説明

株式会社ユニバーサル技研により出願された特許

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【課題】簡便且つ小型化を目指して、放射性同位元素標識化合物溶液が入ったバイアルの放射能量と液量が正確に測れる装置、そのような装置を備えた自動分注装置を提供する。
【解決手段】一定速度で駆動されて放射性同位元素標識化合物溶液をシリンジ17が吸い込む。このシリンジ17に設置されている放射線検出器素子23からの放射線カウントが、前記一定速度の吸込みに伴い、立ち上がりを開始し、やがて立ち上がりを停止する間の時間を計測し、この計測された時間とシリンジ17の単位時間当りの吸込み量から吸込んだ液量を測定する。また、立ち上がり停止時の放射線カウントにより放射能量を測定する。 (もっと読む)


【課題】様々な薬剤または化合物の製造のために、製造システムを容易に再構成しうる技術を提供する。
【解決手段】好適な実施形態の一例によれば、ラック及び当該ラックに収容されるモジュール並びに制御装置から構成される薬剤製造システムが提供される。このラックは、薬剤製造用の複数のモジュールを入れ替え自在且つ一列に収容しうる収容部と、該収容部に収容されうるモジュールに対して個別に用意される接続端子と、該接続端子の各々に信号を供給しうる信号供給回路とを備え、前記信号供給回路が、前記接続端子のうち少なくとも1つに対し、該接続端子に接続されるモジュールに備えられるバルブ駆動装置を動作させるための信号を出力しうるように構成される。上記モジュールは、薬剤製造流路の一部を構成するバルブを保持するバルブ保持部と、該バルブ保持部に保持されたバルブの流路切り替えを行うためのバルブ駆動装置とを備え、該バルブ駆動装置は、上記ラックから供給される信号に基づいて動作するように構成される。 (もっと読む)


【課題】放射性薬剤投与装置において、内部の流路に気泡が発生しにくく、操作性をよくするために内部に無駄な空間を作る必要がなく、装置全体が大型化せずにすむものにする。
【解決手段】放射性薬剤投与装置は、バイアル3または3から放射性薬剤をシリンジ75または24が抜き取り、抜き取り後の放射能量を放射能量検出センサー19が測定し、薬剤シリンジ24からの放射性薬剤の投与時に、流路に生理食塩水シリンジ25から生理食塩水を吐き出すことで、投与が行われる。そして、これらのシリンジ24,25,75とバイアル3,72とを略縦平面内に配置する。また、これらのシリンジ24,25,75を縦姿勢で配置さする。これにより、装置全体がいわば縦置状態になり、内部の流路に気泡が発生しにくく、中腰程度の高さが始めから確保されるので、操作性はよく、荷重の横方向への分布は狭いので、部材の強度が小さくて済み、装置全体が大型化しない。 (もっと読む)


【課題】放射性薬剤の多人数分の原液入り原液バイアル、原則1人分の原液入りデリバリバイアルのいずれでも投与が可能な放射性薬剤自動投与装置を提供する。
【解決手段】放射性薬剤の多人数分原液入り原液バイアル72から第1流路26、三方活弁V4、第2流路23、抽出針7を経て中間バイアル3へ分注する。デリバリバイアルは、中間バイアル3と同様原則1人分の原液入りで、放射線遮蔽容器13に収納され、デリバリ放射性薬剤容器として医薬品メーカーが製造し、医療機関へ搬送する。中間バイアル3の放射線量を放射能量検出センサー19で検出し、抽出針7は自動穿刺装置で中間バイアル3あるいはデリバリバイアルへ自動穿刺され、第2流路23、三方活弁V4、第3流路27を経て放射性薬剤が投与される。第3流路27に、生理食塩水シリンジ25、薬剤シリンジ24、生理食塩水バッグ39が設ける。 (もっと読む)


【課題】 放射性物質がベータ線およびそれ以外の放射線を放出する場合に、ベータ線による信号に基づいて被測定部位に存在する放射性物質を検出することが可能な放射線検出装置を提供する。
【解決手段】 検出部31に、ベータ線およびそれ以外の放射線(例えばガンマ線)の入射により発光する第1のシンチレータ1と、ベータ線不透過物質9で遮蔽され、ベータ線以外の放射線の入射により発光する第2のシンチレータ2とを設ける。また、演算部において、第1のシンチレータによる信号および第2のシンチレータによる信号を用いた演算により、被測定部位に存在する放射性物質を検出する。 (もっと読む)


【課題】液状放射性医薬剤をバイアルからシリンジへ吸引する際に、吸引を行う医療従事者が被曝しないように遮蔽材を有する放射性薬剤吸引装置に関し、被曝の可能性をより減らし、針先がバイアルのガラス壁を損傷する懸念をなくし、手作業の際に針で指を傷つけにくく、装置をコンパクトにできるようにする。
【解決手段】遮蔽キャビネット1とシリンジ用遮蔽器3とを別に設け、別々に開閉する。薬剤針9及びエア針11を昇降させる昇降機構15は、穿刺された薬剤針9の針先がガラス壁に接触しても衝撃を与えないバネを備える。薬剤針9及びエア針11を取り付けるホルダー部が、遮蔽キャビネット1の開かれた側へ所定距離移動できる引出機構を有する。バイアル5を傾けて収納するための収納部は、傾斜を有し、薬剤針9及びエア針11の降下した針先が、バイアル5の傾いた底部の隅にセットされる。 (もっと読む)


【課題】放射性薬剤注射液を使用するシリンジのプランジャーのフランジ部に遮蔽材を有するシリンジと、有しない一般のシリンジを共用でき、資源としての再利用が容易な放射性薬剤注射液用遮蔽体装置13を提供することを目的とする。
【解決手段】放射性薬剤注射液を使用するシリンジ1のプランジャー9に形成されたフランジ部11の背面に、放射線を遮蔽する遮蔽体を着脱する。この着脱を行うため、遮蔽体の一部に挟持部21を設け、フランジ部11を挟持する。挟持部21には、挟持されたフランジ部11を押圧する弾性構造又はバネ構造19を有する。遮蔽体は、プラスチック成形体に、タングステン及び/又は鉛成形体を組みこむ。プラスチック成形体の一部には遠隔ロッド45を取り付ける。 (もっと読む)


【課題】放射性医薬品の製造装置に不可欠で重量物である遮蔽体(キャビネット)が大きく重くならないで済む放射性医薬品製造システムを提供することを目的とする。
【解決手段】クリーンルーム内で無塵、無菌環境を形成し放射線を遮蔽する遮蔽体であるキャビネット(3)に作業扉(26)(27)を設け、既に無菌処理された製品用バイアル瓶(20)セットを供給する。すなわち、既に無菌状態でガラス瓶(201)にゴム栓(202)がなされ、アルミ枠(203a)が取り付けられ、バイアルトレイ(9d)の上に配列された製品用バイアル瓶(20)セットを、遮蔽体内の所定位置へセットする。各製品用バイアル瓶(20)には、合成され予備調製され、計測が済んだ1製品分量の放射性医薬品が分注、充填され、その後に、間接容器(23)に組み込まれて搬出される。 (もっと読む)


【課題】医療者の被爆をなくす放射性薬剤の自動投与において、放射能量測定のために投与までに長時間を要してしまうことがない放射能量検出センサー、このセンサーを用いた放射能量測定方法、及び放射性薬剤自動投与装置を提供する。
【解決手段】液状の放射性薬剤が収納されたバイアル瓶3が放射線遮蔽容器13に格納され、この放射線遮蔽容器13の蓋が外された状態で、バイアル瓶3の開口部に抽出針7が穿刺された状態で、この穿刺された抽出針7に接続する流路23を介してシリンジ25により放射性薬剤を吸引する。放射能量検出センサー19の構造は、この流路23を通す環状のシンチレータ49の外周に接続されるライトガイドの端部に光電子増倍管52が接続し、シンチレータ49とライトガイドの外表面を反射材59が覆う。そして、放射能量検出センサー19が検出した放射能の積算計数値を、この検出を行う積算時間で割り、放射能線源による異なる検出効率で除して、投与される放射性薬剤の実際の放射能量を測定する。 (もっと読む)


【課題】医療者の被爆をなくす放射性薬剤の自動投与において、放射能量測定のために投与までに長時間を要してしまうことがない放射能量検出センサー、このセンサーを用いた放射能量測定方法、及び放射性薬剤自動投与装置を提供する。
【解決手段】放射能量検出センサー19は、液状の放射性薬剤が収納されたバイアル瓶3が放射線遮蔽容器13に格納され、この放射線遮蔽容器13の蓋が外された状態で、バイアル瓶3の肩部11の環状領域を覆う環状のシンチレータ49を有する。このシンチレータ49の外周に接続されるライトガイドの端部に光電子増倍管52が接続し、シンチレータ49とライトガイドの外表面を反射材59が覆う。そして、バイアル瓶3の開口部5に穿刺された抽出針7を通して放射性薬剤がシリンジ25に吸引される前のバイアル瓶3の放射能量を検出し、吸引された後の放射能量を検出し、前者と後者との差を算出することで、投与される放射性薬剤の実際の放射能量を測定する。 (もっと読む)


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