説明

宝菱産業株式会社により出願された特許

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【課題】トンネル壁面に沿わされた基板とそれに貼着したタイルの裏面に不可避的に生じる隙間に厚薄が生じてもタイルの剥離を抑制し、シンプルな形状のタイルの量産を実現した曲面壁被覆用タイルパネルを提供する。
【解決手段】タイル2は角部2aが膨らみを形づくるように丸められた形状であり、その角部で形成される花びら状スポットの目地交叉部4には目地幅より大きい寸法のアンカー固定可能スペース4Aが確保される。タイル2は20%ないし110%までの接着層の厚み方向伸びを発揮する弾性接着剤でもって基板に貼着される。基板3をトンネル壁に沿わせて固定するアンカーの押さえ座金5は、対面空間に形成された接着層に力を及ぼすことのない目地交叉部4に配置される。 (もっと読む)


【課題】トンネル内壁面等に施工される耐火被覆材層等の劣化度を明確に判定することができると共に、現場において比較的簡単な測定治具を用いて簡易に短時間に劣化度を判定することができる被覆材層の劣化評価方法を提供する。
【解決手段】耐火被覆材層2に表面から所定深さまでドリル等により下孔10を穿設し、この下孔10に吊りフック11の雄ねじ11aをねじ込み、引き抜き荷重計12のフック13をフック11bに接続して引き抜き、引抜荷重すなわち耐火被覆材層2の引抜強度を計測する。圧縮強度と比べて被覆材層の劣化の度合いに応じて大きな差がある引抜強度と劣化度の関係を予め実験等で求めておき、引き抜き荷重計12の計測値と劣化度を比較照合し、耐火被覆材層2の劣化度を判定する。トンネル内等の小規模火災による被災においては、火災温度と引抜強度の関係を用い、火災温度を判定する。 (もっと読む)


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