中日精工株式会社により出願された特許
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消臭剤の製造方法および消臭剤組成物
【課題】塩基性ガスに対する消臭性能に優れる消臭剤を安定して製造でき、またタール等の副生物の発生を抑制できるため副生物処理を簡素化できると共に、消臭剤を製造する際の省エネルギー性に優れる消臭剤の製造方法を提供すること。
【解決手段】温度が180〜230℃の飽和水蒸気を木質系材料に接触させて加熱処理材を得る蒸煮工程を備えているので、木質系材料に含まれるヘミセルロースやリグニン等が分解されてカルボキシル基等の酸性官能基が生成される。塩基性ガスは酸性官能基に化学吸着するため、塩基性ガスに対する消臭性能に優れる消臭剤を製造できる。また、飽和水蒸気の温度が低いため省エネルギー性に優れると共に、蟻酸、酢酸、ホルムアルデヒド等の有機化合物やタール等の副生物の発生を抑制できる。
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木質成形体の製造方法および木質成形体
【課題】本発明は、木質系材料の樹脂化に関するものであり、木質系材料の樹脂化の課題である匂いを減少させ、且つ吸水率を低減させたことを特徴とする木質成形体の製造方法およびその成形体に関するものである。
【解決手段】本発明は、木質の持っている接着性や熱流動性を発現させ、その木質系材料を成形する木質成形体の製造方法および木質成形体に関するものであり、木質系材料の含水率を調整した後、加熱水蒸気を木質組織に接触させる蒸煮処理を行うことにより、吸水率が低く蟻酸や酢酸からの匂いを極めて少なくすることができる。
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木粉樹脂成形体の射出成形装置
【課題】 木粉を樹脂に混練した木粉樹脂を成形材料として成形体を射出成形する木粉樹脂成形体の射出成形装置の可塑化装置では、木粉と樹脂との混練処理によって高圧ガスが発生するおそれがあるから十分な脱気を行う必要があるが、脱気の際に木粉を吸引することのない木粉樹脂成形体の射出成形装置を提供する。
【解決手段】 可塑化装置10のダイス12の下流側の吐出路12cに脱気用ベント14を連通させて、ダイス12内部のガスを吸引させる。ダイス12の上流側の入口路12aには圧力センサ13を取り付けて、ダイス12の内圧を計測する。圧力センサ13の計測値が設定値を超えると、前記脱気用ベント14に連通させた真空ポンプを作動させてガスの脱気を行う。
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リグノセルロース系材料成形体及びその成形方法
【課題】環境や人体への負担を抑制しつつ、耐吸水性、耐湿性を向上させることのできるリグノセルロース成形体及びその成形方法を提供すること。
【解決手段】水蒸気処理を施したリグノセルロース系材料にフラン樹脂を混合し、当該混合物を加熱加圧してリグノセルロース系材料成形体を成形する。
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リグノセルロース系樹脂組成物の筐体射出成形方法、及びリグノセルロース系樹脂組成物
【課題】筐体をリグノセルロース系樹脂組成物から射出成形により成形可能として、その製造能率の向上を図ることができるリグノセルロース系樹脂組成物の筐体射出成形方法及びリグノセルロース系樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】本願発明の筐体100の製造方法によれば、蒸気処理工程(S2)の後で、かつ、成形工程(S8)の前に、混練工程(S5)が実行され、その混練工程(S5)では、リグノセルロース系改質材が生成されたリグノセルロース系材料に、生分解性樹脂とリグノセルロース系改質材が生成されたリグノセルロース系材料との混練物の全重量に対して5重量%以上の割合で生分解性樹脂及び滑剤が混練される。これにより、リグノセルロース系改質材が生成されたリグノセルロース系材料の流動性を向上させて、筐体100を射出成形で製造できるので、筐体100を圧縮成形で製造する場合と比較して、製造能率の向上を図ることができる。
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成形体の製造方法
【課題】 木質系材料からなる成形体を製造するに際して、ニスなどの保護塗料を塗布することなく、簡単な工程で、成形体の表面に対して落ちにくい状態で装飾を施すことのできる技術を提供する。
【解決手段】 木質系材料を水蒸気に接触させた後に、その木質系材料を仮成形して仮成形体を作成し、得られた仮成形体を圧縮成形して本成形体を作成する工程を備える、成形体の製造方法であって、前記仮成形体を圧縮成形する前に、当該仮成形体の表面に対して、着色、文字、図柄、模様等からなる装飾を施すことを特徴とする、成形体の製造方法。
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木質系材料からなる成形体及びその製造方法
【課題】 木質系材料を水蒸気に接触させた後に、その木質系材料を加熱しながら加圧することで形成される成形体において、その成形体の難燃性を高めることを課題とする。
【解決手段】 木質系材料を水蒸気に接触させた後に、その木質系材料を加熱しながら加圧することで形成される成形体の製造方法であって、前記木質系材料を加熱しながら加圧する前に、前記木質系材料に対して難燃剤を添加することを特徴とする成形体の製造方法。難燃剤は、水溶性の難燃剤を使用するのが好ましい。また、難燃剤は、水に溶解させて水溶液とした後に添加するのが好ましい。難燃剤は、リン系難燃剤含む難燃剤を使用するのが好ましい。
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