説明

ユカインダストリーズ株式会社により出願された特許

1 - 4 / 4


【課題】セルロース繊維の屈折率データを用いてセルロース繊維の劣化度合の推定する際に、精度が高く、効率よく推定できる方法を提供することにある。
【解決手段】分散染色法によりセルロース繊維の屈折率データを求め、この屈折率データに基づいてセルロース繊維の劣化度を推定する方法であって、マハラノビス・タグチシステム法を用い、あらかじめ作成しておいた、劣化したセルロース繊維の劣化度合いと屈折率データのマハラノビス距離との関係を用い、マハラノビス距離を劣化度の程度を表わす指標とすることを特徴とするセルロース繊維の劣化程度を推定する方法である。 (もっと読む)


【課題】油入電気機器の内部異常の有無を正確に判断可能な診断方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る診断方法は、部分放電が検出されない複数のタイミングで絶縁油中の所定ガスの溶存量を測定することにより、溶存量が減少する速度定数を予め算出するステップと、部分放電を検出するステップと、部分放電が検出されたときに所定ガスの溶存量を測定するステップと、前回測定した所定ガスの溶存量と算出した所定ガスの溶存量が減少する速度定数とに基づき、前回測定してから所定ガスが新たに発生しなければ今回測定されるべき所定ガスの溶存量推定値を算出するステップと、今回測定した所定ガスの溶存量と算出した溶存量推定値とに基づき、前回測定してから今回測定するまでに新たに発生した所定ガスの発生量推定値を算出するステップと、算出した発生量推定値に基づき、油入電気機器の内部異常の有無を判断するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】油入電気機器の絶縁油中のBTEXの生成状態から該電気機器の異常を検出し、さらに異常の形態(例えば、放電によるものか、過熱によるものか)を推定できる手法を提供する。
【解決手段】油入電気機器から絶縁油をサンプルとして採取する。このサンプル中のBTEX(ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン)のそれぞれの含有量を計測し、ついでこの分布を求める。得られた個々の含有量とその分布と、異常形態が既知のサンプルのBTEXの含有量と分布とを比較、解析し、油入電気機器の異常の有無、異常の形態を予測する。絶縁油中のBTEXのそれぞれの生成量を、固相マイクロ抽出−ガスクロマトグラフィ−質量分析法で測定することが望ましい。 (もっと読む)


【課題】試料量として少量のセルロース繊維であっても十分な精度でその劣化度を判定できることができるセルロース繊維の劣化測定方法を提供する。
【解決手段】セルロース繊維の屈折率をベッケ線法または波長掃引型ベッケ線法で求め、この屈折率から直接劣化度合を判定するかまたは屈折率から平均重合度を求め、この平均重合度から劣化度合を判定する。また、分散染色法によってセルロース繊維の分散色を観測し、この分散色を数値化して解析し平均合致波長を算出して、この合致波長から劣化度合を求めるかあるいは平均合致波長から平均重合度を求め、これから劣化度合を判定する。 (もっと読む)


1 - 4 / 4