説明

株式会社小島製作所により出願された特許

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【課題】回転力だけでなく曲げ力に対しても有効に対抗し得る無溶接方式の鋼管杭の連結構造を提供する。
【解決手段】複数の円弧状部材20を介して一対の鋼管杭10が連結されてなる鋼管杭の連結構造である。各鋼管杭10は、鋼管杭本体11と、鋼管杭本体11の先端部に取り付けられている端部部材12と、を備える。端部部材12の端部には、周方向に間隔をおいて複数の凸部を設け、凸部の間に複数の凹部を設ける。端部部材12を周方向に均等に分割した各部分に凹凸部を複数個ずつ配置する。二つの鋼管杭10の端部部材12の凹凸部同士を嵌合させ、両端部部材12の凹凸部全体を外側から覆うように円弧状部材20を取り付け、円弧状部材20の止め孔を介して雄ネジ部材30を両端部部材12の雌ネジ部に螺入して円弧状部材20を両端部部材12に締結することにより、両端部部材12を密着固定して鋼管杭10同士を連結する。 (もっと読む)


【課題】回転力だけでなく曲げ力に対しても有効に対抗し得る無溶接方式の鋼管杭の連結構造を提供する。
【解決手段】連結部材20を介して一対の鋼管杭10が連結されてなる鋼管杭の連結構造である。各鋼管杭10は、鋼管杭本体11と、鋼管杭本体11の先端部に取り付けられている端部部材12と、を備える。端部部材12の端部には、周方向に間隔をおいて複数の凸部を設け、凸部の間に複数の凹部を設ける。二つの鋼管杭10の端部部材12の凹凸部同士を嵌合させ、両端部部材12の凹凸部の外周面に密着するように連結部材20を取り付けるとともに両端部部材12の凸部の内周面に密着するように内側環状部材40を配置し、連結部材20の止め孔を介して雄ネジ部材30を両端部部材12の雌ネジ部に螺入して連結部材20を両端部部材12に締結することにより、両端部部材12を密着固定して鋼管杭10同士を連結する。 (もっと読む)


【課題】簡易かつ重量増大の問題が生じず経済的な構成を採用しつつ、接続された杭の品質を安定させることができる杭接続構造を提供する。
【解決手段】連結部材20を介して既製杭10A、10Bを接続した構造であって、既製杭10A、10Bの端部に端板12A、12Bを設け、端板12A、12Bの外周側面に直接複数のネジ孔13A、13Bを周方向に沿って各々設け、両端板12A、12Bの外周側面を覆う連結部材20を採用する。連結部材20は、両端板12A、12Bのネジ孔13A、13Bに対応する位置に止め孔を有する。両端板12A、12Bを密着させた状態で、両端板12A、12Bの外周側面を覆うように連結部材20を取り付け、連結部材20の止め孔を介してボルト30をネジ孔13A、13Bに螺入して連結部材20を両端板12A、12Bに締結することにより両端板12A、12Bを密着固定して、既製杭10A、10B同士を接続する。 (もっと読む)


【解決手段】互いに隣接する両分割杭の相対向端部に設けた接続部3と、両分割杭の接続部3の外周に取り付けた連結体10と、連結体10を両接続部3に締め付けて両接続部3を連結体10により互いに連結する締付手段Mとを備えている。締付手段Mは、両接続部3に配置した内側締付部材と、連結体10を内側締付部材との間で挟むように配置した外側締付部材とを互いに連結するものである。内側締付部材では、互いに面する両接続部3の外周に形成した環状の係止溝9に嵌め込んだ係止環13と、係止環13に設けた複数の雌ねじ15とを備え、外側締付部材では、係止環13の各雌ねじ15に螺合したボルト14を備えている。
【効果】一方の分割杭の接続部3と連結体10とを連結する締付手段Mと、他方の分割杭の接続部3と連結体10とを連結する締付手段Mとを互いに兼用しているため、部品点数が減るとともに、締付け作業が簡単になる。 (もっと読む)


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