説明

神鋼検査サービス株式会社により出願された特許

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【課題】管の内側から探傷する場合に高いS/Nが得られる内挿型超音波探傷センサー、及びこれを用いた超音波探傷方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、管80の内側から探傷を行う内挿型超音波探傷センサー10であって、焦点位置においてラインフォーカスとなるように超音波を発振可能な形状の振動面23を有する超音波振動子22と、管80内を管軸に沿って移動可能なセンサー本体24と、を備え、センサー本体24は、管80の内周面86においてラインフォーカスが当該管80の周方向に沿うように超音波振動子22を保持することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】曲率半径の小さな湾曲部を有する管において当該湾曲部を通過して探傷することができる探傷センサーを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、超音波の発受信を行う探触部20と、探触部20から両側に延びる一対のコイルバネ12と、管80の中心に探触部20を位置させるために各コイルバネ12に配置される一対の調芯部30とを備え、各調芯部30は、中心部をコイルバネ12が貫通する板状の調芯部本体32と、調芯部本体32の両側に配置され、各中心部をコイルバネ12が貫通する一対の球状の規制部40とを有し、調芯部本体32は、樹脂製で、管内周面86に周方向に連続又は断続に当接する当接面34aを周縁部の先端に有し、各規制部40は、樹脂製で、管80の径方向における大きさが調芯部本体32よりも小さく且つ探触部20よりも大きいことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ケーブルを送り出すときに、収容されているケーブルにおいて当該ケーブルのねじれに起因する絡みが生じ難いケーブル収容用受圧水槽を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、探傷センサー3に接続されるケーブル12を収容するケーブル収容用受圧水槽10であって、円筒状の内周面18Aを有する側壁18を備えた水槽本体14と、それぞれ起立し且つ互いに間隔をおいた平行若しくは略平行な姿勢で内周面18Aに囲まれた内部空間S内に配置される一対のパネル部材36、38と、水槽本体14における一対のパネル部材36、38よりも上方に設けられ、一方のパネル部材38における他方のパネル部材36と対向する面に向けて外部空間から内部空間Sにケーブル12を送り込むことが可能なケーブル送出部22と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィレット部の表面の曲率が大きく当該フィレット部の表面に探触子を配置できないクランク軸において、フィレット部内のきずを検出することが可能な超音波探傷方法、及び超音波探傷装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、クランクピン104及びクランクアーム106における探傷面T上に発信振動子21と受信振動子22とを具備する探触子20を配置し、探傷面T上でフィレット部108に沿って探触子20を移動させつつフィレット部108内に向けて超音波を発信させると共にフィレット部108内のきずFで反射した超音波を受信する。そして、超音波が探傷面Tに入射したときに当該探傷面Tにおける縦波の屈折角θが臨界角となる入射角θで発信振動子21が超音波を探傷面Tに入射させ、発信振動子21の探傷面Tに対する姿勢を維持しつつ探触子20を移動させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】測定対象物の表面温度に基づく傷部の検出方法において、検査員等の人的な要因による傷部の検出結果のばらつきを抑制することができる測定対象物の加熱条件の導出方法、この導出方法を含む傷部検出方法、及びこの検出方法を用いた傷部検出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、傷部を検出するのに適した熱流束を導出する方法であって、傷部と健全部との温度差Δtと傷部の大きさdと熱流束qとにおいて複数の代表値をそれぞれ設定し、各パラメータの代表値を変更した各組み合わせにおいて熱伝導解析で温度差Δtと傷部の大きさdと熱流束qとの関係Qを求め、検出したい温度差Δt1と検出対象の傷部の大きさd1とを設定し、予め求めた関係Qに基づき、設定された温度差Δt1と傷部の大きさd1とから傷部aを検出するために測定対象物Tを加熱するときの熱流束qを求めことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被検査領域内の広い範囲において欠陥を効率よく検出することができる超音波探傷方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、発信探触子12aと受信探触子12bとを欠陥CL1と直交する方向に並べ、被検査領域55に沿って移動させつつ発信探触子12aから超音波を発信させると共に欠陥CL1が生じていた場合にこの欠陥CL1で回折又は反射した超音波を受信探触子12bで受信して、欠陥CL1の有無又は欠陥CL1の生じている領域を検出する第1の探傷工程と、斜角探触子13を欠陥CL1の生じている領域に対して直交する方向に配置し、欠陥CL1の生じている領域に対して直交する方向に表面53上を移動させつつ、傾斜した方向に超音波を発信させると共に欠陥CL1で回折又は反射した超音波を受信することにより欠陥高さHを検出する第2の探傷工程と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内部空間を有する被測温部材の前記内部空間に存する内容物の界面レベルを外部から精度よく検出することができる界面レベル検出方法、及び界面レベル検出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、被測温部材Tの表面において線分L上の温度分布が取得され、当該温度分布に近似させた1次元関数f(x)が導出されると共にその変曲点pfが導出され、この変曲点pfに基づいて界面sの位置が検出される。そして、この変曲点pfは、1次元関数f(x)が連続する微小区間に区分けされ、隣り合う微小区間の間の温度差がそれぞれ導出され、これら複数の温度差の値で構成される階差数列が導出され、この階差数列を構成する値がプロットされて得られたグラフから当該グラフにおける折れ曲がり点bpが導出され、これによって導出されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】比較用のデータをあらかじめ準備しておくことなく、薄肉部位の検出が可能な薄肉部位検出方法及び薄肉部位検出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、壁部表面において厚さが一定の部位naと厚さが不明な部位とに測定点mpがそれぞれ指定され、加熱時及び前記自然冷却時のうち少なくとも一方において測定点毎に温度が時系列に測定され、測定点mp毎の時間と対応した温度データの温度データ群が取得される。この取得された厚さが一定の部位naに指定された測定点spにおける基準データ群と、厚さが不明な部位に指定された測定点cpにおける比較データ群との類似度が導出されこの類似度に基づいて基準データ群が取得された測定点spでの壁部に対する比較データ群が取得された測定点cpでの壁部の薄さの度合いが導出されることで薄肉部位taが検出されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】接合部を介して互いに接続された2つの部材において、複雑な形状の接合部を含み当該接合部に沿って延びる被検査部内の欠陥を精度よく検出することができる超音波探傷方法及び超音波探傷装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、探傷面53上において、発信探触子12aと受信探触子12bとを接合部Weに沿って延びる被検査部55に対して直交若しくは略直交する方向に並べて配置し、両探触子12を被検査部55に沿って探傷面53上を移動させつつ被検査部55に向けて発信探触子12aから超音波を発信させると共に被検査部55内に欠陥CLが生じていた場合にこの欠陥CLで回折又は反射した超音波を受信探触子12bで受信することを特徴とする。 (もっと読む)


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