説明

日本ポリプロ株式会社により出願された特許

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【課題】良好な高周波ウェルダー性を有すると共に、透明性や柔軟性及び耐熱性等に優れて経済的にも安価で、軟質塩化ビニル樹脂の代替をなしえる樹脂材料を実用化する。
【解決手段】プロピレン−エチレンランダムブロック共重合体成分(A)35〜90wt%及び極性基含有エチレン系重合体成分(B)65〜10wt%を含有し、成分(A)が結晶性の異なる成分(A1)と成分(A2)を逐次重合してなるブロック共重合体であり、以下の条件を満たし、成分(B)が以下の条件を満たすものである、極性基含有成分を有すポリオレフィン系樹脂組成物。
(A)TREF溶出曲線において、高温側に観測されるピークが65℃〜90℃の範囲にあり、低温側に観測されるピークが50℃以下にある
(A)固体粘弾性測定によるtanδ曲線が0℃以下に単一のピークを有する
(B)屈折率が成分(A)の屈折率に対し、±0.007の範囲にある (もっと読む)


【課題】剛性、特に剛性と耐熱性に優れた高剛性ポリプロピレン系組成物及びその製造法の提供。
【解決手段】Mw(a)が1,000〜60,000、分子量分布のMw(a)/Mn(a)が1.5〜4.0、DSCによって得られる融点Tm(a)が155×(Mw(a)−582)/(Mw(a)−99)以上、プロピレン連鎖部のmmが98.0%よりも大であるプロピレン重合体(a)10〜50重量%、及びMw(b)が60,000〜1,000,000、DSCによって得られるTm(b)が120〜170℃であるプロピレン単独重合体またはプロピレン・α−オレフィン共重合体(b)90〜50重量%を含有することを特徴とする高剛性ポリプロピレン系組成物及びその製造法。 (もっと読む)


【課題】柔軟性、耐熱性、および優れた発泡性、リサイクル性を有する非架橋のポリプロピレン系樹脂による低密度発泡体であって、配管や電線などの被覆に優れたポリプロピレン系被覆用発泡体の提供。
【解決手段】無架橋のポリプロピレン系樹脂、好ましくはプロピレン重合単位を50重量%以上含有するプロピレン−オレフィン共重合体からなり、MFRが0.1〜20g/10分、溶融張力が1.0〜50cN、伸長流動下においてひずみ硬化性を有するポリプロピレン系樹脂を基材とする被覆用発泡体であって、その発泡成形体の密度が0.02〜0.2g/cm、平均気泡径が0.05〜1.5mmであり、測定前の厚みの25%に相当する厚みの深さまで圧縮した時の圧縮硬さが5N/cm未満であることを特徴とするポリプロピレン系樹脂被覆用発泡体。 (もっと読む)


【課題】透明性を悪化させることなく、耐衝撃性、耐寒性、延伸性が改良されたポリプロピレン系樹脂組成物ならびにそれを用いた延伸性フイルムもしくは延伸性シートの提供。
【解決手段】MFRが0.01〜500g/10分、DSCによって得られる融点が110〜170℃のである高立体規則性プロピレン単独重合体および/またはプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(a):50〜99重量%、およびMFRが0.01〜1000g/10分、DSCにおい、温度20〜200℃の間に吸熱ピークが観測されず、固体粘弾性測定によって得られるガラス転移温度が−10℃以下であるプロピレン系重合体(b):1〜50重量%からなり、固体粘弾性測定において0℃以下に単独のガラス転移温度を有し、組成物の引張試験において引張破断点歪みL[%]が300以上であることを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】高発泡領域でも円筒形状を維持すると共に、剛性を有し、リサイクル性に適した表面外観に優れたポリプロピレン系樹脂筒状発泡体の提供。
【解決手段】無架橋のポリプロピレン系樹脂、好ましくはプロピレン単独重合体またはプロピレン重合単位を50重量%以上含有するプロピレン−オレフィン共重合体からなり、MFRが0.1〜20g/10分、溶融張力が1.0〜50cN、伸長流動下においてひずみ硬化性を有し、結晶化温度+15℃における半結晶化時間が800秒未満のポリプロピレン系樹脂を基材とする連続押出筒状発泡体であって、その発泡成形体の密度が0.045g/cm以上0.45g/cm以下であり、圧縮硬さが10N/cm以上であることを特徴とするポリプロピレン系樹脂押出筒状発泡体。 (もっと読む)


【課題】不織布生産時の低温加工性に優れ、かつ最終製品加工における超音波融着特性に優れたポリプロピレン系不織布成型体の提供。
【解決手段】メタロセン触媒によって重合され、MFRが10〜100g/10分、Q値が2〜4、Tmが110〜140℃、o−ジクロロベンゼン可溶分量が10重量%となるときの温度(T10)が50℃以上、α−オレフィン含有量(α)が1〜18モル%、引張弾性率(YM)とα−オレフィン含有量(α)とが式(a)を満たす、プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体を少なくとも1成分とする繊維からなる不織布と被着体とを超音波融着してなるポリプロピレン系不織布成型体。
YM≦−52.3×α+1100 …式(a) (もっと読む)


【課題】透明性、ブロッキング性に優れ、空冷インフレーション法によっても良好な透明性が得られるポリプロピレン系積層フィルムの提供。
【解決手段】中間層は結晶性ポリプロピレンとプロピレン・α−オレフィン共重合体からなり、プロピレン・α−オレフィン共重合体の極限粘度〔η〕RCが1.7〜6.5dl/g、結晶性ポリプロピレンとプロピレン・α−オレフィン共重合体との極限粘度比(〔η〕RC/〔η〕PP)が0.6〜1.2であり、且つ、(〔η〕RC/〔η〕PP)×(WPP/WRC)が0.2〜4.5の範囲にあるポリプロピレン系組成物からなり、表面層の少なくとも一層はメタロセン触媒を用いて重合されたMFRが1〜30g/10分、融解ピーク温度が120〜165℃、40℃のオルソジクロルベンゼン可溶分量が2.0重量%以下の結晶性プロピレン重合体からなることを特徴とするポリプロピレン系積層フィルム。 (もっと読む)


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