説明

東栄商興株式会社により出願された特許

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【課題】滑動防止機能に優れた擁壁を提供する。
【解決手段】段積み形成される各段ブロックの上下境界面位置に、上・下ブロック側に跨がるように滑動抵抗体23、30、40を配置して粒径材を充填し、滑動抵抗体23、30、40と粒径材とにより上下ブロック境界面を一体構造とすることにより、各段の上下ブロック境界面において、上・下段ブロックの拘束層を上下方向に連続させる。上下ブロック境界の滑動抵抗体23、30、40を含む連続する拘束層が各段ブロックの上下境界面位置に形成されることにより、上下境界面におけるブロックの滑動抵抗力を強化できる。 (もっと読む)


【課題】ブロック本体内に充填した胴込め材が、河川により開放部を通して流出されるのを防止すること。
【解決手段】少なくとも前・後壁と、両前・後壁を連結する連結体とを具備して上面開口状態となした擁壁ブロックの前壁に、前低後高の後傾状となした勾配を設け、複数の上記擁壁ブロックを階段状に段積みして構築した。従って、擁壁ブロックを階段状に段積みして擁壁を構築する際には、下段の擁壁ブロックの前壁と、上段に段積みした擁壁ブロックの前壁との間に、下段の擁壁ブロックの上面開口部の前部を部分的に開放させて、開放部を形成する。この際、各擁壁ブロックの前壁に、前低後高の後傾状となした勾配を設けているため、開放部の前後幅は、従来の垂直状の前壁を具備する擁壁ブロックに比して、勾配を有する前壁の平面投影前後幅だけ小さく設定することができる。 (もっと読む)


【課題】植物を生育させることができ、河川の増水によっても胴込め材の洗掘・流出を防止することができる擁壁用植生ブロック及び擁壁を提供する。
【解決手段】多孔質性の植生ブロック20は、擁壁用ブロック1の客土領域R内に嵌入してあり、客土充填凹部24,24,24及び客土充填穴25,25,…内に客土Gが充填してある。そして、下段の擁壁用ブロック1上の位置に上段の擁壁用ブロック1を、下段の擁壁用ブロック1内に配設した植生ブロック20の後部流出防止部22上に上段の擁壁用ブロック1の前壁11の一部が位置するように載置されている。 (もっと読む)


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