説明

株式会社トーヨーアサノにより出願された特許

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【課題】シールドセグメント等の抗土水圧構造物の裏込め材注入孔に設けられる、逆止弁を用いた止水構造において、逆止弁の止水性の向上、着脱の容易化、安全性の向上を図れ、裏込め材の再注入作業の安全性の向上・作業性の向上を図れる止水構造・裏込め材再注入方法を提供する。
【解決手段】注入管2の内部の裏込め材充填側(地山側)に、通常時は閉じ、裏込め材の注入圧により開く第1逆止弁(簡易逆止弁20)が設けられ、裏込め材注入孔の内部の裏込め材注入側(セグメントリング内部空間側)に、通常時は閉じ、裏込め材の注入圧により開く第2逆止弁(高止水逆止弁10)を着脱可能に設け、セグメントの裏込め材注入孔を逆止弁により二重に止水するものであり、止水性及び安全性の向上を図り、かつ、裏込め材の再注入作業の安全性の向上及び作業性の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】簡易かつ重量増大の問題が生じず経済的な構成を採用しつつ、接続された杭の品質を安定させることができる杭接続構造を提供する。
【解決手段】連結部材20を介して既製杭10A、10Bを接続した構造であって、既製杭10A、10Bの端部に端板12A、12Bを設け、端板12A、12Bの外周側面に直接複数のネジ孔13A、13Bを周方向に沿って各々設け、両端板12A、12Bの外周側面を覆う連結部材20を採用する。連結部材20は、両端板12A、12Bのネジ孔13A、13Bに対応する位置に止め孔を有する。両端板12A、12Bを密着させた状態で、両端板12A、12Bの外周側面を覆うように連結部材20を取り付け、連結部材20の止め孔を介してボルト30をネジ孔13A、13Bに螺入して連結部材20を両端板12A、12Bに締結することにより両端板12A、12Bを密着固定して、既製杭10A、10B同士を接続する。 (もっと読む)


【課題】杭頭部をコンクリート造の基礎中に挿入させた状態で両者を剛に接合した杭頭部と基礎の接合部において、杭頭部の周囲に配筋される補強筋(アンカー筋)が負担すべき引張力を軽減しながら、杭天端から基礎との間で圧縮力を負担するコンクリートとその周囲のコンクリートとの一体性を確保する。
【解決手段】杭頭部2の外周に杭本体20の断面からその杭本体20の外周側へ、基礎1のコンクリート11、12との間で支圧力を伝達し得る端部材3を突出させ、基礎1中の、杭頭部2の外周面から距離を置いた位置に、杭頭部2からの支圧力を周囲のコンクリート11、12に伝達する補強筋4を杭頭部2の周方向に配列させる。
補強筋4に少なくとも下端部にU字形の形状をした部分を与え、立面上、全体としても補強筋4を少なくともU字形の形状に形成する。 (もっと読む)


【課題】内径が小さく長尺な既製中空管の奥部でも、簡便かつ精度良く内壁側からの非破壊測定を行える非破壊測定用治具、該治具を用いたコンクリート被り厚測定装置、該測定装置によるSC杭におけるコンクリート被り厚測定方法を提供する。
【解決手段】SC杭100の中空部104内には、被り厚Xを測定すべくコンクリート被り厚測定装置IIが設置されている。コンクリート被り厚測定装置IIは、非破壊測定用治具と鉄筋探査機からなる。中空部104の断面中心付近には、回転ロッド200が配され、この回転ロッド200の先端部(SC杭の奥部)には測定部が接続され、その近傍にセンターライザー部が接続され、SC杭100の端面開口部には操作部が接続され、これらで前記非破壊測定用治具を構成している。 (もっと読む)


【課題】杭頭部のアンカー鉄筋による配筋構造が強固であり構造物等の基礎工事がし易いSC杭及び該SC杭を簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】杭頭部の杭体内にフーチングに接合されるアンカー鉄筋が配設されてなるSC杭を製造するに際し、アンカー鉄筋4が杭頭部の端部で端板3により支持され環状ガイドプレート7と外リング(補強リング)6により固定されており、前記環状ガイドプレート7と前記外リング6とは前記アンカー鉄筋4に対し無溶接で設けられてなるアンカー鉄筋組立体10を予め組立てておき、これを外殻鋼管2内に挿入して配筋構造体1を得る。 (もっと読む)


【課題】杭施工における拡大根固め球根に根固め液を充填しつつある、もしくは、充填し終わった直後の未硬化状態の土中試料を、地盤中の採取したい位置においてピンポイントで採取し、採取した土中試料を他の充填物と混ぜることなく回収するための土中試料の採取装置を提供する。
【解決手段】アースオーガの下端に接続する拡大ヘッドおいて、外管11とその内側に収納され弁付き窓孔15のある内管12とからなる二重管構造の採取装置10を拡径翼もしくは本体部分に取り付ける。内管12の先端部は拡径翼のロッド部分に取り付けられ、拡径翼を拡径させることで連動して内管12が外管11から突出して窓孔15が露出する。拡大ヘッドを所定方向に回転させることで採取試料の圧力で窓孔の弁16が押されて内管12内に試料が取り込まれる。拡径翼を縮径させることで内管12は外管11内に収納され、密閉状態で採取試料を回収する。 (もっと読む)


【課題】プレボーリング工法で既製杭を埋設する際に杭頭レベルから地表面の間の杭孔内に形成されるヤットコ柱を容易に低強度化できる方法と装置を提供する。
【解決手段】回転キャップ11を既製杭26の上端部に取り付け、未硬化の硬化性充填物24が充填されている杭孔17内の所定の深さまで立て込んで行く。既製杭26を所定の深さまで立て込んだら、オーガーを逆回転させ、回転キャップ11を既製杭26から取り外し、1m程度引き上げる。ヤットコ19下端のロット1に設けた吐出口5より希釈溶液としてのベントナイト液を吐出し、攪拌翼15で杭孔17内上部の未硬化の硬化性充填物24と混合しながら、ヤットコ19を引き上げて行く。吐出を開始した深さより上部に充填されている硬化性充填物24とベントナイト液を攪拌混合することで、硬化物であるヤットコ柱23を低強度化させる。ヤットコ柱23の低強度化により根切り作業が容易となる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、杭基礎の改良体に関し、従来の杭基礎の改良体のコスト低減と工期の短縮を図り、更に、改良体の設置自由度を増すようにすることが課題であって、それを解決することである。
【解決手段】 軟弱な表層地盤5の下方における支持層に先端部が支持された支持杭が配設され、前記表層地盤における前記支持杭の通り芯に沿って形成される改良体3において、前記改良体3は、支持杭毎に個別に設けられ、支持杭2の頭部から所要深さで水平方向に十字状に張り出して隣接の改良体3と非連続的に形成されている杭基礎の改良体3とするものである。 (もっと読む)


【課題】土中試料を地盤内の原位置で、ピンポイントに採取でき、拡大根固め球根で土中試料を採取する場合、側壁付近や横方向の原位置での採取も可能とする土中試料の採取装置、該採取装置を設けたヘッド、および該ヘッドを用いた土中試料の採取方法を提供する。
【解決手段】採取装置1を、油圧シリンダ機構により径方向外側に伸縮可能な拡径翼15に対し、着脱可能に取り付けられるようにする。採取装置1は、外管2とその内側に収納される窓孔4付きの内管3からなる。外管2を拡径翼15の油圧シリンダのシリンダ15a部分の側面に取り付ける。内管3はその先端部を拡径翼15のロッド15b部分に取り付ける。拡径翼15を拡径させることで、内管3が外管2から突出し、原位置での土中試料を窓孔4から内管3内に取り込む。拡径翼15を縮径させることで、内管3を外管2内に収納し、内管3内の土中試料を回収する。 (もっと読む)


【課題】シールドセグメント等の抗土水圧構造物の裏込め材注入孔に装着される止水栓において、高い止水性を確保することができると共に、注入孔への取り付けも容易に行うことのできる高止水栓を提供する。
【解決手段】高止水栓10を裏込め材注入孔2内に挿入される止水栓本体11と止水栓本体11と裏込め材注入孔2の内面との間に配置されるリング状の止水ゴム12とから構成し、止水ゴム12の外周面に裏込め材注入孔2の雌ねじ4に嵌合する雄ねじ13を形成し、かつ、内周面には止水栓本体11に向かって広がるテーパー面14を形成し、止水栓本体11の外周面には止水ゴム12に向かって狭まるテーパー面15を形成し、止水ゴムテーパー面14の内部に止水栓本体テーパー面15を押し込むことで止水ゴム12が拡径して止水ゴム12の雄ねじ13を裏込め材注入孔2の雌ねじ4に隙間なく密着させる。 (もっと読む)


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