説明

株式会社ニッセーにより出願された特許

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【課題】適正な温度を保持し、空孔率を小さく緻密化を図った歯車の製造技術の提供。
【解決手段】焼結処理がなされた焼結素材歯車1を加熱装置2,3により温間成形として加熱し転造する。加熱装置2,3は回転自在に取り付けられた前記焼結素材歯車1に同軸的に囲繞し歯面部を覆って配置される。この加熱装置2,3を焼結素材歯車1の軸線方向と平行に移動させて焼結素材歯車1を加熱する。焼結素材歯車1が加熱され加熱温度を保持した状態で、転造装置のダイス6a,6bが焼結素材歯車1に前進し押し込み転造する。この転造により焼結素材歯車1は空孔率が小さく緻密化が図られた製品歯車となる。 (もっと読む)


螺旋体ギヤ歯車機構の螺旋体を転造により加工するための螺旋体転造加工方法とその転造用ダイスに関する。この転造加工された螺旋体の真円度の転造精度を向上させる。 転造加工が最終段階に近くなると、プレーンダイス37の外周は、ウォーム転造用素材25の転造圧調整用カム29の部分に接触する。このときのプレーンダイス37と転造圧調整用カム29との接触圧は、切欠き平面30の角度位置では押し込み量が大きく、切欠き平面30が形成されていないところは弱くなるので真円に近い転造が可能になる。
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【課題】動圧の安定化と圧力向上を図った動圧流体軸受の提供である。
【解決手段】回転軸線方向に傾斜して、即ち螺旋状に形成される傾斜溝において、回転方向に沿う溝の幅寸法を回転軸線方向側の一端側と他端側とでは変えている。一端側12の溝寸法bを小さく、他端側13の溝寸法cを大きくしている。動圧発生力は、F2cで表される。この場合において、溝幅が他端側13から一端側12に向けて徐々に小さく変化していることから、分力F2c方向の溝断面積が徐々に小さくなっている。このためこの分力F2cにより生じる動圧は、溝端部、即ち一端側12に向かうに従って増大され、この勾配は従来の溝構造よりも急になる。この現象は、流体学上のレイノルズの式が適用できる。
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