説明

サン電子工業株式会社により出願された特許

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【課題】製造工数を低減するとともに、漏れ電流が小さく初期及び経年使用時のESRが低い長寿命の固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】弁作用金属から成る陽極体12と、陽極体12の表面に形成される誘電体皮膜層13と、誘電体皮膜層13上に形成される固体電解質層14と、固体電解質層14を被覆する導電性固体層16とを備えた固体電解コンデンサ1において、導電性固体層16が銀及びニッケルを含み、銀に対するニッケルの重量比を3%〜30%にした。 (もっと読む)


【課題】製造工数が小さく、ESRを低くできる電解コンデンサの製造方法を提供する。
【解決手段】誘電体被膜が形成された陽極箔11及び陽極箔11に対向する対向陰極箔12がセパレータ13を介して巻回されたコンデンサ素子10を導電性ポリマーが分散された分散液に浸漬し、陽極箔11及び対向陰極箔12の一方または両方に電圧を印加して導電性ポリマーを電気泳動により析出して導電性ポリマー層を形成する導電性ポリマー層形成工程を備えた。 (もっと読む)


【課題】耐振動性が優れ、コストを削減でき、かつ半田付け品質を向上できるチップ形のコンデンサを提供する。
【解決手段】陽極及び陰極のリード線11、12が導出されるコンデンサ本体10と、コンデンサ本体10に装着されるとともにリード線11、12の端子部11a、12aを一面の基板実装面20aに配して回路基板上に載置される実装部20とを備え、端子部11a、12aが回路基板に半田付けされるチップ形コンデンサ1において、実装部20が有機金属錯体化合物を含む樹脂により形成され、基板実装面20a上にレーザ照射して金属を露出させた領域にメッキを施して形成される補助端子部21を設けた。 (もっと読む)


【課題】漏れ電流を抑制するとともにコストを削減できる固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】弁作用金属を有する陽極体の表面に陰極層を形成するとともに前記陽極体の一端の端子導出面から導出される陽極ワイヤを有したコンデンサ素子と、前記陽極ワイヤに接合される陽極端子と、前記陰極層に接合される陰極端子と、前記コンデンサ素子の一部または全部を覆う樹脂から成る保護層と、前記保護層よりも硬質な樹脂により前記保護層及び前記陽極ワイヤを含む前記コンデンサ素子の周囲を被覆して外装を形成する外装体とを備え、前記保護層が前記外装体よりも大きい線膨張係数を有し、前記端子導出面とこれに対向する前記外装体の外面との間における前記外装体と前記保護層との重量和に対する前記外装体の重量比を50%以上にした。 (もっと読む)


【課題】歩留まりの高い固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】固体電解コンデンサ100は、第一陽極表面115には第一金属スペーサ14が接続されるとともに第二陽極表面215には第二金属スペーサ24が接続される。第一コンデンサ素子11の陽極体1には第一陽極引出部材13が植設されるとともに第二コンデンサ素子21の陽極体1には第二陽極引出部材23が植立され、第一陽極引出部材13は第一金属スペーサ14を介してリードフレーム陽極部15に接続されるとともに、第二陽極引出部材23は第二金属スペーサ24を介してリードフレーム陽極部15に接続される。 (もっと読む)


【課題】過電圧が印加されても短絡の発生を抑制できる安全性の高い電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極箔と陰極箔とを有する電極箔を備えたコンデンサ素子を作製し、前記コンデンサ素子に、導電性固体の粒子またはその凝集体が分散溶媒に分散された分散液を含浸させることにより、前記コンデンサ素子内に導電性固体の粒子またはその凝集体を有する導電性固体層を形成し、前記導電性固体層が形成されたコンデンサ素子に支持塩を含有しない溶媒を含浸させる電解コンデンサの製造方法。 (もっと読む)


【課題】半田耐熱性及び長寿命特性に優れた電解コンデンサを提供する。
【解決手段】 陽極箔と陰極箔とからなる一対の電極箔がセパレータを介して巻回されたコンデンサ素子を形成し、前記コンデンサ素子に、導電性固体の粒子またはその凝集体が溶媒に分散された分散液を含浸させることにより、前記電極箔上に導電性固体の粒子またはその凝集体を有する平面状の導電性固体層を形成し、前記導電性固体層が形成されたコンデンサ素子に電解液を含浸させる電解コンデンサの製造方法。 (もっと読む)


【課題】ESRが十分に低く、さらには高耐電圧で低漏れ電流の電解コンデンサ、およびそのような電解コンデンサを比較的簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】表面に複数の孔を有する陽極体と、該陽極体の表面に形成された誘電体皮膜と、該誘電体皮膜上に形成された陰極体とを有するコンデンサ素子を備え、該陰極体は、導電性固体層を含有し、該導電性固体層は、導電性固体の粒子と溶媒とを含む分散体を用いて形成される、導電性固体の粒子を含む層であり、該分散体に含有される導電性固体の粒子は、粒径分布測定において式(1)μ1>μ2を満足する第1の粒径分布ピークと第2の粒径分布ピークとを有する電解コンデンサ、およびその製造方法。μ1、μ2は、各粒径分布ピークの平均粒径である。 (もっと読む)


【課題】固体電解コンデンサを作製するときの歩留を安定して向上可能な固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】固体電解コンデンサは、陽極体1と、陽極リード部材とを備える。陽極体1は、内周領域115を端面11に有する。内周領域115は、端面11の長辺111,112および短辺113,114との間にエッジ寸法fに等しい距離を有する。エッジ寸法fは、固体電解コンデンサを作製するときの歩留を決定する歩留寸法である。陽極リード部材は、端面11の内周領域115内に植立される。 (もっと読む)


【課題】
固体電解コンデンサの陰極層を形成する工程において、重合時に使用する電解重合液は電気特性の問題から処理電気量があるレベルに達すると全液廃棄交換しており、材料コスト、工数、環境負荷、品質で重要な課題となっている。
【解決手段】
固体電解コンデンサの陰極層を形成する工程において、使用する電解重合液の使い込みにより変動したpH値を、重合液を通す物質で包んだイオン捕捉性物質またはイオン交換性物質を投入することで、略通電前の値に戻し、重合液の老化を防ぐ。 (もっと読む)


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