説明

スミコンセルテック株式会社により出願された特許

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【課題】 倒壊の恐れがない十分な強度を持ち、容易に設置場所を変更することが可能で、しかも床面との接触部の遮水性が高い境界壁を、原土と清浄土との置場境界に設置した土壌浄化設備を提供する。
【解決手段】 原土ヤードと、洗浄ヤードおよび清浄土ヤードの3ヤードから構成される汚染土壌の浄化設備であって、前記各ヤードの外周部分には流出防止堤を設けてあり、隣設する前記原土ヤードと前記洗浄土ヤードとの境界に複数の直方体塊を配列しあるいは積み上げて構成した境界壁を設置してなり、該直方体塊の直交する三辺をそれぞれa,b,cとした場合に、これら辺a,b,cの長さの関係がa≧b≧cであって、辺cが直方体塊の高さ方向となるように配置すると共に、設置した境界壁の高さが辺bの長さの2.5倍以下である汚染土壌の浄化設備。 (もっと読む)


【課題】 掘削した汚染土壌に散水して処理した後の排水を処理するのに際し、作業負担を軽減してリサイクル処理に要する時間を短縮化すると共に、コストを低減できる廃水処理設備と処理方法を提供する。
【解決手段】 ヤード内に流出防止堤、集水溝、集水側溝、釜場を設けた原土ヤードと、洗浄ヤードおよび清浄土ヤードから構成される土壌洗浄設備を使用して、それぞれヤード別に分離して排水を集水し、それぞれの汚染の度合いに応じて濁水貯槽または清水貯槽に一旦貯水し、汚染度の高い濁水には簡易浄化処理を施して清水とし、汚染度の低い清水については濾過処理を施した後、土壌洗浄用水としてリサイクル使用する。 (もっと読む)


【課題】 原位置バイオレメディエーションを実施するに際して、簡単な方法で汚染物質に対する微生物の分解能を高めて、効率的で経済的に汚染土壌を浄化する方法を提供する。
【解決手段】 汚染土壌領域の土壌の一部を採取し、該採取土壌に対してバイオレメディエーションの適用性を評価する事前評価試験を実施して、該採取土壌中に汚染物質の分解能を有する微生物を生育して該採取土壌を浄化する。次いで、その浄化された土壌を粒状に成形して、微生物を含んだ土壌成形体2とする。この土壌成形体2を、汚染土壌領域を流れる地下水流の上流側に配置した井戸1に充填し、土壌成形体2に含まれる微生物を汚染土壌領域に移動・拡散させることによって、汚染土壌領域を原位置で浄化する。 (もっと読む)


【課題】 微生物を用いて汚染物質を分解する地下水汚染修復方法において、微生物の増殖を促す酸素や栄養物質等の注入物質を、注入井戸内の注入地点から遠距離へ拡散させる方法を提供する。
【解決手段】 オゾン溶存水と微生物用栄養組成物を含む栄養水とを、別々の注入管14、24で1つの注入井戸2内に送り、互いに深さ方向に離間している排出口14a、24aから、帯水層の汚染地下水に注入する。両者の排出口14a、24aの深さ方向の距離は約1〜3mであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 浄化処理作業全体の効率の向上を企図した汚染土壌の浄化方法を提供する。
【解決手段】 汚染実態調査により浄化対象とされた汚染区域内において掘削・採取した汚染土壌を、ドラム洗浄機等による解砕洗浄工程と土壌分級装置による分級工程を経て浄化する方法において、該解砕洗浄工程を含むラインAと、該解砕洗浄工程を含まず、主に分級工程のみを含むラインBとを備え、初期土質調査により前記汚染土壌の土質、粒径分布及び粒径別汚染状況を調査した後、その初期土質調査結果に基づいて、前記汚染土壌を前記ラインAと前記ラインBのいずれかに供給して土壌の浄化処理を実施する。 (もっと読む)


【課題】フッ素またはフッ素化合物の少なくともいずれかで汚染された土壌を、処理剤を残留させることなく、効率よく経済的に、かつ確実に浄化処理する。
【解決手段】(1)フッ素汚染土壌に水を加えてスラリーにした後に所定粒径範囲の土壌を湿式分級により収集する工程、(2)その収集した土壌を撹拌することにより土壌粒子相互間で磨砕して土壌粒子表面に付着しているフッ素汚染物質を剥離する工程、(3)その工程終了後もしくは該工程中の土壌に可溶性カルシウム塩の粉末を添加し撹拌して上記フッ素汚染物質をカルシウムイオンと反応させて固定化処理する工程、(4)その工程を経た土壌に洗浄水を加えて残留したカルシウム塩を洗浄水中に溶解させる工程、(5)その工程を経た土壌を、フッ素汚染物質を多く含む細粒土壌と、汚染物質が剥離された後の土壌粒子を多く含む粗粒土壌とに分級して分離する工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シアン化合物等のシアン系の物質で汚染された土壌を、好気性もしくは通性嫌気性等の微生物を用いて浄化処理する浄化方法に係り、シアン汚染土壌にあっても良好な汚染浄化速度で効率よく浄化処理できるようにする。
【解決手段】シアン汚染土壌を微生物によって浄化処理する方法であって、水を含むスラリー状の汚染土壌を、汚染源浄化微生物向け栄養組成物とともに透水性のコンテナバック3内に収容した状態で所定の配置スペース4等に設置することによって、上記汚染土壌中の水分の脱水処理と微生物による浄化処理とを同時に行う浄化方法において、上記コンテナバック3内に収容した状態でのスラリーのpHが5.0〜7.0の範囲内になるように調整しておくことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重金属等で汚染された土壌を簡易な装置で安定して浄化することができる汚染土壌の洗浄装置を提供する。
【解決手段】 汚染土壌を工程ごとに重力によって移送し洗浄する洗浄装置において、ドラム型洗浄機4で攪拌して洗浄を行い、湿式振動篩5で分級する。篩5aに留まる粗流分は第1のタンク6に収容し、篩を通過した細粒分は第2のタンク7に収容する。第1のタンク及び第2のタンクは地表面下に配置し、ドラム型洗浄機に汚染土壌を送り込むホッパー3を、油圧シャベル2等によって直接に土壌を投入することができる低い位置に設置する。これにより、コンベア等を使用することなくホッパーへ土壌を投入することができる。また、油圧シャベルの操縦者がホッパーの内部を視認する反射鏡8を取り付け、土壌のホッパーへの投入を適切に行うとともに、ホッパー内に洗浄水の供給及び圧縮空気の吹きつけを行い、ホッパー内の土壌の付着や凝塊を回避する。 (もっと読む)


【課題】 汚染土壌の滞留時間を長くして、シルトや粘土を含む土壌であっても十分に解砕することができ、効率的な洗浄処理が可能な汚染土壌の解砕洗浄装置を提供する。
【解決手段】 回転ドラム1の内周面に、回転軸に対し垂直に固定されて回転ドラム1内を複数の領域に区画する複数の仕切板4と、これらの仕切板4で区画された各領域内に回転軸に対し平行に固定された複数の掻上板5とを備えている。各仕切板4は中央に開口部を有すると共に、開口部と回転ドラム1の内周面との間を切り欠いた切欠部6を有している。また、各仕切板4の切欠部6は、仕切板4ごとに位置をずらして互いに等間隔に配置されている。 (もっと読む)


【課題】重金属類、ふっ素、砒素、ほう素等で汚染された土壌から重金属等が水とともに流出するのを抑制する。
【解決手段】カドミウム、六価クロム、シアン、水銀、アルキル水銀、セレン、鉛、砒素、ふっ素、ほう素等によって汚染された土壌を掘削し、処理プラントにおける混合槽内に投入し、カニの甲羅をすり潰して得られるキチン・キトサン又はキチン・キトサンと粉状のアパタイトとを添加して混合攪拌する。その後、粉状のセメントを添加してさらに攪拌してもよい。混合攪拌が終了した土壌は原地盤に埋め戻す。また、汚染された地盤上にキチン・キトサン、又はキチン・キトサンとアパタイトとを散布し、バックホー等により現場で混合攪拌しても良い。土壌中の汚染物質であるふっ素、重金属は、キチン・キトサン又はアパタイトによって不溶化され、雨水等に溶出するのが抑制される。 (もっと読む)


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