれ、そのケイ酸塩は、白雲母、黒雲母、合成金雲母、タルク、モンモリロン石、蛭石、緑泥石、または高陵石である。 (もっと読む)


【課題】焼結体のターゲットであっても、ランニングコストを低減することが可能なターゲット、およびこれを備えた成膜装置を提供する。
【解決手段】クランプ27によって冷却板22に固定されるターゲット25は、金属粉体としてのZnの粉体と、Znの融点よりも融点が高い金属酸化物としてのZnOの粉体とを含む混合物が、t<T<t(ただし、上記式中、tはZnの融点、tはZnOの融点または昇華点である)で表される焼結温度Tで焼結された亜酸化物の焼結体である。 (もっと読む)


【課題】焼成により生じる表面変質層が極力少ないIGZO焼結体を提供する。
【解決手段】酸化インジウム粉末、酸化ガリウム粉末、及び酸化亜鉛粉末を含む混合粉体を成形し、得られた成形体を焼成することによりIGZO焼結体を製造するに際し、成形体の焼成は、成形体を、所定の開口部以外の部分は密閉された容器内に配置して行うようにする。さらには、該容器内に、酸化亜鉛粉末を敷いて焼成を行うようにする。これにより、焼成時において表面に生じるInGaZnを含む表面変質層の厚さが1mm以下となる。 (もっと読む)


【課題】塗布法によって、In−Ga、In−Zn、Zn−Ga、In−Ga−Zn、Zn−Alの酸化物薄膜を、組成ずれを起こさず簡便に形成することの出来る塗布溶液を提供する。
【解決手段】
式(I)に示すβ−ジケトン錯体であって配位子1つの炭素数が10以上のIn、Ga、Al、Znの単一金属のβ−ジケトン錯体から構成される単一金属のβ−ジケトン錯体を、少なくとも2種以上を含む溶液を塗布溶液に用いる。
【化1】


(式中R、RがそれぞれC、H、N、Oの少なくとも1種以上からなる置換基であり、MがIn、Ga、Zn、Alのいずれかであり、MがIn、Ga、Alのいずれかである場合はn=3であり、MがZnである場合はn=2である) (もっと読む)


【課題】歩留まりが良く、作業効率を高めることができる鋼製板状部品製造方法を提供する。
【解決手段】ポールパーキング等の鋼製の板状部品1を製造するに当たり、鋼製の円板形状の初期材10を、その厚さ方向がプレス方向に直交するように冷間鍛造用型のダイス40のキャビティ41内に縦置きに収容し、初期材10の厚さを略一定に維持したまま初期材10の周側部11からパンチ42でプレスして、初期材10から板状部品1に近似する近似部品20を冷間鍛造により得る。次いで、近似部品20のマージン部分25を除去して半製品30を得、半製品30を切削加工、浸炭処理等して板状部品1を得る。 (もっと読む)


【課題】垂直磁気記録媒体のRu中間膜の配向性を高め記録媒体のノイズを減らすこと。
【解決手段】
非磁性基板上に軟磁性裏打ち層を製膜し、その上に組成がCu−Geからなるスパッタリングターゲットを用いてCuとGeからなる組成のシード膜を製膜する。Geが2〜10at%の範囲で上記スパッタリングターゲットは(10.1)面の回折強度と(00.2)面の回折強度との強度比I(10.1)/I(00.2)が1より小さい擬hcp結晶構造となり、スパッタ製膜されたシード膜も擬hcp構造となる。該Cu−Geシード膜の上にRu中間層を製膜することでRu中間膜の配向性を向上させることが可能であり、ひいては記録媒体のノイズを減少できる。Cu−Geターゲットは上記強度比を1以下にするためにCu、Ge以外の不純物元素混入量を2at%以下に抑える必要があり、そのため粉末焼結法で作成される。 (もっと読む)


【課題】
ZnGaIn(x+3y/2+3z/2)薄膜をDCスパッタリングで作製可能なようにInとGaとZnと酸素とからなるスパッタリングターゲットの比抵抗を2.0×10−2Ω・cm以下にすること。
【解決手段】スパッタリングターゲットの結晶組織をInとZnGaとの2相にすることにより低抵抗が得られる。該2相組織は1100℃以上、1250℃未満の温度で、還元性雰囲気あるいは実質的に酸素が流入しない閉空間で焼成することにより達成できる。相対密度が90%を超えるような高密度範囲でも、密度の値に関わりなく安定して2.0×10−2Ω・cm以下の比抵抗が得られる。 (もっと読む)


【課題】 太陽電池の発電効率を高めるために光吸収膜の上にスパッタリング法で製膜される透明導電膜の近赤外波長域に至るまでの光透過率を高めることが可能なスパッタリングターゲットを提供すること。
【解決手段】 亜鉛に対して0.1at%から20at%の正三価以上の元素の一種または二種以上を加えて第一の焼結をした酸化物100重量部に対して5〜20重量部の金属亜鉛を加えて、700〜1100℃の温度範囲で第二の焼結を行い、所定の加工を施してスパッタリングターゲットを得る。該スパッタリングターゲットは金属亜鉛が酸化物相に固溶していない混晶組織からなり、該スパッタリングターゲットを用いてスパッタリングすることにより単一酸化物相の透明導電膜が得られ、600nm以上の波長域で光透過率を高めることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 バルク状においてゼロ磁場状態で、50K〜250Kの間で10Ωcm桁以上の抵抗変化をする材料と、これを用いた抵抗変化素子とを提供することである
【解決手段】Tb1−xMnO系ペロブスカイト型マンガン酸化物(AはCa,Ba,Srから選択される1種または2種以上の元素:0.1≦x≦0.5を示す)から構成されてなることを特徴とする抵抗変化材料 (もっと読む)


【課題】 直流スパッタリング法を用いて、10Ωcm以上の高抵抗の酸化亜鉛系薄膜を作製するために使用できる10−3Ωcm以下の低抵抗の酸化亜鉛系ターゲットを得る。
【解決手段】 酸化亜鉛と高抵抗な酸化亜鉛系材料に必要な添加物を混合して仮焼した後、金属亜鉛粉末を加えて混合し、金属亜鉛の融点未満の温度で焼結させる。 (もっと読む)


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