説明

株式会社ニッセーにより出願された特許

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【課題】製造コストの増大を招くことなく、第一筒状部の中心軸と第二筒状部の中心軸との偏心を効果的に小さくする。
【解決手段】筒状部材としての主体金具は、軸線CL1方向に延びるとともに、外周面転造加工により形成された転造加工部としてのねじ部を有する。主体金具の製造工程は、第一筒状部CY1及び第二筒状部CY2を備える中間筒状部材MI2を形成する工程と、中間筒状部材MI2にねじ部を形成する転造工程とを含む。転造工程においては、中間筒状部材MI2に挿入され転造ダイスD1,D2の加工面との間で中間筒状部材MI2を挟み込む受け部材RCを、中間筒状部材MI2に挿入した上で少なくとも第一筒状部CY1と第二筒状部CY2とに対して同時に転造加工が施される。 (もっと読む)


【課題】加工性能に優れた転造加工用潤滑油、特に、加工精度が高く、ウォームの転造加工において、ウォーム歯面底部における剥離の発生を抑制し、歯車の外観を高めることができる転造加工用潤滑油を提供すること、及び前記転造加工用潤滑油を用いた加工性能が高い転造加工方法を提供すること。
【解決手段】鉱油及び/又は合成油を主成分として含有し、摩擦係数が0.2以上であることを特徴とする転造加工用潤滑油、及び該転造加工用潤滑油を用いる転造加工方法である。 (もっと読む)


【課題】セクタギアを高剛性で高能率に転造できるようにし、丸物歯車並みに転造できるようにする。
【解決手段】対向する第1主軸4と第2主軸5を、周速が一定になるように正転、逆転させて回転制御を行う。第1主軸4の前面端部に転造ロールダイス3を取り付け、第2主軸5の前面端部にセクタギア保持具21を介してセクタギア2を取り付ける。セクタギア保持具21は第2主軸5を支承する軸受体18の内輪18bに直結させた構成にし剛性を高めている。2つの主軸の回転制御と押し込み制御をCNC装置による制御によって高精度に、主軸前面端部で短時間の操作によりセクタギアの歯部の転造を行う。 (もっと読む)


【課題】高品質の二重螺子構成の転造ボルトを転造でき、転造時のびびり振動、寿命低下の発生を防止し、耐久性を向上させた螺子転造ダイスを提供する。
【解決手段】螺子転造ダイス31は、並目螺子を展開した並目螺子の山部Aと、細目螺子を展開した細目螺子山Bと前記並目螺子の山部との位相ずれに応じて前記並目螺子の谷部に周期的に形成された前記細目螺子山に対応する突起とを備えた螺子転造ダイスであって、前記螺子転造ダイスの並目螺子山の谷部分、及び前記細目螺子山の山部の両側に形成される二つの谷部の小谷部40側を、細目螺子山の山頂部の高さに合わせた平面または円筒面39とした突起であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐久性、機械的強度を向上させるとともに生産性を向上させた二重螺子構成の転造ボルトの提供。
【解決手段】本発明の転造ボルトは、標準的な第1のピッチの並目螺子と、前記第1のピッチより小さいピッチである第2のピッチの細目螺子とが、外周部に、転造により製造された二重螺子構成の転造ボルトである。前記並目螺子の螺子山53は、この螺子山の略中央部から谷底側にねじ面53cが形成されているものであり、前記細目螺子の螺子山52は、前記並目螺子の螺子山の略中央部から山頂側に、周期的に形成された突起であるとともに、前記並目螺子の螺子山に形成される前記細目螺子の谷部の両側の山部のうち小山部側を、所定の角度範囲内において、前記細目螺子の螺子山52の谷底部の高さに合わせた平坦部にしたものである。 (もっと読む)


【課題】一台の転造盤で被加工物の複数または同一の被転造部に転造加工を容易に行える転造用丸ダイスとこの転造用丸ダイスの転造方法の提供。
【解決手段】本発明の転造用丸ダイスは、転造盤の転造工具用主軸5、6に着脱可能に取り付けられる転造用丸ダイス10、20であって、前記転造用丸ダイス10、20は、2個以上の丸ダイス体11、12・・を前記転造工具用主軸5、6の軸線方向に並設させたものである。前記丸ダイス体11、12・・は、所定の角度の間だけ、他の外周面11c、12c・・より凸状に形成された凸状外周面11a、12a・・を有し、この凸状外周面部に凹凸状転造面が形成されたものである。転造用丸ダイス10、20は、前記凸状外周面の回転方向の位置が重ならないように組み合わせて構成され、前記凸状外周面の凹凸状転造面で、被加工物の複数の被転造部に、または同一の被転造部に転造加工を行うとよい。 (もっと読む)


【課題】軸体の高密度化と量産化を図った高精度の微細溝を有する軸体の加工技術とその軸体の提供。
【解決手段】 ステンレス鋼の金属粉末をポリエチレン等の結合材とともに混合し混練する。この混練した混練体を射出成形機により射出成形し脱脂焼結して素材軸体を成形する。この脱脂焼結された素材軸体の加工面に、素材軸体を挟み2つの転造金型の相対移動動作で回転させながら押圧して転造する転造装置によりへリングボーン形状の微細溝の転造加工を施す。 (もっと読む)


【課題】軸体の強化と量産化を図った高精度の微細溝を有する軸体の加工技術とその軸体の提供。
【解決手段】素材軸体4の加工面に、固体潤滑剤粒子である二硫化モリブデンを高圧高速で衝突させ微小ショットピーニング処理を施す。この微小ショットピーニング処理が施されて強化層を有する軸体4の加工面に、2つのダイス11,12を有する転造装置10により軸体4を挟み、回転させながら押圧して微細溝であるへリングボーン形状の転造加工を施す。 (もっと読む)


【課題】ウォームギヤの精度を十分確保しながら加工工程を減少させる。
【解決手段】第1転造ダイス100、及び第2転造ダイス101の回転と、ワーク素材を送るサーボモータ76により、ワーク素材を転造ダイス間に位置決めする。ウォームギヤは進み角が強くて、仕上がり直径と素材直径の差が大きいとき、転造加工進行中に進み角が変化し歩みが発生する。スライド板55は、送り台53の上を自由に摺動しているので、第1転造ダイス100、第2転造ダイス101、及びワークとの進み角による歩みが発生する。この歩みが設定値以上になると、第1転造ダイス100、及び第2転造ダイス101の回転は停止される。第1転造ダイス100、及び第2転造ダイス101は逆転を開始すると同時に、スライド板55も逆方向の動きが開始され転造を開始する。以後、同様の加工を繰り返して、歯底が円弧のウォームギヤ80を作る。 (もっと読む)


【課題】正確な製品歯車の歯形形状を得られる素材歯車の転造技術の提供。
【解決手段】全歯たけ寸法をhfとし、ピッチ点から歯元側の歯元たけ寸法をhtとし、前記ピッチ点から歯先側の歯先たけ寸法をhkとして定義される転造前の素材歯車に、ピッチ点を頂点にして前記歯元側及び前記歯先側の各歯面に直線状に傾斜させ略三角形の凸部を構成する。この凸部の寸法を、前記ピッチ点を含む全長をaとし、前記ピッチ点から歯元側をbとし、前記ピッチ点から歯先側をcとし、前記ピッチ点と前記凸部の頂点のずれをdとして定義し、式0.25ht≦b≦0.85ht、式0.25hk≦c≦0.85hk、式0.25ht≦d≦0.25hk、を満たすように規定して素材歯車を転造する。 (もっと読む)


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