説明

アカデミア シニカにより出願された特許

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Gb5ならびにGlobo H、Bb2、Bb3、および/またはBb4を含むグリカンアレイを用いる癌の診断方法。
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アルミニウム・コート・ガラススライドによって、新規なグリカン・アレイ・プラットフォームが提供される。詳細には、アルミニウム・コート・ガラススライドは、蛍光ベースのアッセイ方法の感受性を向上させる。さらに、アルミニウム・コート・ガラススライドによって、炭水化物の質量分光分析が可能となり、セルラーゼの活性を検査するためのプラットフォームが提供される。ACGスライドの独自の特性は:1)修飾オリゴ糖などの有機化合物をグラフト化するために、表面上の金属酸化物層を活性化できること;2)表面が導電性のままであり、グラフトされたオリゴ糖を質量分析法および炭水化物結合アッセイによって同時に特徴づけできること;ならびに3)結合分析において、スライドは透明ガラススライドよりも感受性であること;を含む。
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免疫原性組成物、がんワクチン、およびがんを治療する方法を提供する。(a)パラ−ニトロフェニルなどのリンカーによってキャリアタンパク質と共役した、Globo Hまたはその免疫原性フラグメントなどの糖鎖、および(b)α−ガラクトシルセラミド誘導体などの、樹上細胞上のCD1dと結合できる糖脂質を含むアジュバント、を含み、前記免疫原性組成物は、IgMアイソタイプ抗体と比較して、IgGアイソタイプ抗体を相対的に高いレベルで誘導する免疫応答を誘導する、組成物を提供する。キャリアタンパク質であるジフテリア毒素交差反応物質197(DT−CRM197)、およびアジュバントであるC34を含む組成物を提供する。本明細書中に開示された免疫原性組成物によって産生された抗体は、さらにGlobo H、胚発生段階特異抗原−3(SSEA−3)、および胚発生段階特異抗原−4(SSEA−4)の少なくとも1つを中和する。DT−CRM197と共役する、Globo H、SSEA−3、およびSSEA−4を含有する免疫原性組成物を含む、乳癌幹細胞に対する治療剤。
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Globo Hまたはそのフラグメントを標的とする免疫反応を引き起こすためのGlobo Hまたはそのフラグメント(例えば、SSEA3)およびアジュバント(例えば、α−GalCer)を含む免疫組成物、それらの癌に対する治療。FUT1およびFUT2のいずれか、またはGlobo Hの生合成を包含する両方の活性を阻害することにより癌を治療する方法を開示する。
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少なくとも酢酸およびRFポリサッカリドがC.elegansまたはヒトにおける寿命の延長に有効である、C.elegansにおいてDAF−16の発現をもたらす酢酸の組成物ならびに酢酸およびRFの組成物。少なくとも酢酸およびRFポリサッカリドを含む組成物を投与する工程、細胞表面上の少なくとも1つの受容体に組成物を提供する工程、DAF−16発現を増加させる工程を含む、DAF−16発現を調節する方法。C.elegansの寿命およびその基礎となる機構に影響を及ぼすかどうかを決定するための試験を行うために、生体生物モデルとしてC.elegansを使用した、いくつかの抗酸化ビタミン、伝統的な漢方薬、および酢を含む一連の化合物または化合物の構成部分をスクリーニングする方法。
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エリスロポエチン(EPO)および顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)を共に用いて脳血管疾患を治療する方法であって、最初に、治療を必要とする対象を同定し、次に、有効な合計量のEPOおよびG−CSFを対象に投与することからなる方法。また、G−CSFを用いて対象でのEPOの発現を増大させる方法も開示される。 (もっと読む)


デングウイルスや日本脳炎ウイルスなどのフラビウイルスに感染したとき血漿タンパクの漏出及びその他悪影響を誘発する細胞受容体が同定される。ここで開示する融合タンパク質を使用して、フラビウイルスなどの病原体がグリカン結合を介して結合する受容体が決定される。受容体が決定されたら、特定の受容体に結合することの作用が解明可能となり、特定の症状を引き起こす受容体の標的化は、受容体への病原体の結合を阻害する物質によって標的化することができる。これに基づき、デングウイルスと日本脳炎ウイルスの場合、病原体がDLVR/CLECA受容体に結合すると、TNF−αが放出される。DLVR/CLECA受容体をモノクロナール抗体で阻害することによって、ウイルスの排除を担うサイトカインの分泌に影響を与えることなくTNF−αの分泌を減少し、感染マウスの生存率をゼロから約50%に高めることができる。 (もっと読む)


球状タンパク質構造を繊維状タンパク質構造に変える方法。上記方法は、球状タンパク質を供給する工程と、上記球状タンパク質を含む溶液を調製する工程と、上記球状タンパク質を含む上記溶液に界面活性剤を加える工程と、上記溶液を少なくとも70 kDaの孔径を有する分子サイジングカラムに注ぐ工程と、界面活性剤を含む溶液で溶出させる工程とを含む。アンフォールディングしたタンパク質構造を繊維状タンパク質構造に変える方法。上記方法は、球状タンパク質を供給する工程と、上記球状タンパク質を含む溶液を調製する工程と、球状タンパク質をアンフォールディングさせる目的で尿素を上記溶液に加える工程と、上記溶液を分子サイジングカラムに注ぐ工程と、界面活性剤を含む溶液で溶出させる工程とを含む。癌治療の方法であって、タンパク質を供給する工程と、上記タンパク質を繊維構造に変える工程と、治療上有効な量の繊維構造タンパク質を必要とする患者に投与する工程とを含む。ワクチンアジュバント又は抗原アジュバントを製造する方法であって、タンパク質を供給する工程と、上記タンパク質を繊維構造に変える工程とを含む。 (もっと読む)


電荷監視質量分析のための新規なシステムおよび方法が提供される。当該質量分析計は、約数ダルトンから約1015ダルトン超過までの範囲内の質量を有する、1種以上の検体の質量を測定するために用いることができる。本発明は、迅速な質量分布測定のために用いることができる。例えば、当該システムおよび方法は、癌細胞および通常細胞の質量分布が異なる場合、癌細胞を通常細胞と区別するために用いることができる。例えば、本発明により、質量分析を行うように構成される装置であって、a)検体用の気化器と、b)電荷増強器と、c)少なくとも1つの質量分析器と、d)少なくとも1つの電荷検出器と、を含む装置が提供される。 (もっと読む)


肝細胞癌(HCC)は世界中で癌死の第4番目の主要な原因である。分子腫瘍学についての増加した知識に由来する新しい治療戦略が、この病気を治療するために絶えず開発されている。ここでは、我々は、HCC細胞と特異的に結合する(SP94)を含む新しいペプチドを特定するために、ファージディスプレイを使用した。インビトロでファージクローンPC94は、HCC細胞株と結合する。インビボで、PC94は、ヒトHCC異種移植片を担持するSCIDマウスで、特異的に腫瘍組織に帰巣したが、正常な内臓器官には帰巣しなかった。帰巣能力は、合成ペプチド、SP94によって競合的に阻害されることができた。PC94は、腫瘍組織に局在したが、SP94競合腫瘍組織または正常な器官では検出できなかった。さらにPC94は、HCC患者からの外科的標本において61.3%(19/31)の陽性率で腫瘍組織を認識したが、非腫瘍組織は認識しなかった。 (もっと読む)


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