説明

株式会社エスアイアイ・マイクロパーツにより出願された特許

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【課題】
チタン酸リチウムは電池の活物質して優れて特性を有しているが、200℃以上の高温に晒されると、電池特性が大きく劣化する欠点があった。
【解決手段】
本発明の電気化学セルは、正極あるいは負極の活物質がスピネル構造を有するチタン酸リチウムであり、かつ前記チタン酸リチウムのCuKα線(1.5418Å)を用いたX線回折において測定した、反射角35度(2θ)付近のピーク強度を43度(2θ)付近のピーク強度で割った値が65%以上かつ73%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
従来、電極をケースに貼り付ける導電性接着剤の接着力が十分でなかった。接着力の弱い導電性接着剤を用いると電極とケースの導電性が悪化して、電気化学セルの内部抵抗が上昇する問題があった。
【解決手段】
正極活物質と正極容器との接着および、負極活物質と負極容器との接着に用いる導電性接着剤を水溶性バインダー含有のものとし、さらにグリコール類を添加した。 (もっと読む)


【課題】 電気化学セルの封口部において、電解液の漏液や外部からの水分侵入が生じ、性能を長期に渡って維持できないことがある。
【解決手段】 電気化学セルの封口部の正極缶と負極缶との間に生じた空間に、粘度の異なる電気絶縁性の樹脂を少なくとも2種類以上充填する。また、正極缶と負極缶の共通接線よりも外側まで、樹脂を充填する。 (もっと読む)


【課題】
従来のるコイン型(ボタン型)非水電解質二次電池では、リフロー耐熱性を得るために高沸点溶媒を用いると、室温以下の低温特性の劣化が著しくなるといった課題があった。
【解決手段】
非水電解質の溶媒にブチルジグライムを用いることで、リフロー耐熱性と室温以下の低温特性の両特性に優れたリフローハンダ付け可能な非水電解質二次電池の製造が可能となった。 (もっと読む)


【課題】
ボタン形電気化学セル組み立て時に、かしめ封口を精密に制御しても、プラスチック製のガスケットと金属製の負極缶や正極缶との熱膨張係数の違いよりわずかな隙間が生じ、漏液を生じることがあった。
【解決手段】
本発明は、正極缶と、負極缶と、前記正極缶と前記負極缶の間に挟持されたガスケットと、前記負極缶の平坦部より面積が大きく、かつ前記負極缶に接合された負極端子と、前記ガスケットを被覆するように前記正極缶と前記負極缶と前記負極端子との間に充填された樹脂とを有するボタン形電気化学セルに関するものである。
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【課題】負極に亜鉛もしくは亜鉛合金を含むボタン型アルカリ電池において、負極において発生する水素ガスを正極において吸収させ、電池内の圧力上昇を抑制する。
【解決手段】正極活物質として、二酸化マンガンもしくは二酸化マンガンを含む銀酸化物を用い、かつ概正極中に水素吸蔵合金を含有させる事を特徴とする。概水素吸蔵合金の平均粒径は10〜50ミクロン、含有量を0.5〜5質量パーセントとする。
【効果】水銀を使用する事無く、安価で耐漏液性に優れたボタン型アルカリ電池を提供できる。 (もっと読む)


【課題】 従来の凹状容器を用いた電気二重層キャパシタおよび二次電池は集電体が電解腐食していた。電解腐食の少ないアルミニウムなどで保護することを検討されてきたが、薄い保護膜ではピンホールができ、下地の集電体の電解腐食が起こっていた。保護膜を厚くできれば電解腐食の影響が少なくなると考えられるが、厚く成膜するためには長時間かかり、高価なものとなる課題を有していた。
【解決手段】 集電体上に電解腐食のない導電性接着剤からなる保護層を形成する。これにより緻密な厚い膜を安価で形成できるようになり、かつ信頼性の高い電気二重層キャパシタおよび二次電池を提供できるようになった。 (もっと読む)


【課題】 電気化学セルの容器内に収容した電解液が、レーザ溶接で生じる溶融池に混入し、封止部にピンホールをつくることを防いで封止を行う電気化学セル及びその製造方法の提供。
【解決手段】 レーザ301で枠部材2とカバー部材3の溶接を行う際に枠部材2もしくはカバー部材3を加熱して、封止部9を電解液6の沸点以上に、かつベース部材1と枠部材2の接合部9の耐熱温度及びベース部材1の耐熱温度以下に保つ。 (もっと読む)


【課題】
キャパシタにおいて内部抵抗にばらつきが生じるとの課題があった。本発明は、内部抵抗のばらつきが小さく、充放電特性に優れたキャパシタの提供を目的とする。
【解決手段】
本発明のキャパシタは、正極及び負極として作用する一対の電極と、常温溶融塩を含んだ電解液と、前記電極と前記電解液を収納する耐熱容器と、前記耐熱容器に溶接した蓋とからなる。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、電極に極性があり電気化学セルを逆方向に回路に実装すると電気化学セル内部で腐食を生じることと、電気化学セルと回路基板のハンダ付け強度が弱いことである。
【解決手段】
本発明の電気化学セルは、底面の同一対角線上の角部に形成された一対の正極端子と、前記正極端子と異なる対角線上の角部に形成された一対の負極端子とからなる。本発明を用いると、正極接続端子と負極接続端子が対称位置に配されているため電気化学セルが180度反対に回路基板に実装されても極性が一定となる。このため溶接部が常に負極側となり、電気化学セル内部で腐食が生じることがない。 (もっと読む)


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