説明

イフジ産業株式会社により出願された特許

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【課題】
茶わん蒸しは、卵を主原料とした卵加工食品であり、栄養学的にも優れ、日常の食生活でも親しみ深く、好まれている食品の一つである。また、茶わん蒸しは、外食産業においても卵豆腐に並んで最も人気の高い商品の一つに数えられている。一方、今日のダイエット志向もしくは高齢化社会における、低カロリー、低コレステロール食品の時代においては、コレステロールが多く含まれる卵黄の減量もしくは制限が求められている。しかしながら、茶わん蒸しにおいて卵黄及び卵白を含む全卵から卵白への置き換えのみでは、凝固力が非常に弱く固まらない。そこで本発明においては、卵、水及び調味液を主成分とする茶わん蒸しの素において、前記卵に卵白のみを用い、カロリーおよびコレステロールを大きく軽減させ、かつ、凝固力の高い茶わん蒸しの素及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
課題を解決するために種々検討した結果、本発明に到達した。すなわち、本発明は茶わん蒸しの素であって、(1)主成分である卵、水および調味料の内、卵が卵白であることを特徴とする。また、(2)(1)において、茶わん蒸しの素全体に対する卵白配合割合が30〜50質量%であることを特徴とし、(3)(1)又は(2)において、pH調整剤を加え、pHを8.4〜8.8に調整することを特徴とする。さらに、(4)茶わん蒸しの素の製造方法であって、主成分である卵が卵白であり、茶わん蒸しの素全体に対する卵白配合割合を30〜50質量%とし、pH調整剤を加えて、pHを8.4〜8.8に調整することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】
食中毒菌の危険性が無く、長期保管や流通が可能であり、また、加熱殺菌および/または冷凍の両処理を行った後にも製菓及び製パンへの利用が可能な瞬発力及び起泡性とも良いことを特長とする卵白組成物を提供する。
【解決手段】
卵白に対して、トレハロースを2〜35.0質量%及び大豆タンパク質分解物を0.1〜5.0質量%添加することにより得られる加熱殺菌および/または冷凍処理を施した卵白組成物(もっと読む)


【課題】
従来の燻製卵は、ゆでた卵を殻付きの状態のまま燻製して製造している。燻製前に茹でていること、また殻付きの状態で燻製を行っていることより、卵黄部分は通常のゆで卵と同様でボソボソとした飲み込み辛い食感である。また生卵黄は液状で単独では扱いづらい。食感を改善することおよび加工し易く改善することが課題である。
【解決手段】
冷凍することにより卵黄をゲル化させ、卵黄単独でも扱いやすいように粘度を持たせた。これにより、好みの形状に成形することが可能となり、また燻製の香りにより卵臭をなくし、卵が苦手な人も食すことが可能になった。 (もっと読む)


【課題】鶏卵卵殻の有効活用を図り、卵殻から生成されたことによる無害な有効物質を生成、すなわち卵殻膜から抗酸化物質、血圧低下物質、肌の美白物質、卵殻膜から食品、化粧品あるいは医薬品を生成する。
【解決手段】卵殻膜をタンパク質分解酵素の添加によって、加水分解処理を行うことによって生成した卵殻膜を原料とする卵殻膜加水分解物、および例えば、卵殻膜加水分解物を素材として含む抗酸化活性、血圧低下作用、あるいは美白作用を有する食品、化粧品あるいは医薬品を生成する。 (もっと読む)


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