説明

株式会社北海道エコシスにより出願された特許

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【課題】一度利用された紙類いわゆる古紙を再資源化し、工場や厨房の不要な油や、海上の油漏れ事故などにおける油を吸着・回収する目的の、撥水性能を有する油吸着材を提供する。
【解決の手段】原料となる古紙を剪断破砕機で一次破砕後、該古紙に常温では固形状の廃脂肪類を適量加えて混合し、自由粉砕機で破砕して繊維状の油吸着材とした。特に古紙が廃カーボン紙であり廃脂肪類がパーム油残渣、廃バター、廃ラードである場合に、該廃脂肪類の適正な量の添加により撥水性を有する油吸着材が得られる。
【効果】
古紙、特に廃カーボン紙を原料として、吸水量が1.5g/g以下の撥水性を有する繊維状の油吸着材が得られ、この繊維状吸着材を用いて撥水性を有する袋状吸着材あるいはマット状吸着材が成形できる。 (もっと読む)


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