説明

株式会社菱塩により出願された特許

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【課題】食塩にミネラル分が一体化して分離し難いミネラル塩の製造方法を提供する。
【解決手段】海水を濃縮して得られたかん水を蒸発させた後に分離することにより塩の結晶とにがりとを生成するとともに、そのにがりをさらに蒸発させて冷却することにより、濃厚にがりと塩化カリウムを含む固形分とに分離し、その固形分を塩化カリウム母液に入れ加熱溶解して塩化カリウムを溶液として分離し、得られた濃塩化カリウム液を冷却してさらに分離することにより塩化カリウムの結晶と塩化カリウム母液とを生成し、前記かん水に塩の結晶を溶解して作製した濃かん水を平釜により蒸発させることによりフレーク状の塩の結晶を析出させ、これら塩、濃厚にがり、塩化カリウム、塩化カリウム母液を攪拌機に投入し、混合攪拌して均一にし、加熱しながら攪拌することにより乾燥させ、塩にミネラル分が一体化してなるミネラル塩を製造する。 (もっと読む)


【課題】豆腐の製造における凝固剤として塩田にがりを使用した場合の大豆の風味と旨味の付与と、GDLを使用した場合の滑らかな食感を併せ持つ優れた豆腐を製造するのに適した、豆腐製造用にがりの製造方法を提供する。凝固速度を制御し得る。
【解決手段】取水した海水をイオン交換膜法により濃縮して得られたかん水を煮詰めて濃縮し、濃縮前のかん水中に含まれる塩化ナトリウムを析出させるとともに、濃縮前のかん水中に含まれるCaSO4を析出させ、濃縮したかん水から析出したNaCl及びCaSO4を分離し、更に残液を常温近くまで冷却することにより析出するKClを分離して粗にがりとする。分離した粗にがりに対して、MgCl2の水溶液を添加混合することにより豆腐製造用にがりを調製する。 (もっと読む)


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