説明

マコトロイ工業株式会社により出願された特許

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【課題】金属部材と繊維強化樹脂複合材とを重ねた被削材を一度に穿孔するにあたり、長期にわたり、安定して精度良く穿孔することができるドリルを提供する。
【解決手段】切刃を軸方向に分割して2段以上有する段付き状のドリルaであって、先端から第1段目の切刃10は、第2段目以降の切刃20,30対し、切刃枚数が少ないか、先端角が大きいか、又は逃げ角が大きく形成されていることにより、第2段目以降の切刃と同切刃枚数、同先端角、同逃げ角とした場合に比較して切削のスラスト抵抗が小さい特性に構成されたドリルである。例えば第1段目は2枚刃、第2段目は4枚刃、第3段目は4枚刃とされ、先端角はθ>θ>θの条件、逃げ角はγ≧γ≧γの条件とされ、第1,2段目はそれぞれ先端角一定、第3段目はドリル後端側に移るに従って先端角が漸減することにより刃先稜線が滑らかな曲線形状に形成される。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れるとともに、切刃先端の摩耗に伴う切削性能の低下が抑えられ、より多くの加工数に亘り切削性能が持続する切削工具を提供する。
【解決手段】切刃7,8にダイヤモンド被覆等の耐摩耗被覆12が施され、切刃の逃げ角が15度以上にされ、被削材の切削中に、すくい面6上の被覆の切刃先端の縁部が摩耗し、その摩耗の半径方向内方への進行に従って、逃げ面10上の被覆の切刃先端の縁部が被削材との摩擦により削られてその下の母材が露出し、さらにこの露出した母材が摩耗することにより逃げ面が半径方向内方に後退することで切刃が研がれて鋭利に保持される。切刃は、その切刃先端を工具先端Oから軸AX方向後方に辿って初めて最大径となる切刃最大径位置RXによりさらに軸方向後方に及んで形成され、摩耗によって切刃最大径位置が軸方向後方に後退する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れるとともに、切刃先端の摩耗に伴う切削性能の低下が抑えられ、より多くの加工数に亘り切削性能が持続する切削工具を提供する。
【解決手段】切刃部のすくい面6に前記切刃部の母材(例えば、超硬合金)より耐摩耗性の高い材料の被覆12(例えば、ダイヤモンド被覆)が施され、被削材の切削中に、被覆の切刃部の切刃先端の縁部が被削材との摩擦による摩耗により脱落するとともに逃げ面10及びマージン5の母材が被削材との摩擦による摩耗することにより、切刃最大径部が軸方向へ後退するドリル等の切削工具である。
【効果】切刃最大径部が軸方向へ後退することにより、切刃最大径部及びその付近の切刃先端が滑らかに連続するように保持され、切刃先端の摩耗に伴う切削性能の低下が抑えられ、より多くの加工数に亘り切削性能が持続する。 (もっと読む)


【課題】2枚刃ドリルのような高い切削性能を実現しつつ、4枚刃を効果的かつ支障なく導入することにより、2枚刃ドリルより孔品質の向上、長使用寿命化が図られた部分的に4枚の切刃を有したドリルを提供する。
【解決手段】本ドリルは、ドリル先端部からドリル後端側Gまで形成された一対の主刃A,Aにより全体的に2枚刃の構成し、最大径位置E前後F−Gにのみ一対の副刃B,Bが設けられて部分的に4枚刃を構成する。主刃の先端A1からドリル回転方向後方の90°より小さい角度内に副刃の先端B1が位置する。主刃及び副刃の最大径位置からドリル先端側への先端角の増加率が最大径位置からの一定範囲において主刃より副刃の方が高いことにより、最大径位置よりドリル先端側において副刃の先端が主刃の先端よりドリル中心側に位置するとともに副刃の先端角が主刃の先端角より大きい。磨耗に伴い副刃の切削範囲が徐々に拡大し4枚刃が円滑に導入される。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れるとともに、切刃先端の摩耗に伴う切削性能の低下が抑えられ、より多くの加工数に亘り切削性能が持続する切削工具を提供する。
【解決手段】切刃部のすくい面6に前記切刃部の母材(例えば、超硬合金)より耐摩耗性の高い材料の被覆12(例えば、ダイヤモンド被覆)が施され、切刃部の逃げ面10,13の全部又は切刃部の切刃先端15に連続する一部において母材が露出してなるドリルである。
【効果】当該被覆の切刃先端のエッジが摩耗により減ってもそれと同時に逃げ面が摩耗により減ることにより切刃先端が比較的鋭利に保持されるので、切刃先端の摩耗に伴う切削性能の低下が抑えられ、より多くの加工数に亘り切削性能が持続する。 (もっと読む)


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