説明

尾州木材工業株式会社により出願された特許

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【課題】マツ科の木材等を原材料として、黒檀、紫檀等の天然大径木の希少材の板材とできるだけ良く似た自然風合いの稠密板材を得る。その際、着色剤と熱硬化性の樹脂の含浸における温度の上限及び最後の圧縮処理における圧力の下限を従来技術より拡張する。
【解決手段】人工林にて循環再生が可能な木材等を製材して木材ブロックとし、着色剤と熱硬化性の樹脂を、0℃〜90℃で含浸させ、製材あるいはスライサー加工して板材とし、乾燥後、圧力0.5〜15N/mm、温度100〜170℃で熱密圧し、自然風合いの稠密板材を得る。 (もっと読む)


【課題】木材の着色において、自然風合いの木材とは外観的に逆の色目であるといういう印象を与える色目の木材、つまり、冬目すなわち秋材すなわち晩材が淡く、夏目すなわち春材すなわち早材が濃く着色された木材を得る方法を開発する。
【解決手段】木材にあらかじめ大気圧以下の減圧を施し、減圧下にて着色剤を含浸させ、次に、大気圧以上に加圧することにより、木材に着色剤を含浸させて着色した木材おいて、減圧時間を加圧時間より長くすることにより自然風合いの木材とは逆の外観の木目を有する木材、すなわち、冬目が淡く、夏目が濃く着色された木材を得る。 (もっと読む)


【課題】人工林にて短周期で循環可能な木材を原材料として、黒檀、紫檀等の天然大径木の希少材の板材とできるだけ良く似た自然風合いの稠密板材を得る。その際、色目、冬目が濃く夏目が淡く着色されている点、年輪幅、気乾比重等においても、上記希少材にできるだけ近づける。
【解決手段】人工林にて循環再生が可能な木材を製材して木材ブロックとし、着色剤と熱硬化性の樹脂を、圧力釜にて樹脂が硬化しない温度で含浸させ、製材あるいはスライサー加工して集成板材とし、圧力10〜150kg/cm、温度100〜150℃で熱密圧し、自然風合いの稠密板材を得る。 (もっと読む)


【課題】厚さに関係なく成果品としての突き板にひび割れを生ぜず、しかも元の木材ブロックの有している年輪の自然性や色彩の自然性を完全に保持し得る木口面が表面に表れた突き板の製造方法、及び該製造方法により製造される突き板を開発する。
【課題手段】木口面を上にした木材ブロックの周囲に柾目面あるいは板目面を上にした木材ブロックを隙間なく接着し、全体を周囲から圧締して一体化し、さらに水平方向にスライスして木口面が表面に表れた突き板を得る、木口面が表面に表れた突き板の製造方法及び該製造方法により製造された突き板を提供する。 (もっと読む)


【課題】桐、ポプラ、ラジアタパイン、ホワイトウッド、ゴム等の人工林にて短いサイクルでの循環生産が可能な木材から、黒檀、紫檀、花梨、チーク、メープル、タモ、ナラ等の天然大径木から得られた板材の木目の色合や風合を有する自然風合の集成板材を得る方法を開発する。
【解決手段】人工林にて循環生産が可能な木材の小ブロックを着色剤の溶液に浸漬し、冬目が完全に着色され、夏目が着色途中の段階で取り出し、柾目を揃えて接着して集成板材となし、冬目が濃く、夏目が淡く着色された自然な外観を有する自然風合の集成板材を得る自然風合の集成板材の製造方法及び自然風合の集成板材を提供する。 (もっと読む)


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